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July 22, 2004 space
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500万画素「LUMIX DMC-FZ20」 8月27日 発売

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松下、光学手ブレ補正12倍ズームの500万画素機「LUMIX DMC-FZ20」8月27日 発売

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 松下電器産業株式会社は、光学手ブレ補正機構付き光学12倍ズームレンズを搭載した500万画素デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ20」を8月27日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は73,000円前後の見込み。

1.光学12倍ズームレンズ・500万画素CCD搭載
 ・ED(特殊低分散)レンズ採用、非球面レンズ3枚使用、8群13枚構成の開放絞り値全域F2.8
 ・ライカDC バリオ・エルマリートレンズ搭載
 ・500万画素CCDの搭載により、さらなる高画質を実現
2. 新光学式手ブレ補正ジャイロ搭載で、補正性能・補正帯域を向上
3.新開発画像処理LSI「ヴィーナスエンジンII」により画質と操作時のレスポンスを更に向上

 2003年10月に発売された「LUMIX DMC-FZ10」の後継機。同時に発表されたDMC-FZ3が女性を含むファミリー層向けであるのに対し、FZ20は作品作りも可能なやや上級向けの機種と位置づけられる。

 FZ10からの変更点としては、画像処理エンジンが「ヴィーナスエンジンII」に進化し、色再現性の向上、暗部ノイズの低減、動作速度の向上などが図られた。さらに別回路だった手ブレ補正制御回路をヴィーナスエンジンIIに統合することで高速化し、周辺光量補正機能、倍率色収差補正機能、美肌処理機能などを組み込んだ。

 このほか、撮像素子の有効画素数が400万画素から500万画素に、35mm判換算の焦点距離が35〜420mmから36〜432mmに、ストロボ到達距離が4mから7mに、それぞれ変更された。また、絞り優先/シャッタースピード優先AEとマニュアル露出の切り替えをメニュー内で行なっていたのに対し、FZ20ではモードダイヤルのみで切り替えられるようになった。さらに、新たにシャッターリモコンに対応し、ディスプレイの情報表示を改め、AF補助光が新設された。

 外観は前機種のコンセプトを継承するが、全体に丸みがつけられたほか、グリップがやや大きくなり、よりホールドしやすい形状に改められた。また、レンズフードが花形に変更された。

 撮像素子は1/2.5インチの有効500万画素原色フィルタ付きCCD。記録解像度は2,560×1,920/2,048×1,536/1,920×1,080/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はTIFF/JPEG。記録媒体いっぱいまでの連写や、302×240ピクセルで30fpsまたは10fpsの音声付Motion JPEG動画撮影も可能。

 レンズはEDレンズ1枚、非球面レンズ3枚/3面を含む8群13枚で構成される、LEICA DC VARIO-ELMARIT。開放F値はズーム全域でF2.8。最短撮影距離は広角端で30cm、望遠端で2m。ただし、マクロ/絞り優先AE/シャッタースピード優先AE/マニュアル露出の各モードでは、広角端が5cmとなる。

 0.33型/11.4万画素のEVFと、2型/13万画素の低温ポリシリコンTFT液晶モニタを備える。光学ファインダーは搭載しない。

 記録媒体はSDメモリーカード/MMC。PCとの接続はUSB 2.0。PictBridgeにも対応する。
 電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は240枚。
 本体サイズは127.6×106.2×87.2mm(幅×奥行き×高さ)
記録媒体と充電池を含まない重量は520g。本体色はブラックとシルバーが用意される。


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銀塩カメラに代わる次世代の写真撮影機として、デジタル臭さの無い自然な描写力と、豊かな表現力、写真画質の提供をテーマに、当社は高画質でクリエイティブな写真撮影を実現するデジタルカメラの開発を進めてきました。本製品は昨年発売してご好評をいただいております露出機能・マニュアルフォーカス機能搭載のDMC-FZ10に、お客様から強い要望のあった高画素化を行うと同時にマニュアル機能を充実させ、手ブレ補正機能強化と新開発画像処理LSI「ヴィーナスエンジンII」を搭載することにより、高倍率デジタルカメラの撮影表現力を高めることができました。

【特  長』
1.光学12倍ズームレンズ・500万画素CCD搭載
本製品に搭載のDC VARIO-ELMARIT(バリオ・エルマリート)レンズは、ライカカメラ社と当社の光学技術における協業の成果として開発された第2世代ライカDCレンズで、歪曲・解像度・ゴースト/フレアの各要素において優れたレンズ性能を確保しています。

また、本製品は36mm〜432mm(35mm換算)光学12倍ズームレンズを搭載。光のスペクトルを分散させにくくし、望遠側での色収差(にじみ)を極力低減させるためにED(特殊低分散)レンズを1枚採用しています。
更に当社開発の非球面レンズを3枚3面使用した8群13枚のレンズ構成により、光学12倍ズームレンズでありながら、開放F値は全域F2.8と望遠側から広角側までF値が変化しない明るいレンズを実現しています。これにより絞りに制限されず、より自由度の高い撮影を楽しむ事ができます。

2. 新光学式手ブレ補正ジャイロ搭載で、補正性能・補正帯域を向上
一般的に望遠ズームレンズで6倍を超えた場合、手ブレした写真になりやすく、高倍率ズーム機では光学式手ブレ補正機能が欲しいという認識がユーザー間に広がっています。特に趣味の撮影では近寄ることができない場所からの撮影など、ズームを駆使する状況が多々あります。本製品は、光学式手ブレ補正機能を搭載し、12倍ズームの望遠側でも手ブレを抑えた撮影が可能です。

本製品では新たに手ブレ補正制御システムを新画像処理LSI「ヴィーナスエンジンII」に組み込むことで、手ブレ検出ジャイロ及び手ブレ制御系のサンプリング周波数を従来の480回/秒から4000回/秒と処理速度の高速化を実現し、制御の時間遅れ成分を大幅に低減。これにより手ブレ補正性能の向上と補正帯域の広域化を実現し、12倍(35mm換算432mm)の望遠域でも当社従来製品(DMC-FZ10)より更に手ブレを抑えた撮影が可能となりました。

さらに昨年10月発売のモデル(DMC-FZ10)から採用した当社独自の手ブレ補正モード「MODE2」でより高い補正効果を可能としています。
※手ブレ補正機能を使用しても、極端に遅いシャッタースピードでの撮影、手ブレを誘発する振動が特に大きい場合など、条件によっては写真の手ブレを除けない場合があります。

3.新開発画像処理LSI「ヴィーナスエンジンII」により画質とレスポンスを更に向上
2002年よりLUMIXに搭載してきた高画質と高速レスポンスを特長とする当社開発の画像処理LSI 「ヴィーナスエンジン」の性能を更に向上させました。

<高画質>
(1) 従来は、原色CCDのR(レッド)やB(ブルー)からも輝度信号を生成処理し、斜め方向の解像度を向上させていることにより通常画素に比べてワンランク上の解像度で美しい画像を実現。新開発「ヴィーナスエンジンII」では従来の処理に加え、画像の縦横線部分を検出することにより、水平・垂直方向で約10%アップ(当社従来比)の解像度を得ることが可能。
(2) 輝度レベルに応じたノイズリダクションによりで画像のノイズを低減。特に暗部ノイズを大幅低減。
(3) 12軸色補正処理により、色の再現性を向上。
(4) 肌色部分の階調・色彩・シャープネス等を調整最適化することにより、滑らかで美しい肌色表現を実現。
(5) 周辺光量の低下を補正し、すみずみまで明るくキレイな画像を記録することが可能。

<高速レスポンス>
(1)レリーズタイムラグを最速で0.008秒、シャッター間隔(AF含まず)約0.4秒の撮影を実現。
(2)カード容量一杯まで連続で撮影が可能な「フリー連写モード」を新たに搭載。
(3)AFは9点・3点・1点・スポットの多点測距対応とし、撮影状況に応じて選ぶことが可能。

4.絞り優先AE(A)/シャッター優先AE(S)/マニュアル露出(M)で撮影力を向上
絞り優先AEはF2.8〜F8.0までのレンズの絞りを1/3EV刻みで設定でき、背景を大きくボカした写真や遠景までピントを合わせた写真等、被写体の前後のピント幅(被写界深度)を意図的にコントロールして撮影することが可能です。シャッタースピード優先AEは8〜1/2,000秒までシャッタースピードを1/3EV刻みで設定でき、被写体の動きを意図的に表現することが可能です。

マニュアル露出設定は、絞りとシャッタースピードを個別に設定でき、露出を固定できます。例えば、屋内での人物撮影の際など、通常のAE露出で、着る服により露出が変化し肌の色が変わってしまうときなどに有効で、露出オーバー気味(ハイキー)やアンダー気味(ローキー)に撮るなど、より微妙な露出設定による表現ができるようになっています。

また、当社従来製品(DMC-FZ10)ではA(絞り優先AE)/S(シャッター優先AE)/M(マニュアル露出)をメニューで設定していましたが、市場のご要望に応え、本製品ではモードダイヤル上にP(プログラムAE)/A(絞り優先AE)/S(シャッター優先AE)/M(マニュアル露出)ポジションの独立化を行い、マニュアル操作をより使いやすくしました。

5.リング式のマニュアルフォーカスでより精度の高いピント合わせが可能
マニュアルフォーカスモードを選択し、フォーカスリングを回すことにより手動でピントを合わせることが可能です。マニュアルフォーカス操作時は液晶の中央部分を3倍に拡大することも可能です。また、オートフォーカスについても多点測距(9点、3点、1点、スポット)、AF補助光などにより精度の高いピント合わせが可能です。

6.リアルタイムヒストグラム表示、ホワイトバランス微調整機能
リアルタイムヒストグラム表示は、撮影時に露出の状態をグラフで表示し、撮影する被写体の明暗に判断するのに役立つ機能です。ホワイトバランス微調整機能は光源が複雑なため、オートホワイトバランスやプリセット値ではイメージどおりの色合いが得られない場合等に150K(ケルビン)刻みで(±1500Kの範囲)青味、赤味を微調整することができます。また、撮影ガイドライン表示で風景写真などで水平線、地平線にあわせて撮影したり、被写体の構図を決めることができるなど撮影に役立つ機能を搭載しています。

7.多彩なシーンモードの充実
さまざまなシーンでの撮影に役立つシーンモードを従来の「ポートレート」、「夜景ポートレート」、「マクロ」、「スポーツ」、「流し撮り」、の5種類から今回新たにユーザーからの要望が高かった「風景」「夜景」「花火」「パーティ」「雪」を加えて合計10のシーンモードとしました。
またシーンモードの充実に伴い、従来のシーンモードダイヤルには新たにシーンポジションを配置し、メニュー画面でシーンを選択するように変更しました。アイコンを使ったメニュー画面で、シーンモードの操作性を向上しました。

8.握り易さが進化した新グリップ
さまざまな状況で撮影を楽しまれる本製品のユーザーにとって、持ちやすさ・構えやすさは重要な要素となります。本製品では従来のエラストマーグリップの形状を大きく改善し、握り易さを進化させた新グリップにしました。

9.その他機能
・ 1920×1080画素(16:9)で撮影できるHDTV(ハイビジョン)モード
(プラズマテレビ VIERA等のSDメモリースロット搭載のハイビジョンテレビで高画質画像再生を楽しめる)
・ 大きく見やすい13万画素2型液晶モニター
・ 4倍デジタルズーム(光学12倍と組合わせて48倍)
・ 外部フラッシュが使用できるホットシュー対応(対応フラッシュ PE-36S、PE-28S、PE-20ST)
・ アイコン・文字情報を、画面と分離した見やすいディスプレイ表示
・ PictBridgeプリントサイズ・レイアウト・日付印刷指定対応
・ プラグインタイプ コンパクト充電器同梱 (AC アダプター別売)
・ シャッターリモコン対応(別売)
・ TIFF対応
・ 花形フード付属

Panasonic LUMIXシリーズ

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HOMENews BlogsDigitalCamera | July 22, 2004 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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