サザンオールスターズ
　BOHBO No．5／神の島遥か国 通算51枚目のシングル到着

　
　また今年も、暑い季節がもうすぐやって来る。サザンオールスターズの歌が似合う夏の季節です。去年のサザンは春の穏やかな情感が漂う「彩〜Aja〜」からスタートして、冬のシングル「愛と欲望の日々LONELY WOMAN」と年越しライブまで、1年を通してフル活動して来ました。
　
　
　今年に入ってからは、７年振りのオリジナルアルバムのリリース発表を行ったものの、スタジオにひたすら籠もりレコーディングに没頭する日々が続いていました。しかし遂に、一気に気温が急上昇するかの様な色気と熱気を漂わせた２曲のサマーチューンを、約８ヶ月振りにリリースします。
　
　
　まず１曲目に収録の「BOHBO No.5」。古くは「ボディスペシャルII」から、90年代の「マンピーのG★SPOT」、20世紀最後にリリースされた「HOTEL PACIFIC」まで、夏を盛り上げる歌謡ロックの名作の数々を生んできたサザンオールスターズではありますが、ここまで弾けた楽曲を作ったのは、久し振りのことです。猥褻さと切なさが混じり合ったリズムと歌詞に、ラテンフレーバー漂うセクシーなブラスが暑苦しい程に密着してくる音像を聴くと、誰でも腰の辺りがムズムズしてくるはずです。
　
　
　今年は22年振りの野外フェスティバルへの参加が決定しており、この曲が演奏される頃にはライブ会場が興奮の坩堝と化し、今年の夏一番のクライマックスへと突入していくことでしょう。久々の超ド級ナンバー！あなたの心臓もドキューンと射抜かれる!!?
　
　
　もう１曲のサマーチューン「神の島遥か国」は、同じ夏の曲でも「BOHBO No.5」から一転、優しさと愛する人への真摯な祈りがセカンドラインのリズムと絶妙に絡み合い、打ち寄せる美しい波と砂の情景や、潮の匂いと太陽の眩しさを在り在りと感じざるをえない、聴いた瞬間に南の島へと連れ去ってくれる、まさに夏のトリップソング！ハッピーなのに、何故か泣けてきます。また、この曲にはBEGINの島袋優氏が、三線と指笛で参加しています。
　
　
　TOYOTA「MORE THAN BEST」キャンペーンソングとして、桑田佳祐出演のCMでオンエア中！
　
　
　さらに！！ボーナストラックにはサザンオールスターズとしては激レアなカバーソングを２曲も収録しています。原由子のリードボーカルで収録されている「ブルーライトヨコハマ」は、1968年にリリースされたいしだあゆみさんの名曲。昨年末に横浜アリーナで行なわれた年越しライブ「暮れのサナカ」で演奏された"横浜メドレー"の中に組み込まれたことがきっかけとなり、今回待望の作品化に至りました。
　
　
　その時のライブ感を活かしたアレンジと原由子ならではの歌声で、新たな横浜の顔として甦りました。もう１曲は、オリジナルが1952年にSP盤としてリリースされた、昭和の歌姫美空ひばりさんの大名曲「リンゴ追分」。このあまりにも有名な楽曲に、桑田佳祐が息を呑むような情感深い歌声で新たな魂を吹き込んでいます。このカバーソングは決して夏の歌ではないのですが、2曲ともどこか夏の夕暮れの切なさを漂わせているのは何故でしょうか？
　
　
　まだ暫くは、秋にリリース予定のオリジナルアルバムのレコーディングが続いて行く予定です。まずは、このデラックス！なサマーシングルで素敵な夏をお過ごしください。
　

熱いライブシーンとレゲエダンサーの饗宴！BOHBOくんの正体はいかに!?　ド迫力の生爆裂シーンもみものです！

*期間限定フルバージョンで配信中！