グーグルアーカイブサーチは、200年以上前の記事も検索可能！

　
　日本のニュースを流す新聞各社は、7日以上の記事の掲載を許していないため、アーカイブも自社のサイトだけに保存していますが、たび重なるサイト変更やポリシーチェンジで記事が消滅しています。新聞屋なだけに紙媒体で残すことしか頭にないんでしょうね。。はぁ、日本のこの業界の人はWEB2.0的な発想なんて100年できない業界なんでしょうか？悲しくなります。
　
　
　さて、気を取り直して未来をみつめるグーグルのNews Archive Searchですが、検索結果を記事が出された年代や出版物で絞り込みながら、効率的に過去記事を探し出させます。
　
　
　例えば「Babe Ruth」(ベーブ・ルース)を検索すると、ボストン・レッドソックスに移籍した1914年から現在の2006年まで様々な記事が検索結果としてリストされる。
　
　
　ニューヨーク・ヤンキース在籍時の記事を探している場合、検索結果の左側のコラムで[1920s]を指定すると、ヤンキース移籍直後のすさまじい活躍、それにも関わらず攻撃的な性格が災いしてトレードの噂があったことなど、当時の雰囲気が伝わってくる数多くの記事に触れられる。歴史的な情報を収集するためのリサーチツールとして活用できそうだ。
　
　
　Googleは、TIME.com、Guardian、New York Times、Wall Street Journal、Washingtonpost、Newsweek Interactive、AccessMyLibrary.com、Factiva、HighBeam Research、LexisNexisなどと協力してニュースアーカイブを拡充しているという。検索結果の記事を提供しているサービスが有料の場合、記事の閲覧にはアクセス先での料金支払いや登録が必要になる。
　
　
　現時点では英語版のGoogle Newsでのサービスだけですが、英語以外の言語による検索も可能なのです。日本語の過去のニュース記事はまだ少ないようだが、News Archive SearchのAdvanced archive searchで、言語の[Return results written in]を[Japanese]に設定して検索すれば、日本語ページのみの結果が得られる。
　
　
　次に50年後には未来の記事を検索できる、フューチャーサーチなんで実現するのでしょうか？でもそれが実現したらほんとにバック・トゥ・ザ・フューチャーPART2の実現ですね。未来のギャンブルをすべて当ててオクマン長者も夢じゃな〜い。
　

　バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
未来に行ったマーティが賭けのネタ本として目をつけたスポーツ年鑑が宿敵ビフの手に渡り、彼は過去の自分にその本を手渡す。そのために大きく変化した１９８５年の世界を救うため、マーティは再び１９５５年へ。第１作で完結していたにもかかわらず制作された続編。