話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index Broadband >> space
space space
space
space
space
space
November 26, 2004 space
   space
space

「CHOKKA」電話加入権を3万6000円買取

space

 「CHOKKA」の名称で,固定電話サービスを行っている平成電電が、「電話加入権買取キャンペーン」を12月1日に開始するとアナウンスしました。その内容が驚きのNTTの電話加入権を最大3万6000円で買い取ると言うないようです。

logo-kanyu-2.gif
space

 CHOKKAは,東西NTTから電話線を借りて平成電電が提供する固定電話サービスで、企業ユーザーがCHOKKAに申し込めば,原則として3万6000円で加入権を買い取る。
 
 
 個人ユーザーの場合は,CHOKKAの利用状況や他サービスとの組み合わせで加入権の買取価格が変わる。例えば,CHOKKAと平成電電のADSL(asymmetric digital subscriber line)インターネット・サービスを同時に加入すれば3万6000円だが,CHOKKAだけの場合は通話料の支払額に応じて買取価格が変わる。ただし,3年の最低利用期間が条件で,途中で解約すれば違約金が必要となる。
 
 
 平成電電の買取価格は,現状の加入権の取引価格よりも大幅に高い。

 電話加入権の取引業協会では、10月時点で平均1契約を1万1000円程度でとり扱っているようですが、一部では買取を中止している取引業者が多くなっているそうです。
 
 
 東西NTTが2005年3月に,「施設設置負担金」(電話加入権)を7万2000円から3万6000円に値下げすることや,総務省が負担金廃止を容認する姿勢を出したため、平成電電は,3万6000円という高値で加入権を買い取って,CHOKKAの加入者を増やす戦略に出たと言う訳で、NTTにとっては”ヤバい”と思っていることでしょう。。

 
 
 さらに平成電電の佐藤社長は,日本テレコムの固定電話サービス「おとくライン」のサービス差し止めを求めて,11月29日に東京地方裁判所に提訴することを明らかにした。

「日本テレコムのおとくラインは,当社の営業上の秘密や技術などを使っている。今春に実施していた当社の部門の売却交渉の中でもれた。詳細は29日に明らかにする」
佐藤社長と述べた。


□ CHOKKA

space
HOMENews BlogsBroadband | November 26, 2004 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> ソフトバンク「BBモバイル」始動!?さて何始めるんでしょう? >> 

800MHz帯で、携帯電話事業への参入を表明しているソフトバンクが,携帯電話事業を担当する新会社「BBモバイル」を10月に設立していたとニュースが流れていました。バンクは本気で...»この話題を見る…


  Previous << 音楽レーベル大手 P2P でファイル交換開始!? << 

 いよいよ、まともなP2Pサービスが始まりそうです。しかも映画と並んで権利にうるさい音楽業界の大手SONY BMG/Universal/Warnerが協賛して準備をすすめている... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP