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September 10, 2006 space
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F1 第15戦 イタリアGP 公式予選キミ・ライコネンキミ・ライコネン

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F1第15戦イタリアGPの公式予選が行われ、マクラーレンのキミ・ライコネンが1分21秒484のタイムで今季3回目のポールポジションを獲得した。2番手にはミハエル・シューマッハー、3番手にはニック・ハイドフェルドが続いた。
 

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 第1ピリオド(15分間)
 
 午前中のフリー走行に続いて行なわれたイタリアGP予選の天候は晴れ、気温は33度、路面温度52度、湿度47%というコンディション。
 
 セッションが始まると、スーパーアグリとトヨタのそれぞれ2台とビタントニオ・リウッツィ、ティアゴ・モンテイロら計10台のマシンがいち早くコースへ。各マシン序盤からタイムを刻んでいき一番最初にタイムをマークしたのは山本左近で1分26秒425だった。開始5分その左近がストレートで左リヤタイヤがバースト! 
 これによりコース上にタイヤの破片が散らばり赤旗中断となった。
 
 残り9分28秒のところでセッションが再開されると、好調マッサが真っ先にコースイン。するとマッサがそれまでのクルサードのトップタイムを1.425秒更新してトップに立つ。その直後に続けて僚友シューマッハーがアタックに向かうと1分21秒711でチームメイトのタイムをすぐさま破りトップに浮上した。セッション残り約3分のところでフェルナンド・アロンソがアタックへ向かうと1分21秒747のタイムを出すが、シューマッハーには0.036秒及ばず2番手となり第1ピリオドは終了した。
 
 このセッションでは17番手以下リウッツィ、クリスチャン・アルバース、マーク・ウエーバー、モンテイロ、佐藤琢磨、山本左近の6台がドロップアウトとなった。
 
 
 第2ピリオド(15分間)
 
 5分間のインターバルの後に行なわれた第2ピリオドでまず好調な走りをみせたのは、フェルナンド・アロンソで1分21秒526でトップに立った。
 
 セッション残り9分のところでマクラーレンとフェラーリが勢がアタックへ向かうとライコネンが1分21秒349でトップに立ち、2番手には0.004秒差でシューマッハーが続いた。しかし午前のフリー走行でトップだったフェリペ・マッサがアタックへ向かうと、上位2台をあざ笑うかのように、各セクターでファステストラップをマークし1分21秒225でトップに浮上。その後クビカが21秒270の好タイムをマークしたもののマッサに僅か0.045秒届かず2番手。以下3番手ライコネン、4番手シューマッハー、5番手ハイドフェルド、6番手アロンソ、7番手ジェンソン・バトン、8番手ルーベンス・バリチェロ、9番手ジャンカルロ・フィジケラ、10番手ペドロ・デ・ラ・ロサというトップ10。
 
 このセッションでは11番手以下ヤルノ・トゥルーリ、ニコ・ロズベルグ、ラルフ・シューマッハー、クルサード、スコット・スピード、クリチャン・クリエンの6台がノックアウトとなった。
 
 
 第3ピリオド(15分間)
 
 残り10台で争われる第3ピリオドになると各マシン一斉にコースへ。そんな中まず速さを見せたのは、ジェンソン・バトンで1分24秒658でトップに立つと、2番手にはマッサがつける。
 
 セッション残り8分になると今度はアロンソの右リヤがバースト! アロンソはピットへ戻りマシンを修復し再びコースへ。この辺りから他のマシンも一旦ピットヘと戻り、新品タイヤに履き替えて再びアタックへ向かうと、まずマッサが1分21秒704でトップに立つ。しかしその後速さを見せたのはライコネンで1分21秒621のタイムを叩き出してトップに浮上し、さらにライコネンはトップタイムを1分21秒484まで更新していった。
 

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 イタリアGPの予選が終了しライコネンが通算12回目、今季3回目のポールポジションを獲得。2番手シューマッハー、3番手ハイドフェルド、4番手マッサ、5番手アロンソ、6番手バトン、7番手クビカ、8番手デ・ラ・ロサ、9番手バリチェロ、10番手とフィジケラいうトップ10。
 
 またスーパーアグリの佐藤琢磨は1分24秒289で21番手。山本左近は琢磨から1.712秒差の22番手で予選を終了している。
 
Grand Prix of イタリア - 10 09 2006 - 公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 K・ライコネン マクラーレン 1:21.484
2 M・シューマッハ フェラーリ 1:21.486
3 N・ハイドフェルド BMW 1:21.653
4 F・マッサ フェラーリ 1:21.704
5 F・アロンソ ルノー 1:21.829
6 J・バトン ホンダ 1:22.011
7 R・クビカ BMW 1:22.258
8 P・デ・ラ・ロサ マクラーレン 1:22.280
9 R・バリチェロ ホンダ 1:22.787
10 G・フィジケラ ルノー 1:23.175
11 J・トゥルーリ トヨタ 1:21.924
12 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:22.203
13 R・シューマッハ トヨタ 1:22.280
14 D・クルサード レッドブル 1:22.589
15 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ 1:23.165
16 C・クリエン レッドブル no time
17 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ 1:23.043
18 C・アルバース ミッドランドF1 1:23.116
19 M・ウェーバー ウィリアムズ 1:23.341
20 T・モンテイロ ミッドランドF1 1:23.920
21 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:24.289
22 山本 左近 スーパー アグリ 1:26.001

 
 F.アロンソにF.マッサへの妨害でペナルティ レース審査委員会が裁定下す
 
 F1イタリアGPのレース審査委員会は、現地時間(以下、現地時間)9日、アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(1周5.793km)で行なわれた公式予選終了後、Q3(最終予選)においてフェルナンド・アロンソ(ルノー)がフェリペ・マッサ(フェラーリ)の進路を妨害したとして、F.アロンソのベストタイム上位3つを抹消する裁定を下した。
 
 イタリアGPのレース審査委員会は公式予選終了後、Q3においてF.アロンソがF.マッサの進路を妨害したとして審議対象とし、当事者であるF.アロンソ、F.マッサ、両チームのチームマネージャー、妨害のシーンをとらえたビデオ映像、フェラーリ側から提出されたデータを基に審議を行なった結果、当時アウトラップのF.アロンソがタイムアタック中で後方から迫るF.マッサを妨害したとし、5番手タイムを記録していたF.アロンソのベストタイムの上位3つを抹消する裁定を下した。この結果、F.アロンソは明日の決勝を10番グリッドからスタートする事となった。

 
 
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