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May 28, 2006 space
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F1第7戦 モナコGP:アロンソが地中海をクルージング!

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2006年F1世界選手権第7戦モナコGPは、現地時間の午後2時、モンテカルロ市街地コースにおいて決勝レースのときを迎えた。レース開始前の気温は24℃、路面温度27℃、湿度64%、快晴でドライコンディションとなっている。
 

モナコGP

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 事前の情報通り、フェラーリのミハエル シューマッハはピットスタートを選択している。フェルナンド アロンソを先頭に、21台のクルマがコートダジュールのストリートサーキットにおけるパレードラップをスタートさせる。すべてのクルマがグリッドに2列縦隊で整列し、シグナルが消えるそのときを待つ。
 
 
 スタート!アロンソがトップで1コーナーへ!マーク ウェーバーが2位を死守し、キミ ライコネン、ファン パブロ モントーヤが続いていく!ピットスタートのミハエル シューマッハがミラボーでチームメイトのフェリペ マッサをパス、ローズヘアピンでもスーパー アグリのフランク モンタニーをパスしていく!
 
 
 2周目のボー ミラージュでライコネンがウェーバーをパスして2位へ!MF1レーシングのティエゴ モンテイロがピットストップ、ミハエル シューマッハはスーパー アグリの佐藤 琢磨もかわしている。
 
 
モナコGP 2周目を終えてのオーダーは、1位アロンソ、2位ライコネン、3位ウェーバー、4位モントーヤ、5位ルーベンス バリチェロ、6位ニコ ロズベルグ、7位デビッド クルサード、8位ジャンカルロ フィジケラ、9位ヤルノ トゥルーリ、10位クリスチャン クリエン、11位ニック ハイドフェルド、12位ラルフ シューマッハ、13位ヴィタントニオ リウッツィ、14位ジャック ヴィルヌーヴ、15位ジェンソン バトン、16位ミハエル シューマッハ、17位スコット スピード、18位クリスチャン アルバース、19位佐藤、20位モンタニー、21位マッサ、22位モンテイロとなっている。
 
 
 トップの2台が接近戦、3位のウェーバーと4位のモントーヤも争っており、5位のバリチェロ以下は少し離され4台で連なって走行している。モンテイロはスタートでチームメイトのアルバースに寄せられて、ウォールにヒットしていたようだ。マッサはスーパー アグリの2台をパスしている。
 
 
 トップ18周目、スタートでのアクシデントに関してMF1レーシングのアルバースに対してドライブスルーペナルティが課せられている。
 
 
 19周目、2位のライコネンが1分15秒325のファステストラップを記録する。
 
 
モナコGP 20周目を終えてのオーダーは、1位アロンソ、2位ライコネン(+0.6秒)、3位ウェーバー(+3.5秒)、4位モントーヤ(+3.9秒)、5位バリチェロ(+31.0秒)、6位ロズベルグ(+0.5秒)、7位クルサード(+0.6秒)、8位フィジケラ(+1.1秒)、9位トゥルーリ(+2.9秒)、10位クリエン(+5.8秒)となっている。ミハエル シューマッハがヌーヴェルシケインでバトンをパスして15位に浮上。
 
 
 21周目、まずはモントーヤが最初のピットストップへ。9.9秒で作業を終えて、バリチェロの前でコースへ。次のラップには2位のライコネンも最初のストップを行ない、10.3秒でピットアウトして3番手で復帰。
 
 
 ウィリアムズのロズベルグもピットストップを行なっている。24周目、トップを走行していたルノーのアロンソが最初のピットストップを行ない、7.9秒で作業を終えてライコネンの前でコースへ復帰。次のラップにはウィリアムズのウェーバーもピットストップへ。ライコネンの後ろでレースに復帰する。アロンソとライコネンは再び接近戦を演じている。
 
 
モナコGP 27周目、ルノーのフィジケラは10.7秒のピットストップを行ない、チームメイトとは異なり1ストップ作戦の可能性が高い。29周目にはポイント圏内を走行していたクルサードが12.6秒で唯一と思われるピットストップを終える。クルサードはヴィルヌーヴとミハエル シューマッハのど真ん中にクルマをねじ込む!
 
 
 トップ争いではアロンソのタイムが伸びず、ウェーバーも追いついて3台での争いとなっている。アロンソは1分18秒台のタイムが精一杯の様子。さらには4位のモントーヤも追いつき、4台での接近戦が展開されている!
 
 
 8位ハイドフェルド、9位ラルフ シューマッハ、10位リウッツィ、11位ヴィルヌーヴ、12位クルサード、13位ミハエル シューマッハ、14位フィジケラ、15位ロズベルグが前との間隔1秒以内の特大の集団となって周回を続けている!
 
 
 36周目、ミハエル シューマッハが最初のピットストップを行ない、9.1秒で作業を終えてコースへ向かう。次のラップにはチームメイトのマッサもピットに入り、12.2秒でピットアウトする。
 
 
モナコGP レースのちょうど中間点で、トップ集団があの大集団に追いつく。そんな中でも集団の争いは激しいままで、フィジケラがヌーヴェルシケインでクルサードを強引にパスする!ラルフ シューマッハはピットに入って集団からいったん抜け出す。フィジケラは次のラップでもヌーヴェルシケインでヴィルヌーヴをパスする!BMWのハイドフェルドがピットへ。
 
 
 41周目、レッドブルのクリエンもピットストップを完了する。フィジケラはアロンソの影を利用しながら、リウッツィにも接近する。
 
 
 ようやく上位陣は大きな集団を抜け出す。その間にライコネンとウェーバーの差が少し広がっている。残り33周でヴィルヌーヴがピットストップを完了する。5位を争っているバリチェロとトゥルーリが同時ピットストップへ!順位はそのままにコースへ復帰する。トロ ロッソの2台だけがまだピットストップを行なっていない。
 
 
 レース残り30周、スーパー アグリの佐藤 琢磨がスローダウンしてピットへ。そして同時に1コーナーを立ち上がったところでウィリアムズのウェーバーのクルマが白煙を上げてストップ!ウェーバーはステアリングを投げ捨てて立ち去る。ここでセーフティーカー導入へ!ピットストップが必要なチームは一斉に動きを見せるだろう!
 
 
 トップ2台が同時にピットストップへ!アロンソが前のままでコースへ復帰する!モントーヤ、フィジケラ、リウッツィ、ロズベルグ、スピード、モンタニー、モンテイロもピットへ。佐藤 琢磨もリタイアとなっている。
 
 
 セーフティーカー先導中のオーダーは、1位アロンソ、2位ライコネン、3位モントーヤ、4位バリチェロ、5位トゥルーリ、6位クリエン、7位クルサードでここまでが同一周回となっている。ラップ遅れは8位ミハエル シューマッハ、9位フィジケラ、10位ハイドフェルド、11位ラルフ シューマッハ、12位マッサ、13位リウッツィ、14位ロズベルグ、15位ヴィルヌーヴ、16位バトン、17位アルバース、18位スピード、19位モンタニー、20位モンテイロとなっている。
 
 
 50周目、セーフティーカー先導中に2位を走行中のライコネンもエンジンブロー!ポルティエのエスケープゾーンにクルマを止めてしまう。これでモントーヤが2位、バリチェロが3位、以下も同様に順位が繰り上がる。
 
 
 残り26周でレースリスタート!アロンソとモントーヤの間には6台ほどのバックマーカーがいる。ロズベルグが最終コーナーアントニーノースでアウト側のウォールにクラッシュ!これでウィリアムズは全滅となってしまった。
 
 
 残り21周、クルサードがチームメイトのクリエンをパス!その直後にクリエンのクルマにトラブルが発生してストップ!BMWザウバーのジャック ヴィルヌーヴに、セーフティーカーピリオドで順位を上げたとしてドライブスルーペナルティが課せられた。
 
 
モナコGP 残り17周でのオーダーは、1位アロンソ、2位モントーヤ(+16.4秒)、3位バリチェロ(+23.0秒)、4位トゥルーリ(+1.1秒)、5位クルサード(+2.6秒)、6位ミハエル シューマッハ(+36.0秒)、7位フィジケラ(+2.0秒)、8位ハイドフェルド(+32.0秒)、9位ラルフ シューマッハ(+1.9秒)、10位マッサ(+0.8秒)、11位リウッツィ(+1.1秒)、12位バトン(+0.5秒)、13位アルバース(+5.3秒)、14位スピード(+1.1秒)、15位ヴィルヌーヴ(+1.2秒)、16位モンテイロ(+64.4秒)、17位モンタニー(+13.8秒)となっている。
 
 
 ライコネンはすでにボートでくつろいでいるようだ。
 
 
 残り15周、3位走行中のバリチェロにピットレーンでのスピード違反としてドライブスルーペナルティが与えられた。これによってバリチェロは5位へ降格し、トゥルーリが3位、クルサードが4位となっている。ミハエル シューマッハとフィジケラはラップダウンを解除して、同一周回に戻っている。
 
 
 レース終盤、ポジション争いを演じているのは8位ハイドフェルドを先頭とするラルフ シューマッハ、マッサ、リウッツィの集団となっている。
 
 
 トップが残り5周に入ったところで3位を走行していたトゥルーリがボー リヴァージュでスローダウン!3位のポジションを逃してリタイアとなってしまう。これでレッドブルのクルサードが3位表彰台圏内へ!
 
 
 ミハエル シューマッハが猛プッシュでバリチェロを追い上げ、74周目に1分15秒143のファステストラップを記録する!バリチェロとの差は2.6秒!そしてすぐに元チームメイト同士の接近戦に突入する。昨年のレースでは、ファイナルラップのヌーヴェルシケインでミハエル シューマッハがバリチェロをオーバーテイクしている。
 
 
 ファイナルラップ。アロンソがモンテカルロでの初の栄光へ向けてコートダジュールの海岸通りをクルージング。
 
 
 チェッカー!フェルナンド アロンソがモナコGP初優勝を達成!2位にはマクラーレンのファン パブロ モントーヤが続き、3番手にはデビッド クルサードが入ってレッドブルは初表彰台を達成!以下は4位ルーベンス バリチェロ、5位ミハエル シューマッハ、6位ジャンカルロ フィジケラ、7位ニック ハイドフェルド、8位ラルフ シューマッハとなっている。完走扱い17台。
 
 

Grand Prix of モナコ - 28 05 2006 - 決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Points

1 F・アロンソ ルノー 1:43:43.116 10
2 J・P・モントーヤ マクラーレン + 14.567 8
3 D・クルサード レッドブル + 52.298 6
4 R・バリチェロ ホンダ + 53.337 5
5 M・シューマッハ フェラーリ + 53.830 4
6 G・フィジケラ ルノー + 1:02.072 3
7 N・ハイドフェルド BMW + 1 laps 2
8 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps 1
9 F・マッサ フェラーリ + 1 laps
10 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ + 1 laps
11 J・バトン ホンダ + 1 laps
12 C・アルバース ミッドランドF1 + 1 laps
13 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ + 1 laps
14 J・ヴィルヌーヴ BMW + 1 laps
15 T・モンテイロ ミッドランドF1 + 2 laps
16 F・モンタニー スーパー アグリ + 3 laps
Did not finish
17 J・トゥルーリ トヨタ + 5 laps
18 C・クリエン レッドブル + 21 laps
19 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 26 laps
20 K・ライコネン マクラーレン + 28 laps
21 M・ウェーバー ウィリアムズ + 30 laps
22 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 32 laps

 
 2006年F1第8戦イギリスGPは、2週間後の6月11日にイギリスのシルバーストンサーキットにおいて決勝レースが行なわれる。
 
 
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