エプソン 世界自然遺産PC「エンデバー屋久杉」を発売

　
　今回の記念モデルでは、天板部分の表層（0.2〜0.3ミリ）の材質に鹿児島県の屋久島に自生する杉を使用した。特に杉の中でも樹齢1000年を超える“ 本屋久杉”を使い、「1000年のあいだに自然が織り成した美しい木目を鑑賞できる」ほか、「ほかの杉とはまったく違う自然のおおらかなやさしい香りを放つ」。この天板は自己治癒コートで保護されているほか、板の繊維に高分子樹脂を充填することで、乾燥によるひび割れなどを防いでいるという。
　

　
　天板と同じ屋久杉製のマウスパッドも付属
　
　キーボードを囲うパームレスト部分のカラーリングも通常モデルと異なっており、天板の雰囲気にあわせた淡いシャンパンゴールドが採用されている。ヘアライン加工も施されているため、見る角度によって色が微妙に変化していくのもユニークだ。なお、通常モデル同様にパピレスコーティング（防汚処理）がなされている。このほか、天板と同じ屋久杉製のマウスパッドも付属する。
　

　
　現在、屋久杉は世界自然遺産として伐採が禁止されているが、この記念モデルで使用されている素材は、保護区域以外から搬出される、かつて伐採や災害などで倒壊した倒木だ。
　
　
■15周年記念特設モデル「Endeavor NJ5200Pro」