GTA4 が米国で発売「Halo 3」を上回る業界記録！メタスコア99点を獲得

　
　GTA4 の欧米での評価は異常に高い。
　
　発売の滑り出しがよく、これだけの評価を集めたとなると勢いはとどまることを知らず、最終的にＧＴＡIVの販売本数が1000万本を超えることは間違いない。
　
　欧米の様々なゲーム雑誌・サイトのレビュー評価の平均点を掲載しているメタスコア（metarcritic.com）では99点を獲得した。現在53誌のレビュー情報が掲載されている状況だが、大半のメディアが100点満点をつけている。
　
　昨年の最高点だった「スーパーマリオギャラクシー」でさえ97点。99点というスコアは1998年の「ゼルダの伝説〜時のオカリナ」（ニンテンドー６４、任天堂）以来の最高点だ。ただし、「ゼルダ」のスコアは22誌の平均であり、メディアの数が現在53誌のレビュー情報に増えている現在では、今後の記録更新は極めて難しくなっている。そのために、なおさら評価の高さが際立つ。
　
　
　GTA4は、アメリカ人にとっての原風景
　
　GTA4の最大の特徴はプレーヤーにすさまじいまでに自由度が与えられている。GTA4のゲーム内容は、用意されたミッションを最後までプレーするだけで最低でも30時間はかかるボリュームがある。
　

　
　GTA4は、映画「ゴッドファーザー」などに代表されるマフィアから始まり成功を収めるという、アメリカンドリームそのもの。車に乗ればラジオから懐メロがかかり、警察官や通行人を銃で撃ち殺したり、車で簡単にひき殺すといったことができてしまう無法さがある。
　
　
　動画サイトの「YouTube」でプレー動画１週間で4000本
　
　動画サイトの「YouTube」で「GTA4」とキーワード検索すると、１週間で4000本ものプレー動画がアップロードされており、日本からもゲームの内容を伺うことができる。
　
　また、「ニコニコ動画」にも、輸入盤を購入した日本のユーザーが早々と多数のプレー動画をアップロードし始めており、ゲームの雰囲気を理解することはそれほど難しくない。日本語でボイスチャットしながら複数のプレーヤーとオンラインプレーをしている動画は面白さがわかりやすい。プレーヤーは、警察官に包囲される中で撃ち合いをしながら、逃げ切ろうとする。チャットの様子からは、新しい体験に興奮している生の印象がはっきりと見て取れる。
　

　
　
　日本では、過去のシリーズはそれぞれ20万―30万本しか売れていない。
　
　【PS3】グランド・セフト・オート4（Grand Theft Auto IV）が、2007年、Microsoftは大ヒットした「Halo 3」の発売初日の売上額を上回ると予想を発表した。1億7000万ドルという、エンターテインメント業界では前例のない初日売上を記録した「Halo 3」。GTA IVのパブリッシャーであるTake-Two Interactiveが、全世界で600万本の先行予約を受けたと述べたという報道からも、新記録を達成することが予測できる。ゲームの販売価格が60ドルで、600万本が売れれば、約3億6000万ドルに達する。
　
　
　カプコン、プレイステーション3用ソフト『グランド・セフト・オートIV』を発売
　
　カプコンは、プレイステーション3、Xbox 360用のゲームソフト『グランド・セフト・オートIV』の日本語版を2008年内に発売する。希望小売価格は未定。
　
　『グランド・セフト・オート』シリーズは、架空の街を舞台として、ショッピングやお洒落といった日常生活から、カーチェイスや暗殺といった非日常的な行動まで、あらゆることが行える3Dアクションゲーム。その最新作となる本作では、プラットフォームがプレイステーション2、Xboxからプレイステーション3、Xbox 360となり、シリーズ最高のリアルなグラフィックを実現している。
　　
　『グランド・セフト・オート IV』は、全世界で累計6500万本以上の売り上げを誇る『グランド・セフト・オート』シリーズの最新作。海外ではシリーズ通算11作目、国内では6作品目のリリースとなる。
　
　
■ 【PS3】　グランド・セフト・オート　4　　（Grand Theft Auto IV）(輸入版：北米）