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May 28, 2006 space
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F1第7戦 モナコGP:モナコマイスター シューマッハがポール獲得&取消!

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モナコGP公式予選最終ピリオド、セッション開始時の気温は24℃、路面温度45℃、湿度64%、晴れてドライコンディションとなっている。いつものように参加する各マシンがピットレーンに整列している。フェラーリのミハエル シューマッハが先頭、ルノーの2台がそれに続く形で並んでいる。
 

59919.jpg

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59913.jpg このセッションに参加できるのはルノーのフェルナンド アロンソ、ジャンカルロ フィジケラ、マクラーレンのキミ ライコネン、ファン パブロ モントーヤ、フェラーリのミハエル シューマッハ、トヨタのヤルノ トゥルーリ、ウィリアムズのマーク ウェーバー、ニコ ロズベルグ、ホンダのルーベンス バリチェロ、レッドブルのデビッド クルサードとなっている。
 
 
 セッション前半はいつものようにバーンアウトラップが続き、開始10分でホンダのバリチェロが最初のタイヤ交換を行なった。10分経過してのオーダーは、1位モントーヤ、2位フィジケラ、3位ミハエル シューマッハ、4位アロンソ、5位ライコネン、6位バリチェロ、7位クルサード、8位ウェーバー、9位ロズベルグ、10位トゥルーリとなっている。
 
 
 残り9分でライコネンも最初のタイヤ交換へ。チームメイトのモントーヤもピットに入る。残り8分でフィジケラ、ミハエル シューマッハ、アロンソも同時にピットへ。ウィリアムズの2台も交換へ向かう。ニュータイヤを履いたバリチェロが2位へ。
 
 
 残り6分15秒、ライコネンが1分14秒140でトップへ。残り5分18秒でミハエル シューマッハが1分13秒898を記録してトップタイムを更新。アロンソは1分13秒980で2番手へ。トヨタのトゥルーリがピットに入っている。
 
 
 残り4分、ルノーはフィジケラが2度目のタイヤ交換へ。ライコネンとクルサードもピットへ向かう。ウェーバー、モントーヤ、バリチェロ、ミハエル シューマッハ、ロズベルグも残り3分でピットへ。
 
 
 残り2分20秒、フィジケラとアロンソが同時にピットストップ。残り2分でコースへと向かう。すべてのクルマがニュータイヤでの最後のアタックを行なっている。
 
 
59784.jpg ライコネンのアタックはロズベルグに引っかかって自己ベスト更新ならず。ミハエル シューマッハもクリアラップを取れるが、ラスカスでミスをしてストップしてしまっている!ここで最終セクターにおいて黄旗が振られ、他のドライバーはタイムを更新することができない。そんな中でアロンソが1分13秒962でベストタイムを更新するが、ミハエルには届かず2位のまま。ここでチェッカーフラッグが振られてセッション終了。
 
 
 モナコGP公式予選ではミハエル シューマッハが今季3回目のポールポジションを獲得、フェルナンド アロンソがフロントローに並ぶ。以下は3位マーク ウェーバー、4位キミ ライコネン、5位ジャンカルロ フィジケラ、6位ファン パブロ モントーヤ、7位ルーベンス バリチェロ、8位ヤルノ トゥルーリ、9位デビッド クルサード、10位ニコ ロズベルグとなっている。フィジケラとクルサード、ミハエル シューマッハがセッション後の審議対象となっている。
 
 
 フィジケラにタイム抹消ペナルティ
 
60084.jpg レーススチュワードはルノーのジャンカルロ フィジケラに対して、レッドブルドライバーのデビッド クルサードのフライングラップを妨害したとして、モナコGP予選セッションにおける3つの最速タイムを抹消することを決定した。
 
 
 フィジケラは予選で5位となり、クルサードは9位となった。フィジケラは日曜日の朝にFIAによってそのペナルティを受け、彼が10番手まで降格し、クルサード、ファン パブロ モントーヤ、ルーベンス バリチェロ、ヤルノ トゥルーリは1つずつ順位を上げることになる。
 
 
 スチュワードはフィジケラの行為は意図的なものではない可能性を受け入れたが、オーバーテイクが難しいモナコにおいて、そのペナルティは彼の勝利への望みを著しく厳しいものにするだろう。
 
 

Grand Prix of モナコ - 28 05 2006 - 公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time

1 M・シューマッハ フェラーリ 1:13.898
2 F・アロンソ ルノー 1:13.962
3 M・ウェーバー ウィリアムズ 1:14.082
4 K・ライコネン マクラーレン 1:14.140
5 G・フィジケラ ルノー 1:14.396
6 J・P・モントーヤ マクラーレン 1:14.664
7 R・バリチェロ ホンダ 1:15.804
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:15.857
9 D・クルサード レッドブル 1:16.426
10 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.636
11 R・シューマッハ トヨタ 1:14.398
12 C・クリエン レッドブル 1:14.747
13 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ 1:14.969
14 J・バトン ホンダ 1:14.982
15 J・ヴィルヌーヴ BMW 1:15.052
16 N・ハイドフェルド BMW 1:15.137
17 C・アルバース ミッドランドF1 1:15.598
18 T・モンテイロ ミッドランドF1 1:15.993
19 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ 1:16.236
20 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:17.276
21 F・モンタニー スーパー アグリ 1:17.502
22 F・マッサ フェラーリ no time

 
 
 M・シューマッハーのPP取り消し
 
monaco20060528.jpg 国際自動車連盟(FIA)は27日、F1世界選手権シリーズ第7戦、モナコ・グランプリ(GP)の公式予選でポールポジション(PP)を獲得したミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、フェラーリ)の記録を取り消すと発表した。28日の決勝は最後尾からのスタートとなり、フェルナンド・アロンソ(スペイン、ルノー)が2番手からPPへ繰り上がった。
 
 
 27日の公式予選終了間際に、M・シューマッハーは予選最終ピリオドでトップタイムをマークしたが、その後の走行中にコース上でスピンして停止し、これが故意に止まって他車のタイムアタックを妨げる行為だったと判断された。決定は予選終了から8時間後に下された。
 
 
 モナコGP決勝レースは明日、フェラーリ2台共に最後尾からのスタートとなる。現地時間の午後2時(日本時間午後9時)にフォーメーションラップ開始となる。
 
 
1 F・アロンソ ルノー
2 M・ウェーバー ウィリアムズ
3 K・ライコネン マクラーレン
4 J・P・モントーヤ マクラーレン
5 R・バリチェロ ホンダ
6 J・トゥルーリ トヨタ
7 D・クルサード レッドブル
8 N・ロズベルグ ウィリアムズ
9 G・フィジケラ ルノー
10 R・シューマッハ トヨタ
11 C・クリエン レッドブル
12 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ
13 J・バトン ホンダ
14 J・ヴィルヌーヴ BMW
15 N・ハイドフェルド BMW
16 C・アルバース ミッドランドF1
17 T・モンテイロ ミッドランドF1
18 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ
20 F・モンタニー スーパー アグリ
21 F・マッサ フェラーリ 
22 M・シューマッハ フェラーリ

 
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