お嬢様カメラ 「LUMIX FX30」 奥様カメラ「DMC-TZ3」 レビュー

　
　キャノンの春にデジカメを買ったのですが、デザインは小型で画素数も多くて、これでいいやって思っていたんですが、撮れた画像を見てびっくり！手ぶれしまくりでちゃんと写すためにじっと我慢して画面の揺れが収まる瞬間を待たなければいけませんでした。しかもちょっと暗い場所ではフラッシュでもっとひどい写真になってしまいます・・・泣）。そんな思いをするなら簡単・キレイに撮れるデジカメにしておけばよかったと、早速中古で売りに出して、新しいデジカメを探しに量販店の店頭に出向きました。
　
　各社春の新しいモデルが展示されていたので、それぞれ手に取って試写を繰り返してみると、パナソニックのデジカメが驚きの性能を秘めていることをしりました。お嬢様カメラ 「LUMIX FX30」のレンズの前で手を左右に振っている時にシャッターを押すと、止まったようにキレイに映し出すことができるのです。
　
　最近のデジカメのトレンドは手ぶれ補正が当たり前ですが、その機能はカメラが揺れているものを補正してくれるのですが、被写体が動きがあるときに自動では補正してくれません。もちろんスポーツなどシーンを選べばシャッタースピードなど調整してきれいに写るのでしょうが、標準のままでここまでキレイに映るのは他にはありませんでした。
　

　
　「LUMIX FX30」の価格も、発売当初は4万円前後でしたが、最近は3万円前半まで価格が落ちてきましたので、買い時なのかもしれませんね。
　
　もちろんデザインも良く出来ていて、ボディカラーもファッション性重視で、化粧品を意識した「プレシャスシルバー」「エクストラブラック」「アーバンブルー」「センシュアルブラウン」の4色を揃えた。ブルーはソフトタッチの触感塗装、ブラウンはグロス調の光沢塗装など、それぞれ表面素材が異なる点も特徴です。
　


　
　「トリプルブレ補正」は、お馴染みの「光学式手ブレ補正」と「高感度撮影」に「動き認識」（インテリジェントISO感度）をくわえた総合的なブレ防止技術だ。動き認識では、カメラが被写体の動きを検知し、動きが大きい場合は自動的にISO感度を高めにしてシャッタースピードを早くする。一方、被写体に動きがなければISO感度を低めにしてノイズの発生を軽減する仕組み。
　

　
　
　もう一方の奥様カメラ「DMC-TZ3」4万7000円前後
　
　ポケットに入るサイズに沈胴式の光学10倍ズームレンズと「老眼でも見やすい」3型液晶ディスプレイを搭載した。上記の「トリプルブレ補正」を採用しているほか、そのディスプレイのサイズを生かし、再生時に2つの画像を表示して比較できる「2画面表示機能」や撮影した動画から9画面の静止画を作成できる「動画9画面表示／静止画記録機能」などを備えている。
　

　
　旅行に便利な「ワールドタイム」や「トラベル日付」を搭載。トラベル日付は、旅行の出発日を設定しておくと、撮影時に旅行の何日目を情報として記録するというもの。記録した日付情報は、再生時にモニター画面に表示したり、付属ソフトウェアを使ってプリントしたりできる。
　

　
　“お嬢様カメラ”は引き続き「浜崎あゆみ」さんがイメージキャラクターを務めるが、“奥様カメラ”ことDMC-TZ3では新たに中高年層に人気の高い「綾小路きみまろ」さんと「長山藍子」さんのコンビを起用。コンパクトボディから飛び出す望遠レンズを「きみまろズーム」と銘打ち、旅行や趣味をアクティブに楽しむシニア層にアピールする構えだ。
　
　「きみまろズーム。孫の顔は大アップ、女房の顔にギブアップ」（きみまろ氏）。
　
■ お嬢様カメラ 「LUMIX FX30」 奥様カメラ「DMC-TZ3」
　
2007-02-24 21:54:28