ウェディング・クラッシャーWedding cashers

結婚式荒らしジョン(オーエン・ウィルソン)とジェレミー(ヴィンス・ヴォーン)は、他人の結婚式に紛れ込み飲み食いしたあげく、女の子をナンパすることを趣味としたウェディング・クラッシャーである。

また、日本と違い、多人種が入り混じっているアメリカならではの人種ネタも、この映画の見どころの一つのようだ・・

「アイ・スパイ」「シャンハイ・ナイト」「スタスキー＆ハッチ」のオーエン・ウィルソンと「サイコ」のイメージが強いヴィンス・ヴォーンがビジネスパートナーであると共にある趣味を分かち合う親友の役を演じる。 その趣味とは『結婚式に押しかけること』。もちろん主催者を直接知りません。でも持ち前の愛嬌で適当に周りと話を合わせ、幸せ気分に浸っている結婚式の女性ゲストを誘惑するのが目的。

ある日、地元の権力者の娘の結婚式があることを嗅ぎつけた２人は、多人数のゲストが期待できるこの結婚式に期待を寄せる。 いつも通りに早速狙いを定めた２人だったが、今までとはちょっと違った状況に・・・？？
　
　
　

　
ストーリーは予想通り、今まで遊び放題だった２人がホントの恋に落ちて、ドタバタに・・・ってなもの。   ジョン惚れる相手はレイチェル・マクアダムス演じるクレア。笑顔がとても可愛らしくとても魅力的である。彼女なしでは、この映画は成り立たなかっただろう。近日公開のウエス・クレイブン監督の「レッド・アイ」では、マクアダムスは「バットマン・ビギンズ」で悪役を演じたキリアン・マーフィーとの共演で、こちらも期待度大である。
　
　
　

　

　
アメリカのコメディ映画は、作品によって見る人種がはっきりと分れていると場合が多いが、この「ウェディング・クラッシャーズ」もそうした作品の典型である。ヴィンス・ヴォーン自体が、白人に人気のある俳優であるということもあるし、この映画に黒人はほとんど出てこない。使用人の役で一人出てくるだけだ。人種の違いや、アメリカ文化の背景等に焦点を合わせて観てみてみるのも面白い・・と思われる。
　
　
ちなみにWedding Crashers"の公式サイトでは、自分自身を予告編に登場させることが出来る"Trailer Crashers"が提供されているらしい。

登録した顔画像が予告編のキャラクターたちの顔とすげ替えられて登場するのだが、かなり違和感はあるものの、映画のキャラクターたちと”共演”している気分になれる。しかもキャスティング紹介で登録した名前がデカデカと表示されるから、あたかも映画スターになったような気分にもなれるという仕組みだ。

あの手この手で公式サイトを盛り上げようと各陣営必死に新しいアイデアを練っているのだろうが、「Wedding Crasher」は映画のユニークささながらに、公式サイトでも他を一歩リードする存在になりそうだ。

このユニークなサービス、その名も「Trailer Crashers」は以下の手順で利用できる。

１．公式サイト にアクセス
２．「Trailer」をクリック
３．「Crash This Trailer」をクリック
４．「Start Crashing Here」をクリック
５．予告編に登場させる人物を選択
「自分だけ」または「自分と友達」
６．名前を登録
７．顔をすげ替えるキャラクターを選択
８．顔画像をアップロード
９．顔画像をアジャスト
１０．予告編スタート！

公式サイト

全米興行収入トップ10

　映画の全米興行収入トップ１０。期間は８月１２日―１４日。
　米配給会社の推定値をまとめた。カッコ内は前週の順位。ないものは前週圏外。
順位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　興行収入
１．　　　Four Brothers −−−−−−−−−−−−−−−２０７０万ドル
２．　　　The Skeleton Key−−−−−−−−−−−−−−１５８０万ドル
３．（１）The Dukes of Hazzard−−−−−−−−−−−−１３００万ドル
４．（２）Wedding Crashers−−−−−−−−−−−−−−１２００万ドル
５．　　　Deuce Bigalow: European Gigolo−−−−−−−−９４０万ドル
６．（３）チャーリーとチョコレート工場−−−−−−−−−７３０万ドル
７．（６）皇帝ペンギン−−−−−−−−−−−−−−−−−６７０万ドル
８．（４）Sky High−−−−−−−−−−−−−−−−−−−６１０万ドル
９．（５）Must Love Dogs−−−−−−−−−−−−−−−−４６０万ドル
10．　　　The Great Raid−−−−−−−−−−−−−−−−３４０万ドル