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December 9, 2006 space
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ノロウイルス Q&A 厚労省が集団感染予防強化

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ノロウイルスが猛威を振るっている。過去10年で最速増加傾向に対応するため、厚生労働省は、全国で流行中の感染性胃腸炎の原因とみられるノロウイルスについて、対処法などをまとめたQ&Aを改訂し、集団感染を防ぐための注意事項を追加した。病院や福祉施設、学校での流行を防ぐのが目的。Q&Aは厚労省のホームページで(PDF)見ることができる。
 

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 改訂版には
 ▽吐物や便は乾燥しないうちに処理し十分に換気
 ▽汚物がついたシーツや枕カバーはもみ洗いの後、85度の湯で1分以上洗濯
 ▽感染者が使った食器類のほかドアノブやカーテンも消毒
 など、集団生活をする施設で発生した際に気を付ける点を追加した。
 
 
 ノロウイルス猛威 感染性胃腸炎25年間で最大流行
 
 「おなかのかぜ」と呼ばれる感染性胃腸炎が全国で猛威をふるっている。国立感染症研究所がまとめる全国約3千の小児科医療機関の定点調査では、過去10年間で最も速いペースで患者が増加、過去25年で最大の流行となったことが、国立感染症研究所感染症情報センターの調査でわかった。
 
 大半はノロウイルスが原因とみられ、例年、12月末に流行のピークを迎えることから、重症化しやすい抵抗力が低い乳幼児や高齢者は一層の注意が必要だ。
 

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 ノロウイルスによる感染性胃腸炎の症状は、下痢や嘔吐(おうと)、腹痛など。同研究所の感染症情報センターによると、11月13日からの1週間で定点1施設あたりの患者数は16.4人となり、昨年同時期の約2.7倍に達した。例年より1カ月ほど速いペースで、今後さらに増える可能性があるという。
 
 東京都の速報値(11月27日からの1週間)でも、1施設あたりの患者数が21.9人に。過去5年間で最多だった昨年の19.3人を突破した。
 
 都道府県別では、富山(1施設あたり37.5人)、宮崎(同29.9人)、大分(同27.8人)、群馬(同27.6人)、三重(同26.9人)が多く、計12府県で警報を出す基準の20人を上回った。患者は10月下旬から西日本を中心に増え、中部や関東へ拡大。大阪や奈良では、高齢者施設の入所者が感染し、死亡する例も出ている。
 
 ノロウイルスは、生カキなど加熱が不十分な二枚貝を食べるなどして感染するほか、患者の便や吐物などを介して二次感染する。保育園や高齢者施設などで集団感染を起こすこともある。治療法は対症療法しかなく、各自治体などは手洗いなどによる予防を呼びかけている。
 
 
ノロウイルスに関するQ&A(PDF)
 

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