アナログが心地良い 高級オーディオ真空管プリメインアンプが続々登場！

　
　ラディウスからは「RA-VT11」が5月上旬に発売されます。前段、出力段全てに真空管を搭載したプリメインアンプ。出力管には「6L6G」を4本、入力管とドライバー管には、「2C51」を2本ずつ搭載。出力段は各チャンネルとも、2本の6L6GをクラスABによるプッシュブル駆動で、定格出力15W×2ch(8/4Ω時)を実現。
　

　
　初段には、双三極管によるSRPP回路を採用し、歪み率を小さくし、ダイナミックレンジの広い瞬発力のある高音と、優しく暖かな音色を再現しているという。出力管は交換が可能で、音色の違いが楽しめる。S/N比は94dB、周波数特性は20Hz〜40kHz(-1dB)で、入力感度は300mV。
　

　
　電源部には、大型トロイダルトランスを採用し、再生周波数全域で安定した電源供給を可能としている。そのほか、コンデンサには国産のオーディオ専用のもの利用し、出力トランスには、フランス製素材によるEI型を採用する。
　
　
　アナログ音声入力(RCA)を4系統装備。音声入力、スピーカー端子部は、金メッキを施した黄銅を採用し、伝送ロスを低減。酸化しにくく、経年劣化にも強いと言う。ボリュームコントローラにも、国内製造のパーツを採用。制御がスムーズに行なえるとする。
　

　
　前面パネルはヘアライン加工を施した9.9mm厚のアルミ削り出しパネル。ボディ部は鏡面加工仕上げのステンレスを採用。アルミ削り出し仕上げのインシュレータを備える。なお、製造は全て職人が手作業で行なう。
　
　
　外形寸法は330×385×186mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約18kg。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は99,000円前後の見込み。
　
　
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