女高生「JKリカちゃん」伝統校制服ストラップが人気

　
　「女子高生リカちゃん」の特徴は、校則を意識して「標準」茶髪ではなく黒髪と、きれいに手入れされた眉毛が今の女子高生の雰囲気をうまく表現している、JK制服を清楚に着こなし、落ち着いた雰囲気の「リカちゃん」は茶髪が当たり前のいま新鮮なイメージがマニアに人気となっている。
　

常盤木学園高等学校制服（冬服）リカちゃん

　
　この「JKリカちゃん」は携帯ストラップになっていて、携帯電話やカバンなどに付けられるようにデザインされたリカちゃんは10センチほどの大きさで、製作・販売するタカラトミーが、学校の卒業生や代理店などの依頼を受けて特別製作し限定品として販売されている。
　
　
　「JKリカちゃん」は「制服を忠実に再現するだけでなく、女子高生の制服を少しデフォルメして、リカに似合うよう工夫がされている。本来の制服のままではセーラー服のリボンの大きさやネクタイ、スカートの丈の長さなど、人形では不釣り合いな部分も微妙なバランスで調整され、「JKリカちゃん」として似合うかわいさを表現している。
　

神戸松蔭女子高校 制服リカちゃんキーホルダー（夏冬セット）
　
　この「JKリカちゃん」は、制服が指定されている伝統校からの注文く。地元の高校を、親子で卒業した方や卒業生でなくても子どもの母校に愛校心がある親が中心となって、特別制作を依頼されている。だからこそ制服に愛着のある人も多い。
　

大分県立大分女子高校のリカちゃんキーホルダー
　

三重県のセントヨゼフ女子学園のリカちゃんキーホルダー
　　
　タカラトミーでは99年に、20世紀最後の今風の「リカちゃん」として、一般向け販売の「女子高生リカちゃんストラップ」を制作していたが、当時は「ガングロリカちゃん」が販売されていた。もちろんミニスカートにスーパールーズソックス、顔はもちろん黒々とした「ガングロメイク」だったが、21世紀のJKリカちゃんは「黒髪＆制服」のかわいいキャラクターとなった。
　
　
■ 「リカちゃん」制服キャラクター