「FMV-BIBLO LOOX P70R」990g モバイルタブレットPC

　
　。「LOOX Pシリーズ」は、持ち運びに負担のかからない重さわずか約990gを実現、8.9型ワイド液晶に直接ペンでの入力を可能としたほか、ディスプレイが回転するコンバーチブル構造を採用しています。これにより、通常のノートPCとしての利用以外に、手軽にペンでの操作ができるタブレットPCとして使用するなど、さまざまな利用スタイルを実現します。
　
　
新モデルとなる「FMV-BIBLO LOOX P70R」が登場した。1キロを切る軽量ボディを実現しながらも、一般ユーザー向けとしては同社初のコンバーチブル型タブレットPCであるという意欲的な製品だ。
　

　
　「FMV-BIBLO LOOX」といえば、携帯性に優れた小型・軽量ボディながら、ワイド液晶や光学式ドライブを搭載する、AV機能の充実したミニノートというイメージが強い。
　
　
　今回登場した「FMV-BIBLO LOOX P70R」（以下、P70R）は光学式ドライブこそ内蔵していないものの、本体重量は約990グラムと非常に軽量で、もちろんワイド液晶を搭載する、これまでのLOOXシリーズの特徴を受け継いだモデルだ。
　
　
　11月に発売された「FMV-LIFEBOOK P8210」（以下、P8210）は、コンバーチブル型タブレットPCでありながらも約990グラムという小型・軽量ボディを実現し、一般的なミニノートとしても魅力の高い仕様だったこともあり、企業ユーザーだけでなく一般ユーザーからも大きな注目を集めた。そして、そのP8210をベースにLOOXブランドとして販売されるのが、このP70Rというわけだ。
　
　
　画面を付属のペンや指などで直接タッチすることで操作可能だ。これにより、リモコンがなくともリモコンで操作しているかのような感覚で操作できる。実際に試してみたが、画面上に表示されている文字やファイルを直接タッチしながらの直感操作は、非常に新鮮な感覚であるとともに、とても扱いやすいという印象を受けた。
　

　
　ちなみに指でも操作できるのは、液晶面に電磁誘導方式のデジタイザではなく感圧式のタッチパネルを採用しているというP70Rの特徴によるものだ。タッチパネルを採用したのは、軽量化や低価格化を実現するためというのが主目的だが、それによってこれまでのタブレットPCにはない使い勝手を実現したという意味では、当初の目的以上の効果があったと言ってもいいのではないだろうか。　
　
　
FMV-BIBLO LOOX P70R