「出会いカフェ」とか「出会い喫茶」という名前のお店が登場し、人気を呼んでいるらしい。もちろん、男性と女性が出会うための場だが、ここで知り合った女性を、酔わせてホテルに連れ込んだ末の犯罪も起きている。いったいどんなお店なのだろう。
ラブホテルに連れ込んだ上、「昏睡強盗」働く 2007年春、東京・池袋の出会いカフェで知り合った20歳の女性に対し、男性小学校教諭(45)が、ラブホテルに連れ込んだ上昏睡強盗を働いた疑いで逮捕された。新聞各紙の報道によると、教諭は出会いカフェで知りあった女性を近くの居酒屋に誘った。最終的にラブホテルで現金1万円とブランドものの財布などが入ったバッグ(計約6万円相当)を昏睡状態にさせた女性から奪った疑い。女性は、居酒屋で薬のようなものを入れられたといい、教諭は、合意の上でホテルに行ったなどと話し、二人の説明は食い違っている。
2007年春、東京・池袋の出会いカフェで知り合った20歳の女性に対し、男性小学校教諭(45)が、ラブホテルに連れ込んだ上昏睡強盗を働いた疑いで逮捕された。新聞各紙の報道によると、教諭は出会いカフェで知りあった女性を近くの居酒屋に誘った。最終的にラブホテルで現金1万円とブランドものの財布などが入ったバッグ(計約6万円相当)を昏睡状態にさせた女性から奪った疑い。女性は、居酒屋で薬のようなものを入れられたといい、教諭は、合意の上でホテルに行ったなどと話し、二人の説明は食い違っている。
出会いカフェの女性は「フツー」に見える女性で来店の理由の多くは「暇つぶし」プラス「お小遣い稼ぎ」というのだが、それだけではないような雰囲気も漂ったりして・・・。「単なるお小遣い稼ぎ」から「売春」まがいまで、さまざまな交渉が店という「場」で女性と話し始めたときから始まる。 5000円くらいの「交通費」が目当て? 女性の年齢や職業、希望のデートコースチェック欄(カラオケ、お酒、喫茶店、その他)などが書かれたプロフィール用紙が女性入室の度に、席の番号に応じて分るよう男性席の壁のフォルダーにはさみこまれる。 男性客は、新しい女性が入ってくるたびに目を凝らして吟味している。金髪で肌の色が黒い「ギャル」風の女性は予想以上に少なく、黒髪でカーディガンを羽織ったいかにも「お嬢様」風の女の子も入ってくる。 「交通費としていくらあげられる?」などの欄がある「トーク申込書」を記入して店員に渡し、女性の番号を告げる。別室に移動して2人で話す。 すぐに「お寿司でも」ということになり、外出する。店を出たところで、申込書に書いた交通費10,000円を店からもらった封筒に入れて女性に渡す。店員によれば「交通費」は5,000円以上にすると、「外出」の可能性が高くなるようだ。 「カフェへは土日にたまに1人で行く」。女性が「出会いカフェ」に入るのは無料。 しかも、飲み物から菓子やマンガを無料で楽しめ、「暇つぶし」に良いそうだ。エッチ目的の男性客が多いのでは、と聞くと「そういう人は最初のトークですぐ分かる。ひいちゃう」。 フリートークで気が合えば食事をおごってもらい、交通費「5,000円くらい」を客からもらう。危険を感じたことは「特にない」。女性側にも援助交際目当ての人がいるのでは、という質問には「そんな感じの子はいるけど話さないから分からない」とのことだった。 盛り上がればエッチもありなのか。これは、さすがに「ええ、どうでしょう」とかわされた。カフェを出て約2時間半、女性は「この辺で」と切り上げた。結局、女性の食事代約4,000円を含め計19,000円を支払った。 新宿歌舞伎町の雑居ビルに入った別の出会いカフェ 入会金と入室料(一時間)は8000円ほど。こちらでは、個室に男性が入り、女性が次々とそこを訪れるというシステムになっている。3畳ほどの部屋にはパソコンが置いてあるほかは、自分と訪問する女性が座るソファが置いてあるだけだ。 こちらの「出会いカフェ」では、男性が書いた「好みのタイプ」などを参考に、女性は各部屋に割り振られる。外出が成立すれば、「お小遣い」と称して金がもらえるという仕組みだ。話す時間に制限は無く、女性との話が済めば、次の女性が部屋を訪れてくる。 最初に部屋に入ってきた女性に「外出できればいい、と思って来た」と告げると、「私外出しないから、他の人に代わるね」といって部屋を出て行った。また、他の女性も「お菓子を食べに来た」と話す。「外出」を目的とせず、単に「暇だから来た」という女性も多いようだ。 「マジックミラーの店と違って、ここってエロい人が多い」 この店では、個室で2人きりになるため、体を触られたり、最初から「ホテルに行こう」と誘う男性もいるようだ。個室には鍵も付いており、完全な密室状態になる。しかし、意外なことに女性たちは恐怖感のようなものを持っていない。 「凄い嫌な顔をして、触ったらそれでいくらとかお金を要求する。おじさんとかだと、『それでもいい』とか言ってくる人がいて困ったけど」 別の女の子は、出会いカフェが発端で発生した昏睡強盗事件の話では、驚いた様子で「気をつけなきゃね」と話した。 早朝の4時。最初のマジックミラーの店に再び入る。しかし、夜の出会いカフェに比べて、女性はまだ減らない。女性たちを眺めていると店員が話しかけてくる。 店員は、「トーク申し込み書」の金額欄を「それ以上」(つまり10,000円以上)にチェックするよう指南する。 「●番だったら、それ狙いなんで絶対いけますよ!」 「●番の女の子は、化粧もそれなりにしていて、カジュアルなワンピースとハイソックスを身につけた「今風」の女の子。 店は援助交際を禁止していると説明するのだが、これは建前で、「本音」は違うようだ。 「暇つぶし」の女性が集う「出会いカフェ」。もちろんなかには、援助交際を目的にしている女の子もいるようで、そのことを店も十分に承知している。
「出会いカフェ」都市部で急増 売買春を誘発 警察警戒 見知らぬ男女の出会いの場の演出を売り物にした「出会いカフェ」が都市部で急増している。雑誌を読んだりコーヒーを飲んだりしながら客同士で気に入った相手を見つけ、店外デートに誘う。ネット上の出会い系サイトの店舗版ともいえ、見た目は喫茶店でも実際には買春交渉が横行している疑いが強い。警察当局は、未成年者を中心に新たな犯罪の温床にならないかと警戒を強める。 出会いカフェは、繁華街の雑居ビルの一室などにあり大半が深夜まで営業。店内ではソフトドリンクを飲みながら雑誌を読んだりパソコンや映画のDVDを見たりできる。長時間の滞在が可能で、表向きは喫茶店やネットカフェと似ている。 大阪府警や関係者によると、出会いカフェが登場したのは6、7年前。現在全国で約120店にのぼる。大阪ではキタやミナミに集中する。 よく見られる利用の仕組みはこうだ。男性が3千円ほどの利用料を払い入店し、女性は無料。入店後は座席でくつろぎながら、周囲の客の様子をうかがう。気に入った相手がいれば店員を通じて誘いをかけ、意気投合すれば男性が女性を店外に連れ出す。その際、男性が店側に退店料数千円を払う場合が多い。 問題は単に出会いの場にとどまらず、最初から売買春を目的とした男女が多いこと。客同士の売春交渉に店側が介入した場合には、売春防止法違反に問われる可能性が高い。給料を払い女性に性的な接客をさせた場合も風俗営業法に抵触しそうだ。 しかし多くは「喫茶店」や「飲食店」として自治体に届け出ており、客同士の交渉には不介入を原則としている。 実態はどうか。少女たちの売春交渉の場となったり、犯罪を誘発したりしていることを示す摘発例が出てきている。 愛知県警は今年4月、名古屋市内の出会いカフェで知り合った17歳の少女にみだらな行為をしたとして、客の男(38)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕。警視庁は同月、出会いカフェで知り合った女性をホテルに連れ込み所持金を奪ったとして、小学校教諭を逮捕した。 警察庁は「出会いカフェは風営法における規制対象ではないと現時点では認識しているが、この種の営業に問題がないか実態を把握する必要がある」とする。大阪府警も実態調査に乗り出した。
見知らぬ男女の出会いの場の演出を売り物にした「出会いカフェ」が都市部で急増している。雑誌を読んだりコーヒーを飲んだりしながら客同士で気に入った相手を見つけ、店外デートに誘う。ネット上の出会い系サイトの店舗版ともいえ、見た目は喫茶店でも実際には買春交渉が横行している疑いが強い。警察当局は、未成年者を中心に新たな犯罪の温床にならないかと警戒を強める。
出会いカフェは、繁華街の雑居ビルの一室などにあり大半が深夜まで営業。店内ではソフトドリンクを飲みながら雑誌を読んだりパソコンや映画のDVDを見たりできる。長時間の滞在が可能で、表向きは喫茶店やネットカフェと似ている。
大阪府警や関係者によると、出会いカフェが登場したのは6、7年前。現在全国で約120店にのぼる。大阪ではキタやミナミに集中する。
よく見られる利用の仕組みはこうだ。男性が3千円ほどの利用料を払い入店し、女性は無料。入店後は座席でくつろぎながら、周囲の客の様子をうかがう。気に入った相手がいれば店員を通じて誘いをかけ、意気投合すれば男性が女性を店外に連れ出す。その際、男性が店側に退店料数千円を払う場合が多い。
問題は単に出会いの場にとどまらず、最初から売買春を目的とした男女が多いこと。客同士の売春交渉に店側が介入した場合には、売春防止法違反に問われる可能性が高い。給料を払い女性に性的な接客をさせた場合も風俗営業法に抵触しそうだ。
しかし多くは「喫茶店」や「飲食店」として自治体に届け出ており、客同士の交渉には不介入を原則としている。
実態はどうか。少女たちの売春交渉の場となったり、犯罪を誘発したりしていることを示す摘発例が出てきている。
愛知県警は今年4月、名古屋市内の出会いカフェで知り合った17歳の少女にみだらな行為をしたとして、客の男(38)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕。警視庁は同月、出会いカフェで知り合った女性をホテルに連れ込み所持金を奪ったとして、小学校教諭を逮捕した。
警察庁は「出会いカフェは風営法における規制対象ではないと現時点では認識しているが、この種の営業に問題がないか実態を把握する必要がある」とする。大阪府警も実態調査に乗り出した。