タフネスケータイ「E03CA」12月発売法人向けなのが残念

　
　「E03CA」は、防水および耐衝撃性能を備えるCDMA 1X WIN端末で、法人向けにだけ提供される機種となるそうです。6月に発売された「G'zOne W42CA」と同時期に開発された端末で、カシオ製タフネスケータイ「G'zOneシリーズ」と同等IPX7相当に対応していますが、利用時間を大幅に強化して1,200mAhの大容量バッテリーを標準搭載し、連続待受時間は約380時間、連続通話時間は約600分（どちらも目標値）。大きさは53×117×33mm、重さは約166g（どちらも暫定値）となっているなど法人用途版と言える仕上がりとなっている。
　

　
　Bluetooth機能を備え、ハンズフリー通話などが可能ってポイントがいいです！「G'zOne W42CA」Bluetooth機能があればなって思っていたので個人的に欲しいです。
　
　
　その他の基本機能は、PCサイトビューアーやPCドキュメントビューアー、207万画素カメラなどをサポート。EZwebやPCサイトビューアーなどの利用を制限できる「利用者制限機能」を搭載するなど、個人とは違う機能が搭載されています。
　
　
　企業での利用を前提にグループ内で業務連絡や画像をやり取りできるアプリケーション「Business Messenger」が利用できるほかに、2007年春に提供される予定の「ビジネスアプリ管理サービス」にも対応するなどもあり、今後ビジネス便利パックやGPS MAPなどKDDIのASPサービスも利用可能。
　
　
　データフォルダ容量は約62MBでmicroSDカードが利用できる。メインディスプレイは2.4インチ、240×320ドットのTFT液晶、サブディスプレイは1.0インチ、100×100ドットのモノクロ液晶。
　
　
　早速、この「E03CA」は、ヤマト運輸で導入が既に決定しているそうですが、他にも需要はありそうですね。。
　
　

　法人向け「Business Messenger」
　
　「Business Messenger」は、最大20人までのグループで音声、テキスト、静止画をやり取りできる法人向けコミュニケーションサービス。昨年より提供されている「Hello Messenger」がベースとなっている。対応機種であるE03CAでは、サイドキーが通話ボタンとして利用でき、折りたたんだままスピーカーでの通話が可能。音声はパケットでやり取りされるため、トランシーバーのような利用方法になる。

　アドレス帳は、サーバー上に置かれ、最大1,000人まで登録できる。サーバー上のアドレス帳データをそのまま表示し、最大500グループまで登録できる「既存グループ」、登録されているデータを個人単位で表示する「個人リスト」、ユーザーが任意にグループを作成し、最大10グループまで設定できる「Myグループ」の3種類のアドレス帳が利用できる。なお、プレゼンス表示機能は実装されていない。

　ロック機能を備えたスクリーンセーバーとしても動作するほか、管理者が複数の端末を一括設定できる「カスタマーコントロール機能」などが用意されている。

　なお、同サービスは試験期間中、無料で提供される。「E03CA」は個人ユーザーでも購入できるようになる予定だが、「Business Messenger」は法人ユーザーのみ利用できる。