子供の共通の話題として話が盛り上がるのは、いつの時代でもその小さなコミュニティを維持するために、共通する誰かを攻撃する悪口や興味本位のエッチな画像や動画が話題の中心になる!そんな悪口やいじめなんか小さな世界ではすぐ広がります。携帯から誰でも書き込みができ、ネットなら匿名だという思い込みが些細な噂話を加速させる。
しかし、こんな「 学校裏サイト 」話を大人は知らない…携帯の中の子どもの姿なんて。でも子供に携帯を大量に売って、それを買い与えたのは大人なんですから。。。大人が知らないからとか、こんな風に使われると思わなかったと言い訳はできないでしょう。ケータイやホームページを無料で作らせる「大人のビジネスモデル」に子どもたちが乗せられているだけなのですから。
親が子どもに携帯を持たせる一番の理由は、いつでも連絡がとれる安心、安全のため。ならば電話とメール機能があればいい。「子どもの携帯にインターネット機能は必要ない」。子どもが持っている携帯は、販売店に出向けば10分もかからずにフィルタリングをかけることができる。だが、それをするのもしないのも最終的には親=大人の判断なんです。子供が携帯電話からインターネットを利用していることの危険を親は放置しているのですよ。。。
これらは「 学校裏サイト 」と呼ばれる掲示板の一例です。
いじめが祭りになる
そしていじめ。フルネームや名前の一部を伏せ字にして、「ウザイ」「キモい」「死ね」と攻撃する。「こいつをいじめよう」と名前を挙げたスレッドが立てば、悪口がどんどん書き込まれる。
携帯電話からインターネットにアクセスして、高校の名前の付いたサイトを開いてみると、真っ黒な壁紙の掲示板に白い文字が浮かび上がる。
<匿名さん> 3年の○○ゎストーカーだから気を付けてねぇ。子持ちの男と不倫してたんだって。
<○○> ストーカーでわるいかい
<匿名さん> もうやめなよ
<破壊希望> バカどもが
別の高校の掲示板には、女の子の名前を挙げたスレッドが立っていた。
<△△> きもいし浮気しまくりだしヤリマンで きもすぎてゆーね死んでよし。
<とくめ> 主最低
<友達「女」> ○○はとりあえず□□ていう彼氏がいるから手ださないほうがいいよ
○○には名前が、ひらがなや当て字で書かれている。中傷と、それを非難する応酬が続く。
学校の公式サイトとは別に、在校生らが勝手に立ち上げた、いわば「2ちゃんねる」の学校版。情報交換をしたい話題のスレッドを立てて、ハンドルネームで自由に書き込める。サイトのURLを携帯で転送し合って共有しているから、親が検索しても簡単には見つからない。
ここ1、2年で中高生の間に急速に広がったこの掲示板の存在に今、大人たちが気づき始めた。
学校裏サイトの利用目的は「暇つぶし」が約8割
MMD研究所は7月26日、「学校裏サイトに関する実態調査」の結果を発表した。この調査は、2007年7月13日から17日まで、ストラテイションが運営する無料ホームページ作成サービス「00HPメイカー」、シンクタンクが運営する「PREMA」など計16社、モバイル20サイトの協力のもとで実施したもので、有効回答数は1万6682人。
同調査によれば、学校裏サイトを知っている人は、学生では40.0%、一般では28.5%。全体では33 .0%が、学校裏サイトについて知っていることが分かった。
学校裏サイトを知ったきっかけは、学生では「友人」が74.2%で最多、次いで「インターネット」が15.8%となった。一般では「テレビ」が53.8%で最も多く、次点は学生と同様「インターネット」で22.5%だった。
学校裏サイトの利用経験がある学生を対象に、利用頻度を調査したところ、「過去利用していたが今はしてない」が56.4%で最も多く、次いで「毎日」が11.8%となった。過去に利用していたが今はしていないという回答者を除くと、一週間に1回以上利用しているという割合が78.4%となり、約8 割の回答者が頻繁に利用している傾向がうかがえる。
学生で学校裏サイトの利用経験がある回答者の利用目的は、男女ともに「暇つぶし」が7割を超える結果となった。男女による順位の差はほとんどなく、「暇つぶし」「噂話」「部活」が上位となっている。
学校裏サイトを利用して、不快な思いをする書き込みを見たことがある学生は全体の84.6%。その内容は、「荒らし」が44.2%、「教師への悪口・不満」が39.3%、「個人情報が出ていた(個人名・電話番号・アドレスなど)」が32.0%となり、利用目的で第2位となった「噂話」を不愉快と答えた回答者は4.0%に留まった。
なお学校裏サイトが、テレビや雑誌で問題視されていることを知っている学生は7割を超えた。そのうち、学校裏サイトに「問題があると思う」と答えた回答者は7割以上。問題点については、約8割が「各個人のマナーの問題だと思う」と回答している。
「 学校裏サイト 」はIT系じゃなくてガテン系木材卸会社役員26歳が運営!
このサイトの管理人が名誉棄損ほう助の疑いで書類送検されたそうです。この「学校裏サイト」管理人さんは、IT系ではなく大阪市内にある普通の材木卸会社役員の男(26)だそうで、これだけ世間を騒がせていたサイトの運営者が、IT系ではなくてガテン系木材業とは・・・ITスキルが高かったのでしょうか?
いいえ、誰でも簡単にホームページを開設できて管理が容易だっただけで、管理なんてほとんど行っていなかった訳ですから、管理者と言うよりもホームページの空き家状態で荒れ放題の状況だったようです。
なぜ管理人になったの
管理人 おもしろ半分でつくってみたらみんなに広まったんで
管理する苦労は
管理人 がんばって中傷とか消しているのに、関係なしにどんどん書き込みして本名とか載せたりするんで疲れる
A中学の掲示板はネット上にあるので全世界の人にも見られるんだけど、そういう意識は
管理人 あんまりない。うれしいような、ちょっとびっくり
管理人の彼らが一番気にするのは掲示板が盛り上がること。書き込みが増えて注目を集めるには、わいせつな画像や誹謗中傷は欠かせないと言う。
今回の名誉棄損ほう助の疑いで書類送検されたのは、調べによると、男は「 学校裏サイト 」掲示板に、女子中学生(13)への中傷が実名や学年とともに書き込まれているのを知りながら、削除などの措置をとらずに放置した疑いとのことですが、ネット上の中傷を名誉棄損容疑で立件するケースは少なく、管理人が刑事責任を問われるのは異例とされています。
今回の中傷が書き込まれたのは「 学校裏サイト 」などと呼ばれる掲示板。昨年8月20日ごろ、大阪市内の私立中学校に関する話題を在校生らが自由に書き込む欄に、当時1年生の女子生徒について「うざい」「ブス」などと中傷する内容が書き込まれた。
中傷は昨年8月、同じ塾に通っていた別の女子中学生(13)が書き込んでおり、府警は名誉棄損の非行事実で児童相談所に通告するなど、投稿した子供もお仕置きがあったようですが、管理者へのお仕置きの方が大人だけに厳しい気もします。。。
この中傷は同10月中旬、友人から知らされて女子生徒が気付き、母親が掲示板のプロバイダーにメールで削除を要請したが、プロバイダーは「掲示板の管理人に言ってほしい」と回答。改めて管理人にメールなどで要求したが、応じてもらえず府警に相談した。府警のサイバー捜査担当者が、書き込んだ女子生徒と管理人の男を割り出した。
男は「中傷にあたると分かっていたが、これくらいなら削除するに値しないと思った」と供述している。母親が府警に相談した直後の同10月19日、掲示板を削除したということですが、対応が遅いと書類送検されてしまうってのは、やりすぎな気もします。
2006年 11月
●札幌市の道立高校1年男子が、同級生からいじめられている様子の動画をネット上に流されていたことが発覚。携帯のカメラで撮影していた。いじめていた男女生徒2人は停学処分に
●奈良県橿原市の中学1年男子が、携帯メールで「うっとうしい」などと中傷されるいじめに遭い、うつ状態から不登校に。橿原署は中傷メールを送り続けた1年男子2人を児童相談所に通告
2006年 12月
●長野県の県立高校の野球部員8人が、携帯の掲示板に2年生部員を中傷する書き込みをして被害者が不登校に。同校はいじめと認定して6人を自宅待機処分、野球部は3カ月間の対外試合禁止処分を受ける
●仙台市の市立中学3年男子が、同校名のサイトの掲示板で、名指しで「死ね」などの中傷を受け、不登校から転校する事態に。書き込みを巡って暴行も受けていた。複数の生徒による匿名の書き込みがあり、市教委はいじめと認定
2007年 2月
●自分の裸の写真を携帯のカメラで撮影し、ネットの掲示板に投稿した神戸市の女子中高生ら6人を、兵庫県警がわいせつ図画公然陳列容疑などで書類送検。掲示板には投票によるランキングがあり、少女らは「ランクが上がっていくのがおもしろかった」
●「死ね」などの中傷メールを、同じ中学3年の女子生徒の携帯に匿名で700回以上送りつけた奈良県天理市の中学3年男子2人を、奈良県警が県迷惑防止条例違反容疑で逮捕
ネット上に出回る携帯向けの「無料レンタル掲示板」を利用すれば、誰でも簡単に掲示板が作成できる。レンタル掲示板の多くには「出会い系サイト」などの広告が張られていて、中高生がそこにアクセスすることで、掲示板の提供業者は広告収入を得る。
管理人の子が「人気」を気にするのは、ランキングサイトの存在もある。「1位になれば5000円進呈」というサイトだってある。
5人に1人「悪口書かれた」
携帯コンテンツ会社のメディアシークは2月下旬、運営するデコメサイトの会員を対象に、学校裏サイトとプロフについてのネット調査をした。中高生に当たる13〜19歳の女性205人が回答。62%が、裏サイトの存在を知っていた。
そのうち、書き込みの経験があるのは、43%。内容(複数回答)は、部活や宿題などの学校生活の情報▽うわさ話▽先生への不満・悪口と続き、「友だちの悪口」は5番目だった。
一方で、「友だちの悪口やいじめと思える投稿を見たことがある」と答えたのは50%に上った。「悪口を書かれたりいじめられたりした経験がある」は22%で、ほぼ5人に1人の割合でいた。
プロフについては、半数が「持っている」と回答。その半数は、エッチな投稿や画像が送られてきた経験があったと答えた。
裏サイトで悪口を書かれたら、どう感じるのだろう。
携帯電話の使い道が、電話→メール→プロフなどへシフトして、「人間関係は、どんどん希薄になる」言う。
女子高生がメールしなくなったのは、来たら速攻で返信することに疲れるから。
代わりに自分のプロフに近況を書いて、それを友だちが読むことで「コミュニケーション」をとる。ところがプロフを見て、「他の子と遊んでた!」と勝手に傷ついたり、「気にくわない」といじめが始まったり。
「プロフだけで相手をジャッジする。だから、トラブルも多くなる」
<学校裏サイト>陰湿化深刻 いじめや脅迫、彼女の裸写真も
中高生がインターネット上で情報交換する「学校裏サイト」で、いじめや問題画像の流出が問題化している。「裏サイト」は学校が公的に作るサイトとは別に、生徒個人が立ち上げている掲示板で、特定の生徒の写真が張り付けられ「きもい」「死ね」「消えて」の文言が並ぶこともある。頻発する人権侵害に、親や教師たちは困惑している。【山本紀子、佐藤敬一】
東京都内に住む19歳の少年は、私立高校3年生だった昨年、裏サイトに実名や携帯電話の番号、メールアドレスを勝手に公開され「うざい」「カンニングしている」と書き込まれた。自分の携帯電話には無言電話も数本かかり、中傷メールも1日に10通以上舞い込んだ。サイトには「いじめたい奴」として校内の数十人が実名でリストアップされ、この少年も含まれていたという。
少年は「同じ学校の女子生徒と交際を始めてから嫌がらせが始まった。彼女の携帯電話にも『あいつと付き合うと犯すぞ』という脅迫メールが届いた」と話す。だれがいじめているのかは分からず、2人は友達に会うのが怖くなり、不登校になった。
少年は、ネット上でいじめなどの悩みを聞く活動をしている「全国webカウンセリング協議会」に相談。アドバイスを受けてメールアドレスを変えると中傷メールは来なくなった。
裏サイトでわいせつ写真が広まった例もある。北関東の公立中では「女の体を知りたい」という書き込みに対し、男子生徒が交際中の女子生徒の裸の写真を携帯電話で撮影して添付、大問題になった。校長は「PTAの緊急集会後に突然サイトは閉鎖されたが、別のサイトが立ち上がっていないか不安だ」と明かす。
学校裏サイトをめぐっては昨年10月、仙台市の中学3年の男子生徒が掲示板で「死ね」と名指しで中傷される事件があり、同級生の女子生徒が侮辱の非行事実で家裁送致された。今春には、大阪府警が女子中学生を実名で中傷するメールを掲載した掲示板の管理人の男を、名誉棄損ほう助容疑で書類送検したが、嫌疑不十分で不起訴処分となっている。
親や学校が発見するなど管理は難しい
生徒たちが立ち上げるサイトは学校の管理下になく、自由にアクセスして情報交換できることから「裏サイト」の名前がついた。掲示板「2ちゃんねる」の学校版とも呼ばれる。生徒たちは携帯電話のメールで裏サイトのアドレスを伝えあい、携帯電話からアクセスする。掲示板ではさまざまな話題でスレッドをたて、ハンドルネームによる匿名でおしゃべりを楽しむ。
裏サイトに学校名がつけられることはほとんどなく、大人が検索しようとしても見つけるのは難しい。管理人も在校生か卒業生の場合が多い。中には、情報交換だけを楽しむことを目的にし「悪口書き込み禁止」とうたうサイトもある。
全国webカウンセリング協議会の安川雅史理事長は「裏サイトに部活後のシャワー中の裸の写真を添付された男子生徒もおり、映像を駆使した嫌がらせも多発している。最近は親や教師の目から逃れようとパスワードを設けるサイトも増えており、密室化が進んでいる」と懸念する。
情報モラルの問題に詳しい千葉県柏市立土南部小学校の西田光昭教諭は「裏サイトは子ども同士の口コミで広まる。子どもが親や教師に隠れてコミュニケーションの場を作っているため、校名で検索してもなかなかたどり着けない。学校側が逐一指導するのは難しい」と指摘する。
同小は「親も実態を知ることが大切」として、今年初めて保護者向けに携帯電話の使い方について研修を行った。西田教諭は「問題が起きる前に親や学校が使い方などについて指導していくことが大事」と話している。
学校裏サイトとの先生の「闘い」
全クラスで道徳の授業を行い、裏サイトについて考えさせた。各クラスの担任は裏サイトの内容を黒板いっぱいに書き出した。書き込みの多さと内容の醜さ、ひどさに気づかせるためだ。書き込みが原因で殺人事件が起きたり、悪口を書かれた人が自殺したり、最悪の場合は死につながることも教えた。
学年集会で訴えた。「名前が出ないからと人を傷つければ、書き込むごとに自分の心がカサカサになる」「嫌な書き込みをしたことがある人は今夜削除してほしい」
同時に、掲示板の管理人に誹謗中傷の書き込みの削除を要請した。ネット上に掲示板の場所を提供していたプロバイダーには、掲示板の閉鎖を依頼した。
そして3年生のあるクラスに新しい掲示板ができた。欠席したり早退したりした生徒のために、次の日の授業で準備が必要なことなどを書き込む場だ。生徒たちが自ら大事に運営し、「楽しい掲示板」になっているという。
主任は反省を込めて語る。「教師は裏サイトのことを知らなさすぎる。もっと勉強しなければ。誹謗中傷があれば、削除や掲示板の閉鎖が必ずできる仕組みも必要だ」
学校裏サイトの半数に中傷・総数3万8000件超
子どもが自分の通う学校の情報などをネットに書き込む「学校裏サイト」について、文部科学省は15日、中学校と高校を対象に実施した初の実態調査の結果を公表した。
見つかったサイトは3万8260件が見つかった。全国の中学・高校計約1万6千校に関するサイトが中心だが、小学校関係のものも含まれているという。うち約2000件を詳しく調べたところ、半数に「キモイ」や「ウザイ」、「チビ」といった誹謗・中傷する32語を含むサイトが50%に他人を中傷する言葉があった。ほかにも性器の俗称などわいせつな12語を含むものが37%、「死ね」「殺す」などの暴力表現の20語を含むものが27%あった。いじめなどの温床になりやすいと指摘されている裏サイトのまん延ぶりが、改めて浮き彫りになった。
裏サイトの多くに有害広告がついている実態もわかった。
さらに同じ3県の中高生を対象にアンケートを実施。裏サイトを「知っている」は33%、「見たことがある」は23%だった一方、回答した1522人のうち、学校裏サイトに「書き込んだことがある」は3%だった。
見たことがある書き込みで多かったのは「同じ学校の生徒のこと」や「同じ学校の生徒の悪口」、「クラブ・部活動のこと」など。書き込みを見て8%の生徒が「自分が落ち込んだことがある」と答えたが、そのうち半数近くは「誰にも相談しなかった」としており、一人で問題を抱え込んでいる様子もわかった。
文科省青少年課は「今後も必要な調査を続け、他省庁と連携して子どもを有害サイトから守るフィルタリングなどの対策に取り組みたい。保護者や学校もサイトを直接見て、実態を認識して欲しい」としている。
「学校裏サイト」に関する記事
Yahoo!Japan:
学校裏サイト 陰湿化深刻に - 国内
J-CASTニュース:
10代の約7割がケータイ向け掲示板でいじめの書き込みを目撃
群馬大学 :
学校裏サイトで、今何が行われているのか~子どもとケータイの闇...
東京新聞:
『学校裏サイト』 小中高生に浸透 保護者への啓発が急務