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March 19, 2006 space
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F1第2戦 マレーシアGP決勝ルノーが1-2フィニッシュ達成!!

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2006年FIA F1世界選手権第2戦マレーシアGPは、マレーシアのクアラルンプール近郊にあるセパンインターナショナルサーキットにおいて決勝レースのときを迎えた。現地時間19日午後2時、レーススタートへ向けてフォーメーションラップが行なわれる。
 

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 決勝レース開始直前の気温は33℃、路面温度36℃、湿度60%、空には雲が立ち込めており、ドライコンディションではあるがスコールが到来する可能性もないとは言えない状況となっている。
 
 
 ジャンカルロ フィジケラを先頭にフォーメーションラップがスタートする。22台が問題なくグリッドを離れている。すべてのクルマがグリッドに戻り、2列縦隊を作っていく。
 
 
 スタート!フィジケラがトップのまま1コーナーへ!ジェンソン バトンが2位をキープし、フェルナンド アロンソが大外から3番手へ浮上している!ライコネンがターン5あたりの左高速コーナーでスピンアウト!後方もかなり順位変動がありそうだ。
 
 
 オープニングラップでのオーダーは、1位フィジケラ、2位バトン、3位アロンソ、4位マーク ウェーバー、5位ファン パブロ モントーヤ、6位ニック ハイドフェルド、7位ニコ ロズベルグ、8位ヤルノ トゥルーリ、9位ジャック ヴィルヌーヴ、10位ミハエル シューマッハ、11位デビッド クルサード、12位スコット スピード、13位ラルフ シューマッハ、14位フェリペ マッサ、15位ルーベンス バリチェロ、16位佐藤 琢磨、17位クリスチャン アルバース、18位井出 有治、19位ティエゴ モンテイロとなっている。ヴィタントニオ リウッツィとクリスチャン クリエンがピットへ。ライコネンはリタイアとなっている。リウッツィはコースへ復帰するが、クリエンは戻れずにリタイアとなっている。
 
 
 フィジケラとバトンが後方を引き離していく。重いと思われる3位のアロンソが後続の壁になる。ライコネンは左斜め後方から誰かに突き飛ばされたようだ。ハイドフェルドが最終コーナーでわずかにはらんだところをロズベルグが抜いて6位へ浮上している。
 
 
 7周目、ウィリアムズのニコ ロズベルグのコスワースエンジンが激しくブロー!期待のルーキーの2戦目は早くも厳しい結末を迎えた。軽いフィジケラがファステストラップを連発してバトンをじりじりと引き離し始める。後方では佐藤 琢磨が懸命に2台のMF1レーシングマシンを抑え込んでいる。
 
 
 9位のミハエル シューマッハが8位のヴィルヌーヴに対して仕掛け続けている。クルサードのレッドブルがスローダウンし、ピットロードへと向かう。11周目の1コーナー、ミハエル シューマッハがヴィルヌーヴをインからパスして8位へ!クルサードはギアボックストラブルを抱えているようでレースからの離脱を余儀なくされる。一方、チームメイトのクリエンはいったんコースに戻ってデータ収集を開始するが、すぐにピットに戻ってくる。12周目、フィジケラが1分35秒488のファステストラップで、バトンに対して5秒以上の差をつけている。バトンとアロンソの差は11秒まで広がっている。現在接近しているのは3位のアロンソと4位のウェーバー、7位のトゥルーリと8位のミハエル シューマッハ、10位のラルフ シューマッハと11位のマッサ、14位の佐藤 琢磨と15位のアルバースとなっている。佐藤を猛追していたMF1レーシングの1台、モンテイロがたまらずピットストップ。
 
 
 13周目、ラルフ シューマッハがピットへ。その直後の1コーナーでミハエル シューマッハがトゥルーリをパスして7位へ!次のラップでアロンソに行く手を阻まれていたウェーバーが最初のストップへと向かう。7.8秒で作業を終えてコースへと戻る。
 
 
 16周目、ヴィルヌーヴがトゥルーリを1コーナーでオーバーテイクして7位へ浮上!トゥルーリにはすぐにマッサが襲い掛かる。フィジケラが1分35秒294でファステストラップを更新。マーク ウェーバーのコスワースエンジンからもわずかに白煙!そのままクルマをコース脇にストップさせてリタイア。これでウィリアムズ勢は全滅となる。マッサがトゥルーリをパスして8位へ!
 
 
 17周目、トップ走行中のフィジケラがバトンに7秒の差をつけて最初のピットストップへ。11.1秒の給油を行なって、モントーヤの前でコースへと復帰する。佐藤はついにアルバースにかわされる。佐藤は、次に襲い掛かってくるリウッツィを抑え込んでいる。
 
 
 19周目、暫定トップのバトンが最初のピットストップへ。7.9秒で作業を終えて、モントーヤの直後での復帰となった。アルバース、バトン、リウッツィが連続してピットへ。9位のトゥルーリもピットへ。
 
 
 21周目、コース上には部分的に雨が落ちてきているようだ!最終コーナーから1コーナーにかけては明らかに雨が降っている。レッドブルのクリエンがコースに復帰している。
 
 
 22周目、トヨタのラルフ シューマッハがスケジュールのピットストップを行なう。これまでのところ、雨は強くなってはいないようだ。モントーヤとミハエル シューマッハが同時にピットストップ。モントーヤは8.3秒、ミハエル シューマッハは11.4秒で作業を終えるが、フェラーリのクルーはややてこずったようだ。BMWザウバーのヴィルヌーヴも作業を完了している。次のラップにはチームメイトのハイドフェルドもピットストップを終える。佐藤はピットストップ後もリウッツィ、モンテイロを抑えている。
 
 
 26周目、暫定トップに立っていたアロンソが最初のピットストップへ。7.3秒で作業を終えてコースに戻り、もう1回ストップが必要な2ストップ作戦であることが明らかに。アロンソはバトンの後ろとなる3位でコースに戻っている。
 
 
 リウッツィがバックストレートの入り口で佐藤をパスするが、佐藤はそのストレートエンドで抜き返す!しかし、次のラップのターン4でクロスラインを取られて佐藤はリウッツィの先行を許してしまう。次はモンテイロが佐藤に迫る。3位のアロンソが1分35秒010でファステストラップを記録し、バトンとの差を6.5秒まで縮めている。フィジケラとバトンの差は9秒以上に広がっている。
 
 
 レースがちょうど半分終了した時点でのオーダーは、1位フィジケラ、2位バトン、3位アロンソ、4位マッサ、5位モントーヤ、6位ハイドフェルド、7位ミハエル シューマッハ、8位バリチェロ、9位ヴィルヌーヴ、10位トゥルーリ、11位ラルフ シューマッハ、12位スピード、13位アルバース、14位リウッツィ、15位佐藤、16位モンテイロ、17位井出となっている。現時点で雨は落ちてきていないようだ。
 
 
 マッサが残り27周でピットへ。10.2秒で作業を終えて、1ストップ作戦とともにコースへと復帰する。マッサは現在8位となっている。
 
 
 残り25周、ホンダのバリチェロが今日唯一のピットストップを12.5秒で完了してコースへ復帰する。佐藤がモンテイロを抑えながら、チームメイトの井出を周回遅れにしていく。テストセッション的な走行を続けているレッドブルのクリエンがピットへ。
 
 
 ピットレーンでのスピード違反を犯したホンダのルーベンス バリチェロに10秒ストップペナルティが提示されている。トゥルーリがピットへ。バリチェロもペナルティストップを行なっている。井出のスーパー アグリがトラブルによってコース脇にストップしている。
 
 
 バトンが佐藤とスピードの周回遅れ組みにつかまりタイムロス!アロンソが急接近する。残り18周、トップのフィジケラが7.5秒で最後のストップを終えてコースへ。同時にバトンとモンテイロもピットへと入ってくる。バトンは8.0秒で作業を終えてコースへと戻る。バトンはモントーヤの後ろで復帰している。9位のトヨタ、ラルフ シューマッハもピットへ。
 
 
 トップ42周目、佐藤 琢磨がサイトのピットストップへ。8位のヴィルヌーヴもピットストップを行なっている。佐藤はモンテイロの前で戻ることはできず、モンテイロが先行している。
 
 
 残り14周、マクラーレンのモントーヤ、BMWザウバーのニック ハイドフェルドが最後のストップへ。モントーヤはミハエル シューマッハの後ろでコースに復帰している。
 
 
 残り13周、暫定トップのアロンソが最後のストップへ!6.4秒で素早く作業を終えて、バトンの前でコースに復帰することに成功する!これでルノーは1−2体制へ。
 
 
 残り11周、フェラーリのミハエル シューマッハが今日最後のピットストップへ。7.1秒で作業を終えてチームメイトのマッサの直後、7位でコース復帰となる。21番手スタートのマッサはかなり良いパフォーマンスを行なってきたことになる。
 
 
 残り10周でのオーダーは、1位フィジケラ、2位アロンソ(+8.5秒)、3位バトン(+6.4秒)、4位モントーヤ(+23.0秒)、5位ハイドフェルド(+6.4秒)、6位マッサ(+3.0秒)、7位ミハエル シューマッハ(+1.0秒)、8位ヴィルヌーヴ(+25.5秒)、9位ラルフ シューマッハ(+7.3秒)、10位トゥルーリ(+12.3秒)となっている。
 
 
 残り8周、5位を走行していたBMWザウバーのニック ハイドフェルドが激しく白煙を上げてエンジンブローしている!コース上ではフェラーリの2台が接近戦を演じている。トロ ロッソのスピードがストップしている。
 
 
 残り4周、7位のヴィルヌーヴに8位のラルフ シューマッハが接近している。
 
 
 ファイナルラップ。フィジケラがアロンソに6.7秒の差をつけて今シーズン初めてのチェッカーフラッグを目指す。フェラーリの2台はまだ1秒以内の差で走行を続けている。
 

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 チェッカー!ルノーのジャンカルロ フィジケラが今シーズン初勝利!フェルナンド アロンソが2位に続いて昨年達成できなかった1−2フィニッシュを達成する!3番手にはジェンソン バトン、以下は4位ファン パブロ モントーヤ、5位フェリペ マッサ、6位ミハエル シューマッハ、7位ジャック ヴィルヌーヴ、8位ラルフ シューマッハ、9位ヤルノ トゥルーリ、10位ルーベンス バリチェロとなっている。スーパー アグリの佐藤 琢磨は14位で2戦連続の完走を果たした。
 
 
Grand Prix of マレーシア - 19 03 2006 - 決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Points

1 G・フィジケラ ルノー 1:30:40.529 10
2 F・アロンソ ルノー + 4.585 8
3 J・バトン ホンダ + 9.631 6
4 J・P・モントーヤ マクラーレン + 39.351 5
5 F・マッサ フェラーリ + 43.254 4
6 M・シューマッハ フェラーリ + 43.854 3
7 J・ヴィルヌーヴ BMW + 1:20.461 2
8 R・シューマッハ トヨタ + 1:21.288 1
9 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
10 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
11 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ + 2 laps
12 C・アルバース ミッドランドF1 + 2 laps
13 T・モンテイロ ミッドランドF1 + 2 laps
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 3 laps
Did not finish
15 N・ハイドフェルド BMW + 8 laps
16 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ + 15 laps
17 井出 有治 スーパー アグリ + 23 laps
18 M・ウェーバー ウィリアムズ + 40 laps
19 D・クルサード レッドブル + 46 laps
20 C・クリエン レッドブル + 50 laps
21 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 50 laps
22 K・ライコネン マクラーレン + 56 laps
 
 
 2006年F1第3戦オーストラリアGPは2週間後の4月2日にメルボルンのアルバートパークサーキットにおいて決勝レースが行なわれる。

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