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November 23, 2006 space
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Lカルニチンって・・本当に効くサプリメント?

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今年の夏前から話題になり始めたL−カルニチン。宣伝等で謳われているその効能は、ずばり『燃焼系サプリメント』つまり、痩せ易い身体になるお手伝いをしてくれるというのである。
 
 L カルニチン ダイエットと名の製品まで売り出されているのだから、この成分は本当に痩せる手伝いをしてくれるのであろうか?
 

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 L カルニチンは1905年に二人のロシアの科学者により筋肉抽出物中に発見され、ラテン語のcaro、carnis(fleshまたはmeat、肉を意味する)からこのように命名。1935年にドイツのライプツィヒ大学のStrack教授がL-カルニチンに関する最初の論文を発表し、L-カルニチンの生理機能に関する数十年にもわたる研究のスタートを切ることになる。
 
 
 L-カルニチンの別名は、「ビタミンB」(T=Tenebrio 和名:ゴミムシダマシ)だが、これは、チャイロゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)の幼虫が、葉酸およびその他の既知のビタミンBに加え、L-カルニチンをその必須成長因子として必要とすることから命名。ヒトにとって、L-カルニチンは、必要量の一部が生合成により満たされるため、厳密な意味では「ビタミン」ではない。
 
 
 現在最も注目されているL-カルニチンの効能は細胞の活力源であるミトコンドリアに脂肪酸を運び、心臓や骨格筋に活力を与えること。これまでの研究では、酸素呼吸能力や運動効率が大幅に向上するということがわかり、スタミナを高めて減量効果を上げるスポーツサプリメントとして利用されるようになった。
 
 
 最近では手軽に脂肪をエネルギーに変えるということで、コエンザイムQ10やαリポ酸とともにダイエットサプリメントとして人気がある。市場には、色々な製品があり、いったいどこが違って、どの製品が一番良いのか検討もつかない。
 
 
 このL-カルニチンは飲めば飲むだけ痩せるという怪しい薬とは違い、体内に足りない成分を補充するとよい、というもの。一日の適量摂取量は・・というと20代など若いときは、それほど意識しなくても良いみたいだが、50歳を過ぎたあたりから、1日に100mgの体内摂取を目標にするといいようだ。
 
 
 つまり元々、体内で生成されているもので、20代を含有量のピークとして約20g〜25gで、「コエンザイムQ10(COQ10)」と同様に、50歳前後で減少傾向がある・・ということ。なるほど。確かに若い時の方が代謝が良く、歳を取るほど痩せにくい身体になるというから、筋は通っている。
 
 
 一般的な製品は大体一回に摂取する量で¥50〜¥100程度の金額だ。こうみると大した金額ではない。基礎代謝力が低下している・・と感じている人は多く存在するはず。昔と違って普通の食生活では脂肪の摂取が増え、ミネラルや食物繊維が減少している現代では、こうやって足りない成分をお金を出してサプリメントで補う必要があるのかも・・知れない。
 
 
 ちなみにこのL-カルニチン、食材でいうと肉類とくにラム肉に多く含まれているらしい・・が、加齢により減った分を補うにはラム肉でさえも一日500g摂取しなければならない・・。やはり、L-カルニチンを日常的に摂取しようと思ったら、サプリメントにしたほうが無難なようだ。
 
 
 ■ ジンギスカンが女性に大人気な訳は ?ダイエット !?
 ■ 四谷:赤丸ジンギス
 ■ 恵比寿 ジンギスカン 海月(くらげ)
 
2005-09-17 15:00:03
 

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HOMENews BlogsAntiAgeing | November 23, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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