映画『フライング☆ラビッツ』注目は真木よう子のCA＆バスケ！？

　
　夢と希望を抱いて、念願のキャビンアテンダント（CA）として航空会社に入社した早瀬ゆかり。だが、ゆかりは社内の強豪バスケットボール・チーム「JAL ラビッツ」に入団するハメに！　傷だらけになりながら、鬼監督に怒られ、憧れのCAになるための研修では鬼教官に説教を受ける日々…。それでもゆかりは、恋に仕事、CA、バスケと大奮闘！
　

　石原さとみ演じる早瀬ゆかりは、念願のCAとしてJALに入社！　…のはずが、ちょっとした手違いで会社のバスケットボール・チームに入部することになってしまう。「何故、バスケ初心者の私が!?」と、疑問を抱きつつも“制服＆ハイヒール姿”と“ジャージ＆バッシュ姿”という二股生活を始めることに。

ところが、ラビッツは日本女子バスケトップリーグ所属で優勝争いをしている強豪チーム。果たしてゆかりは戦力になるのか？　鬼監督の意図は一体？
　

　
CA もバスケも恋愛もぜーんぶ両立させたいゆかりの一生懸命さが伝わってくる青春色の強い前半に対して、後半はいつの間にか迫力あるバスケの試合に釘付けになってしまう、そんな意表をついた展開も見どころ。それもそのはず、石原さとみ、真木よう子、滝沢沙織という若手女優陣に加え、実際のJALラビッツの選手も出演しているのだ。本格バスケを堪能できるうえにホロリとさせられる、『フライング☆ラビッツ』は、なかなか侮れないスポ根映画なのだ。
　
　
　マイペース真木よう子、禁断の秘密を暴露？　『フライング☆ラビッツ』完成披露
　
　役柄同様、ラビッツメンバー随一のクールさ、そしてマイペースぶりを発揮したのは垣内千夏役の真木さん。
　
　コートでは華麗なシュートを決めるも、トークの場ではいきなり石原さんの役名を「何役だっけ…？」とど忘れする場面も。さらにバスケシーンの話に及ぶと、「（プロの技について）すっごいですよね…。人間業じゃないというか。私もすごくがんばったんですが、一部吹き替えです」と暴露してしまい、ほかのキャスト陣をハラハラさせた。
　
　そんな真木さんだが、「好きなことなら全部がんばれるか？」との質問に、石原さんとは対照的に“一個集中型”と断言。「好きなことは沢山ありますが、いまは仕事が一番なので、ほかの好きなことは息抜き程度にしてます」とクールに語った。
　
　そして、最後に個性あふれる美人キャストたちをまとめた瀬々監督。「バスケットボールを通して、生きる喜びを感じられる映画を作りました。出演者のみなさんが輝いているので、そこを見ていただきたい」と呼びかけた。