FOMA「F-04B」レビュー モバイルプロジェクター＋ケータイを購入１週間後も品薄！

　
　3月に入りドコモのCMも、このセパレートケータイ「F-04B」を一時大量に流して注目を集めていましたが、その直後には話題のスマートフォン「Xperia」にCMが切り替わってしまい、話題を集める機会が少なかったのですが、現実問題としてはまだまだスマートフォンは使い道がなくて…日常、携帯電話を使う上では普通に iモード が使える携帯の方が便利なんですよね。
　

　
　「F-04B」は、ディスプレイとキー部分を分離して使える世界初の「セパレートスタイル」を採用した富士通製のハイエンドモデルで、その独自のスタイルを生かしたさまざまな機能が搭載されている世界的にも注目のケータイです。2009年11月のドコモ秋冬端末の発表時から注目を集めていて、やっと発売になりました。
　
発売時には購入しようと思っていたのですが…この機種を使う意味でモバイルプロジェクターは是非購入したいアイテム（オプション）だったのですが、同時発売にならないと言うことで、発売日に購入を見送っていました。
　
しかし、いままで使ってきたN-01Aが、通話時の音声が聞こえない問題があって、このままではいろいろと問題があると判断して、早速入手しようと思ったら遅かった！？思いのほか人気なのか・それともドコモが在庫調整で初期発注ロットを絞っていたのか、在庫がどこにも無いようです。量販店でも入荷数が少なく、すぐに売り切れということでしたが、今回はタイミング良く予約注文のキャンセルがあったと言う事で入手できました。
　

　
カラーはブラックとホワイトの2色のありますが、モバイルプロじゃクターの購入を予定しているので、このプロジェクター本体は黒のようなので、色を合わせる為にも、F-04Bはブラックを選んでいます。
　
店頭での表示価格は新規・機種変更ともに6万9720円とかなりの高額ですが、この数年間ドコモポイントの為にあらゆる支払いを、DCMXを使ってドコモポイントに換える努力の結果、2万円程の現金支払いで購入できることが判り、一括購入できました。
　

　
　実機を手に持った感想は思ったほど重くないな〜と最近の携帯電話では重い機種なのですが、過去に保有した FOMA F905iT と言う当時最先端のタッチパネル液晶搭載のモデルが重かった印象もあり、「軽い」と感じました。もちろん現在まで使っていたN-01Aよりは重いのですが、だから使えないとかポケットにあると違和感が…という程ではありません。
　

　
F-04Bは、セパレートを実現する為に、ディスプレイユニットとキーユニットの両方にバッテリーが入っているので、重さは最近のコンデジ＝デジタルカメラ並みと思ってもらえれば重さ加減が判るかと思います。しかし本体を分割して、QWERTYキーボードを備えたキーユニットとディスプレイユニットに分けてみると、その両方共に驚くほどに軽量にできています。
　
しかしダブル・バッテリーのため、購入後の充電には思った以上に時間がかかった印象があります。またディスプレイの方がバッテリー消費が大きいでしょうから、キーボード操作できるけどディスプレイが使えないと言う問題がないかちょっと気になりました。
　
技術の富士通とも言われますが、本当にセパレートの軽さが出来るなら、普通のデザインの携帯電話ならかなり軽量なモデルも作れそうですが…そこは技術の富士通なので、オシャレな携帯電話は得意じゃないでしょう。。。残念。