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February 2, 2008 space
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スバル世界初!水平対向「スバルボクサーディーゼル」開発!

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「スバルボクサーディーゼル」と呼ばれる世界初の水平対向4気筒ディーゼルエンジンが、『レガシィ』に搭載され、3月のジュネーブモーターショーで発表。即日EU圏内で発売される。スバルが手にすることが出来なかった50%以上ものディーゼル市場に参入できることからも
 

boxer_diesel01.jpg

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 スバルが開発した量産車用として世界初の2リッター水平対向4気筒ディーゼルユニット=ボクサーディーゼルは、当然「レガシィ」をはじめとするスバルの既存のラインナップに搭載できるよう開発された。
 
 
 ヨーロッパでシェア50%を超えたディーゼルエンジンを是が非でも手に入れたかったスバルが、水平対向専用のエンジンベイに、他社の開発した直列4気筒が搭載できないために、他社からの供給求める手段がなかった。それなら自力で開発するしかないと判断してから、3年の開発期間を経て姿をのが「スバルボクサーディーゼル」となる。同じ水平対抗エンジンであっても、既存のガソリンユニットとは、まるで別物の性能保有する優秀な環境エンジンに仕上がっている。
 

boxer_diesel02.jpg

 
 現在、レガシィのターゲットとする2リットルエンジンの市場では、EUの国によっては70%以上もの車がディーゼルエンジンを搭載する車となっている。、他の地域よりもガソリン車比率の高いドイツでも50%以上を環境エンジンといわれるディーゼルが占めている。このように欧州各国で乗用車のディーゼル比率は高く、いくら性能のよい安全で快適なクルマを作っても、ガソリンエンジンだけでは市場の50%にしか受け入れられない。ディーゼルエンジン無しでは販売競争力がないということになる。
 
 
 「スバルボクサーディーゼル」の驚きのCO2排出量
 
 「スバルボクサーディーゼル」のコモンレールシステムは噴射圧1800barのデンソー製。ターボチャージャーは、IHI製の可変ノズル式で、排ガス後処理装置としては酸化触媒とDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)が装着されている。
 
 
 ここから導き出されたスペックは、最高出力150ps/3600rpm、最大トルク35.7kgm/1800rpmというもの。燃費はEU混合モードで5.6リッター/100km、CO2排出量は148g/kmだ。レガシィはフルタイム4WDで1km当たり5gは不利というから、CO2排出量の少なさで評判の「ホンダ・アコード」2.2リッターディーゼルが143g/kmと同等の能力を有していることになる。
 
 
 「スバルボクサーディーゼル」の環境性能と経済性がポイントになる。
 
 ディーゼルエンジンはCO2の排出量が少なく燃費もよいからだ。情報によると、ボクサーディーゼルを搭載したレガシィは、欧州の一般路でのテストで燃料満タン1100kmも走るとされる。これには、スバルも相当な手ごたえを得たのではないだろうか。
 
 
 実際に、スペインで催された国際取材会では、かなりアクセル開度の高い状態で200km以上の距離を走破しても、燃料計の針は5分の2程度しか減らなかった。
 
 

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HOMENews BlogsCarMotorcycle Ecology | February 2, 2008 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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