「DMC-L1」フォーサーズ対応デジタル一眼レフ発表

　
　このDMC-L1は、液晶モニターを見ながら撮影できるライブビュー機構を搭載するなど、基本コンポーネントをオリンパスの「E-330」と共用している。ただし、画像処理エンジンに「ヴィーナスエンジンIII」を採用するなど、松下電器の持つAV技術をふんだんに利用し、独自のモデルに仕上げられている。
　

　
　デザインは、同社のハイエンドコンパクトデジカメ「DMC-LC1」に似た、高級感のある仕上げになっている。写真のレンズは、手ぶれ補正機能を搭載した「LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5」。ペンタ部のないスッキリとしたデザインを採用しているため、ボディーの高さはかなり低い。レンズを見ると、手ぶれ補正機能のON/OFFスイッチが用意されているのがわかる。また、シャッター速度設定用の大型ダイヤルを用意するなど、全体にマニュアルカメラ調にまとめている。
　
　

　
　E-330と同様に、液晶モニターにライブビュー画像を表示し、それを見ながら撮影できる方式を採用。また、オリンパスの既存モデルと同様に、CCDに付着したホコリを超音波で払い落とすダストリダクションシステムも搭載している。
　
　
　キヤノンとニコンの２社が圧倒的なシェアを握るが、ソニーもコニカミノルタからデジタル一眼レフ事業の譲渡を受けて今夏に参入する予定で、家電メーカーと老舗カメラメーカーの競争が激化しそうだ。
　
　
■ デジタルカメラ