AMDも、Intelに遅れることは10日、サーバー/ワークステーション向けx86 CPUとして初のデュアルコア製品「Opteron Dual-Core」を出荷開始したと発表しました。さぁこれでエンスージアストと呼ばれる至高の環境を追求する人々が、どちらを評価するのでしょうか。
今回AMDが発表した、デスクトップ/DTRノート向けのデュアルコアCPU「Athlon 64 X2」Opteron/Athlon 64のAMD64シリーズは、設計段階からデュアルコアを想定して開発されていたもので、この発表前にIntelとしては自社が先リリースすることを命題としていたのでしょう。
AMD Announces World’s First 64-Bit, x86 Multi-Core Processors For Servers And Workstations At Second-Anniversary Celebration Of AMD Opteron™ Processor
デュアルコアOpteronは、4wayまたは8way用の8xxシリーズが即日出荷開始され、2way用の2xxシリーズが5月後半出荷としている。搭載製品はSun、HP、IBMらから発売されるようです。
ラインナップは動作クロック2.20GHzの875/275、同2GHzの870/270、同1.80GHzの865/265が用意される。
1,000個ロット時のOEM向け単価は、875が2,649ドル、870が2,149ドル、865が1,514ドル。2xxシリーズは265の851ドル、275は1,299ドルとなる。また、デュアルコアの1xxシリーズの予定もあるとしている。
今後は、Athlon 64 FXはゲームユーザー向けにシングルコアで提供されて、ゲームがマルチスレッドに対応した段階でデュアルコアへ移行する予定としている。
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