今年の異常気象は本当にまいりました。一昨日のゲリラ豪雨に遭遇してしまいずぶ濡れです。台風なら前もっていつ来るか予想されているので心構えとか出来るんですが、ゲリラ豪雨(集中豪雨)はどうしようもありません。平年なら台風の発生が最も多い時期なんですが、今夏は日本列島への台風上陸はゼロ。このまま8月中(今日中!)に上陸がないと、02年以来6年ぶりとなるそうです。
また、都市部で河川の決壊部分などがなかったとしても、上流域から流れ込んだ雨水によって下流域で被害が起こる場合も想定されるなど、人工的な自然環境の操作の限界が見えてきているのかもしれない。
地下神殿(調節池を建設) 国は埼玉県春日部市で2年前、地下水路「首都圏外郭放水路」(全長6・3キロ)を完成させた。近くを流れる河川から雨水があふれ出そうになれば5カ所から水を取り込み、江戸川に流すようになった。神殿のような巨大な柱が並ぶ地下水路は、首都圏を水害から守る「守護神」となっている 東京都は1時間50ミリの雨量に対応できるよう、河川の幅を広げる治水工事を進めている。今年度、水害対策に約640億円の予算を投入、中野区から杉並区にまたがる環状7号線の地下約40メートルでは、25メートルプール1800杯分の雨水を取り込む調節池を建設、今春、全体の施設が完成した。 全長4・5キロ。直径12・5メートルで、5階建てビルがすっぽり入る大きさで、西は井の頭公園、東は隅田川まで、都心を横断する約25キロの神田川水系の河川から雨水を流し、突然の豪雨に襲われたときに水位を下げるのが役割を担う。 都営地下鉄大江戸線の麻布十番駅(港区)近くを流れる古川では今年度中に、地下約30メートルに13・5万トンの雨水を一時的に貯める調節池の準備工事を始める。
ゲリラ豪雨 近年の集中豪雨には、 (1)降雨の範囲が大変に局所的である (2)降雨時間が短い (3)単位時間当たりの降雨量が多い といった特徴がある。 このようなごく限られた範囲に集中して一度に降る降雨を都市型のゲリラ降雨と言われており、1時間に100mmを超えるような集中豪雨の件数も最近になって増加している。発生原因ははっきり解明されていないが、ヒートアイランド現象も要因の一つといわれている。 地下街、地下鉄、ライフラインなど地下空間が高度利用されている大都市において、このような降雨によりひとたび浸水が発生すれば、生命・財産はもとより、経済に与える影響が大きく、都市機能が完全に麻痺することとなる。(都市型水害) ■予測不能 2008年8月5日には、東京都豊島区の下水道で工事中の作業員5人が大雨による増水に流されて犠牲になった。足立区では豪雨による道路の陥没で重傷者も出た。 「下水道に予想を上回る早さで大量の雨水がラッシュアワーのように流れ込んだのが原因。腰の高さまで水かさが上がると、逃げきれない」と指摘すされている。 平成11年6月には1時間77�个箸いΨ磴靴け�のため、JR博多駅周辺が浸水し、JRや地下鉄の運休、ビル地下街では逃げ遅れた従業員が死亡する水害が発生している。また,平成12年9月の名古屋市周辺では時間雨量100�个�記録され、50万人に避難勧告、死者9名、浸水家屋7万戸、被害額8,700億円という激甚な災害となった。 この時の雨は下水道計画で想定していた規模を超えるものであったが、都市機能が集積した大都市を襲ったことで、水害の脅威を改めて認識させ、大都市における浸水対策に多くの課題を残した。