ドコモとマイクロソフト、FOMAとExchangeの同期ソフトを共同開発

　
　NTTドコモとマイクロソフトが12月14日に、FOMAとExchange Serverをパケット通信を使って同期させるiアプリのクラインアントソフトを共同開発することに合意したと発表し、2006年春に開発を完了する計画。
　
　
　携帯電話から、企業内にあるExchange Serverの電子メールや予定表データなどを参照したり同期したりできるようになることを目指すそうですが、そこに必然があれば、確かにこの分野の需要はあるでしょう。
　
　
　これまでも携帯電話から企業内のサーバにアクセスするソフトは多数ありましたが、携帯からのアクセスを受け付けるミドルウェア（高額）が必要だったため、普及には程遠い状況でした。
　
　
　今回、マイクロソフトとNTTドコモが共同開発して、Exchange ActiveSyncプロトコルを使うクライアントソフトを開発することで、「FOMAにiアプリを入れれば、企業内のシステムに何も入れなくても、Exchangeに接続できる」（マイクロソフト）ようになる。
　
　
　さて、ドコモとマイクロソフトと言う巨大企業同士のシナジーが発揮されるのか、半年後の成果を期待しましょう。