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May 1, 2008 space
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光老化!紫外線とは?英語で Ultra Violet(ウルトラ バイオレット)

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紫外線は英語で「Ultra-violet-rays」。この Ultra Violet(ウルトラ バイオレット)を略して「UV」と呼んでいます。「UV」にはA波・B波・C波という、異なる波長の光線が含まれていて、その中でも紫外線A波(UVA)が、肌が黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こし、UVBは、肌が赤くなる日焼け(サンバーン)と深く関係しています。
 

hikari_uv_01.gif

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 人は思ったほど歳をとらない。最近までシミ・シワ・たるみを「しょうがない」と思ってきたが、それは「大きな勘違い」。肌の老化の80%は紫外線による光老化でした。そしてこの80%の老化は予防とある程度の修復が可能ということです。
 
 紫外線は直接肌にダメージを与える上、肌を酸化(サビ)させるフリーラジカル(活性酸素)を発生させ皮膚細胞DNAを傷つけ破壊します。受けたダメージは少しずつ蓄積し、肌の老化現象となって後々現れます。
 
 この老化とは、メラニン色素が増加し、皮膚はくすみ始め、シミが発生したり、濃くなったりします。また皮膚の奥深くでは、皮膚の張りに大きな役割を果たしているエラスチンやコラーゲンが破壊・変性されて、張りがなくなったり、しわが増えたりもします。
 
 これを光老化といい、自然の老化とは区別されています。
 

hikari_uv_02.jpg

 
 ■UVAは、肌が黒くなる日焼け(サンタン)
 
 UVAは、紫外線に当たってすぐに肌が黒くなる日焼け(サンタン)を引き起こすことがすぐに目に見える変化といえます。近年の研究で、このUVAがシミやしわの発生に大きく関わっていることがわかってきました。
 
 波長が長いUVAは、肌の奥深くまで到達し、じわじわと肌に様々な影響を及ぼします。例えば、コラーゲンを変性させ、これがしわなどの原因になっていくなど、長い時間をかけ、気付かない間に肌に悪影響を及ぼしていたのです。
 
 紫外線は肌に悪影響を及ぼしますが、実は、人間の身体にはこれに対抗する機能が備わっています。それが、「メラニン色素」です。日光を浴びた後、肌が黒くなる症状を「サンタン」と呼びますが、これは体内のメラニン色素が原因。紫外線を浴びることで増えたメラニンが肌を守る黒いフィルターのような役割を果たしてくれているのです。そして、増えたメラニンは、肌のターンオーバーによって角質細胞と一緒にはがれ落ち、次第に肌の色も元に戻ります。
 
 しかし、長い期間、多量の紫外線を浴び続けると、肌細胞に傷がついて、メラニン色素を作り続けたり、メラニンの排泄が上手くいかなくなって、肌にいつまでも黒いままの部分ができてしまいます。これが「シミ」の原因の1つです。
 
 ■PA分類(UVAを防ぐ指標)
 
 PAとは「Protection Glade of UVA」の略。
 その名の通りUVAを防ぐ効果の程度を表す指標です。「PA+」「PA++」「PA+++」の3段階に分けられており、+の数が多いほどUVAを防ぐ効果が高くなっています。

 
 光老化の症状の中でも、気なるのが肌の老化ではないでしょうか。
 
pa_spf01.jpg 紫外線に当たり続けるとこのコラーゲンの線維が切れたり、分解する酵素が活発になるなどし、シワやたるみが引き起こされます。これには紫外線が当たると発生する活性酸素が大きく関わっていると考えられています。
 
 UVAは肌の奥深くまで届き、雲や窓ガラスをすりぬけるので、年中注意が必要です。また、強い直射日光を浴びていない日常生活の中でも、少しずつカラダに影響を与えていきます。それがやがて、しわやたるみになって現れてくる…。これが光老化の怖いところなのです。
 
 しかもUVAは、オゾン層を通り抜けやすく、常時、UVBの20倍以上も地上に降り注いでいます。雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、曇りの日も日当たりの良い家の中でも対策が必要です。
 
 
 ■UVBは、肌が赤くなる日焼け(サンバーン)
 
 長時間の日光浴で肌が真っ赤に焼けたり、水膨れができたり…。このように肌が赤くなる日焼け(サンバーン)の主な原因となるのがUVB(紫外線B波)です。UVBはエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になります。
 
 ただし、波長が短い分、UVAに比べるとオゾン層や上空の雲に阻まれ、地上に到達する量は全紫外線量の約10%と少量です。日常生活の中で、例えば日傘を使うなど、極力直射日光に当たらないように心がけることだけで、ある程度の防御も可能です。
 
 ■SPF(UVBを防ぐ指標)
 
 SPFとは「Sun Protection Factor」の略。
 日本語で紫外線防御効果を意味し、サンバーン(肌が赤くなる日やけ)の原因になるUVBを防ぐ指標として使われます。数字が大きいほどUVBを防ぐ効果が高く、最大50+(SPFが51より大きい)と表示されます。

 
 光老化への対策
 
 効果的な服装は、日光を直接身体に浴びない長袖シャツ。これに加え、線維密度が細かい素材を選ぶことがおすすめです。、例えば木綿、ポリエステル素材のシャツは紫外線カットの目的に適していることがわかっています。さらに色の濃いシャツの方が、色の薄いシャツよりもより効果的に紫外線をカットします。
 
 日焼け止めを選ぶ際も、従来のUVBをカットする機能(SPFで表示)に加え、UVAカット機能(PAで表示)を重視することが大切。特にPA値は「+」「++」「+++」の3種類の表示しかないため、日差しの強い季節は同じ「+++」表示の中でもより高いUVAカット効果を持つものを選ぶようにしましょう。
 
 
 日本に比べ、オーストラリアはオゾン層破壊の影響が深刻で、夏場でも長袖シャツが当たり前。子供たちに登下校時のサングラス着用を義務づけている学校も少なくありません。一説によると、18歳までに生涯に浴びる紫外線の約半分の量を浴びているとか。光老化のコントロールには、特に若い頃から紫外線防御が重要だといえるのです。
 
 
■Amazon:皮膚の光老化とサンケアの科学
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