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May 15, 2007 space
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AMD 新ブランドCPUの“Phenom”(フェノム)シリーズを発表

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AMDが、デスクトップパソコン向けCPUの新ブランド“Phenom”(フェノム)シリーズと、TDP(熱設計電力)45Wの低消費電力デュアルコアCPU“Athlon X2”(アスロン エックスツー)を今年後半に投入すると発表した。
 
 
 Phenomは、コード名“Barcelona”(バルセロナ)と呼ばれていたパソコン用CPUでは初となる、1ダイに4つのコアを搭載可能なCPU。製造プロセスルールは65nm。ダイ内に全コア共有のL3キャッシュを搭載するほか、128bitのFPU(Floating Point Unit)を搭載する。
 

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 最大帯域幅を毎秒41.6GBに拡大した“Hyper Transport 3.0”などにも対応する。Phenomシリーズには、“Athlon 64 FX”後継となるエンスージアスト向けのクアッドコアCPU“Phenom FX”、コンシューマー向けクアッドコアCPU“Phenom X4”、デュアルコアCPUの“Phenom X2”の3種類をラインナップする。そのほか、エントリー向けの“Athlon 64 X2”は、製品名から“64”を省いて、TDPを45Wに落とした低消費電力駆動の“Athlon X2”としてラインナップされる。
 
 
 Phenom FX
 Athlon 64 FXのポジションにあたる、エンスージアスト向けのクアッドコアCPU。
 デュアルプロセッサーでの利用に対応する。
 
 Phenom X4
 コンシューマー向けのハイエンドクアッドコアCPU。
 AM2+プラットフォームに対応し、シングルプロセッサーでのみの利用となる。
 
 Phenom X2
 コンシューマー向けのデュアルコアCPU。
 デュアルコアだが、L3キャッシュや128bit FPUなど上位モデルと同等の機能を有する。
 
 Athlon X2
 Athlon 64 X2から“64”が取れたデュアルコアCPU。
 TDP45Wの低消費電力駆動が特徴。
 AM2プラットフォーム向け製品で、Phenomで搭載されるL3キャッシュなどは搭載されない。
 
 
 L3キャッシュと128bit FPUが、従来のクアッドコアCPUとの性能の差を生む。Phenomは、“AM2+”という現在の“AM2”と下位互換のあるプラットフォームを採用する。また、AM2マザーボードでも、AM2+の動作に対応したハイブリッドBIOSを搭載していれば、Phenomが動作するという。ただし、その場合は“Hyper Transport 3.0”などAM2+で採用される機能は利用できない。
 
 

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