ディズニー ヤフーとコンテンツポータビリティを実現

　待ち受け画面と着メロをセットにして単品の売り上げではなく、パッケージ商品としてうるそうなので確実に収益の向上につながりそうですね。商品はキャラクターごとに分けた３―４個の待ち受け画像と着信メロディ１曲の「ディズニーパック」(１パック税込み210円)と待ち受け画像は無制限に、着メロは10曲をダウンロードできる「プラチナコース」（月額735円）の２種で、併用も可能ということですが、これは既存の携帯キャリアではなかなか実現できなかった料金の柔軟な組み合わせを実現したと言う意味では評価できます。既存のキャリアも見習って欲しいところですかね。
　
「ディズニーパック」は10日間、「プラチナコース」はサービス購入中であれば何度でもダウンロードできる。開始時は15パックを提供し、毎週３パックを追加していくという事なので、ある意味既存キャリアで展開するコンテンツよりも充実したものになるのかもしれません。
　
キャリアの公式サイトでは「待ち受け画面」と「着メロ」が別のカテゴリーに分けられるため、何度もアクセスしなければならなかったものを、今回のヤフーと組んだことで、一括でディズニーのコンテンツをダウンロードできるようにしたのは、コンテンツの提供方法としては、革新的なのかもしれませんが、それは既存の携帯キャリアが縛りが多すぎたと言うことの裏返しでもあります。
　
ヤフーと組むことで、ＰＣとの連携も加速できるため、欲しいコンテンツ探すために小さな画面で、検索も使いにくい、そして定額ユーザー以外は探すためにパケット料金を支払う必要がありますが、今回の提携でパソコンの画面で待ち受け画面の内容を確認して携帯電話にメールを送信すると、記載されたＵＲＬから直接ダウンロードできるなど利便性は向上します。
　
認証にヤフーのサイト上で共通して使える「ヤフーＩＤ」を使用し、決済にはヤフーの決済方法「ヤフーウォレット」を利用する。携帯電話のキャリアを変えてもヤフーＩＤが同じであれば変更前と同様に使えるなど、ヤフーも抜かりなく有料会員の獲得ができる、どっちもお得な提携のようです。
　
さて、このサービスが流行るのか？ヤフーとディズニーですから、かなりの儲けになりそうですね。