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August 18, 2005 space
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この先100年 …「二十一世紀梨」商標登録

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鳥取県米子市のナシ栽培農家小林秀徳さん(41)経営の農園会社「秀起(しゅうき)カンパニー」が、「二十一世紀梨(なし)」の商標登録を特許庁に認められ、新品種「瑞秋(ずいしゅう)」を、今月末から「二十一世紀梨」として出荷する。
 

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 消費者に親しまれている「二十世紀ナシ」は「おさ二十世紀」「おさゴールド」などの品種の総称。鳥取大が1996年に品種改良し、より甘みの強い瑞秋を開発した。小林さんは昨年から独自に瑞秋を「二十一世紀梨」と名付け、西日本に出荷してきたが、商標登録を思いついて申請し、今年5月13日に登録された。
 
 
 ナシの生産量日本一を占めてきた同県も、後継者難などで栽培面積が減り、2002年から3位に転落。このため、小林さんは「二十世紀ナシに次ぐ新ブランドとして普及させ、ナシ王国を復活させたい。商標は今後、同品種を扱う農家と有効利用したい」と話している。
 
 
 米子市の梨農家が、「二十一世紀梨」の商標登録を受けた。数年前から栽培を手掛けている青梨の新品種の販売に使用する方針。「消費者にアピールする上でネーミングは大きい。出荷時期の異なる二十世紀梨との相乗効果で、ブランド化につなげたい」と意気込んでいる。
 
 
 商標登録をしたのは、米子市別所のこばやし農園=小林秀徳さん(41)経営=。小林さんが代表を務める食品販売会社「秀起カンパニー」として二〇〇二年三月に商標登録の出願を申請していた。「二十一世紀梨」の商標が使えるのは梨と梨の木。
 
 
 こばやし農園では、一九九八年から、鳥取大学が「おさ二十世紀」を交配して開発した青梨の新品種「瑞秋(ずいしゅう)」の苗木三十本を購入し、接ぎ木で増やし育てている。
 
 
 もともと「瑞秋」は二十世紀梨の後継品種として、「二十一世紀」の名前で品種登録されようとしたが、使用が認められず、二〇〇〇年に今の品種名が付いた経緯がある。
 
 
 同農園では、黒斑病に強くて糖度も高く、新世紀を象徴する「二十一世紀」という名前に魅力を感じて導入に踏み切った。しかし、“品種名変更”を知ったのは収穫、販売を始めてから。このため独自に商標登録という道を探り、三年かけて登録にこぎつけた。
 
 
 現在、農園では接ぎ木で増やした五十本の「二十一世紀梨」が実をつけ、今月末から収穫を始める。昨年の倍以上の四千五百個の出荷を見込み、スーパーなど店頭でも販売する計画だ。
 
 
 小林さんは「二十一世紀の青梨はこれだと信じて苗木を購入し、栽培してきた。いろいろあったが、ようやく二十一世紀梨の名前で販売できる」とほっとしながら、「二十世紀梨より出荷時期が早いので、相乗効果が図れたらと思う。同じように瑞秋を育てている人もいると思うので、手を取り合い、ブランドに育てていけたら」と話している。
 
 

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HOMENews BlogsSweetsDessert | August 18, 2005 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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