テアニンにストレスを和らげる抗ストレス作用を確認

　
　テアニンは、緑茶のうまみ成分であるアミノ酸の一種で、玉露や抹茶などの高級茶に多く含まれている。これまでに、リラックス効果やPMS（月経前症候群）の改善、集中力アップ効果などが確認されてきた。

　
　今回の実験では、健康な男性12人にテアニン200mgを溶かした水を事前にのんでもらい、テアニンを含まない水（プラセボ）をのんだ場合と比較した。

　
　被験者には飲用後、単純な暗算を20分間行うというストレスを与えた。実験の前後を含めてこの間の心拍数、ストレス指標となる唾液中の分泌型免疫グロブリンA（sIgA）、主観的ストレス感の変化を測った。

　
　その結果、テアニンを飲用した場合は、プラセボ飲用時に比べて、心拍数、唾液中のsIgA、主観的ストレス感の増加が有意に抑制されることがわかった。

　

　「安静時にテアニンを摂取すると、よりリラックスすることは確認されているが、作為的に精神的ストレスを与え、そのストレスが軽減する効果を確認したのは初めて」

と太陽化学総合研究所の小関誠氏は話す。
　
　
　
　
　「テアニン」は、緑茶の主要アミノ酸であるテアニンを原料にした栄養補助食品です。テアニンとは、緑茶に含まれている旨み成分(アミノ酸)です。抹茶や新茶には、特に多くのテアニンが含まれています。本品1粒(250mg)中にテアニンを50mg含んでいます。テアニン4粒で、煎茶約20杯相当のテアニンを摂取できます。
　
　
　スポーツをされる方、若い女性、中高年の女性におすすめのサプリメントです。1回4〜6粒を目安にそのまま、または水かぬるま湯とともにお召し上がりください。300粒入り。
　
　
　Ｌ-テアニンとはアミノ酸の一種で、抹茶に多く含まれる緑茶のうま味成分のひとつです。別名γ-エチルアミノ-Ｌ-グルタミン酸といいます。その働きについては国内外でさまざまな研究がされ、近年、注目をあつめています。