CISCO 無線LAN （AIR-RM20A-J-K9）

　
　このCisco Aironet® 1200 シリーズ は、AP本体でIEEE 802.11 a/b/g の3種類の通信方式に準拠できるようにモジュール化されています。また、その無線通信においてもエンタープライズ企業をターゲットにした製品ですので、パフォーマンス、セキュリティ、管理性、柔軟性のすべてを高度に実現する、無線LAN (WLAN) の標準と言える製品ではないでしょうか。
　
　
　この製品を、先日偶然入手できましたので、徐々にレビューして、今後導入を検討されている方の参考となればと思います。
　
　
　まずは簡単な製品の概要です。
　
　手元にあり製品は、5 GHz を利用する IEEE 802.11a（AIR-RM20A-J-K9）となりますが、Cisco Aironet 1200 はモジュラ設計を採用しているので、追加モジュールとして2.4 GHz 帯の802.11b、および 802.11g（54 Mbps ）を搭載する事も可能で、この場合も802.11b、および 802.11g の各標準に完全に準拠しています。
　

　
　
　この一台に複数の通信モジュールを実装した場合でも、パフォーマンスを最大に活用でき、802.11a のみ、802.11g のみ、802.11b/g または 802.11a/b/g のいずれのカバレッジが設定された場合でも、Cisco Aironet 1200 では最大の柔軟性と投資保護を提供でき、最適な無線ネットワークを展開することができます。
　
　

　
　また、CISCO無線LANのもっとも有名なポイントは、PoE(Power overEthernet)と言われるLANケーブルからの電源供給可能なもので、最近アップルコンピュータから発売された、AirMac Extremeの新製品「AirMac Extremeベースステーション(PoEモデル)」(型番 : M9397J/A)やBuffaloからも、PoEに対応した製品が市販されていますが、APを高所に設置する場合など、本体の近くに電源を用意する必要がなく、柔軟な設置と運用が可能です。
　
　
　この点は、家庭においても同じ状況ですので、非常にありがたい。
　
　次回、本体のコンフュギュレーションなど設定を追記していきます。
　
　
■ NTT-X StoreでCISCO製品が個人でも購入可能です！