Sony Ericsson モトローラRAZR対抗の超薄型ウォークマン携帯「Ai」提供へ

　
　日本人テニスの杉山愛選手に着想を得たストレート型端末で、厚さ9.4ミリと14ミリのRAZRよりも薄い。ブラックとシルバーのモデルが提供される見込みだ。Sony Ericssonのアジア太平洋地域広報担当者にコンタクトを取ったところ、未発表の新モデルについてコメントしないとの回答を得た。
　
　
　日本のソニーとスウェーデンのEricssonの合弁であるSony Ericssonは、「Ai」というRAZR対抗製品を2007年3月に発表するとこの情報筋は話している。RAZRの大成功に刺激され、Samsun Electronicsは夏に同様のスリム携帯を投入した。これはSamsungの第3四半期の売上高と利益率を高めるのに貢献した。「Ai」やその他の同社の新モデルに関する未確認の噂は、さまざまなオンラインブログでも流れている。
　
　
　Sony Ericssonは第2四半期に、2年ぶりにLG Electronicsを抜いて世界市場5位から4位に復帰した。同社は第3四半期に、世界で最も採算性の高い携帯電話メーカーになり、何年もその地位に君臨していた業界リーダーのNokiaを抜いた。
　

　
　4年前は多額の赤字に苦しんでいたSony Ericssonだが、ハイエンドウォークマン携帯やサイバーショット携帯の好調な需要から恩恵を受けている。