iPhone 3G ３つの弱点克服！？ワンセグ＋補助バッテリーでも出費も…

　
　日本の携帯電話（ガラパゴス・ケータイ）には、過剰な機能やサービスが沢山あり、使わない不要なモノが多く、その為に価格が高いといわれ、シンプルなサービスを斬新な UI で表現した APPLE iPhone 3G は素晴らしい携帯電話だと言ってました…発売時は、でも今になって反省しなのでしょう。予想よりも売れて居ないのは事実のようで、毎週POSデータで販売状況を知ることができるBNCRankignでも、ランクの後半にやっと iPhone 3G 16GB が登場する程度の状況のようです。
　
　iPhone 3G に足りない、そしてガラパゴス・ケータイには必修の機能として、ワンセグTV機能、そしてケータイユーザーに「使えない！」と言われてしまったメールの絵文字に関しても、APPLEがやっと対応？？・・・
　

　
　 iPhone 3G 用バッテリーパック＆ワンセグチューナー「TV＆バッテリー」
　
　この iPhone 3G 用のワンセグ視聴できる充電アダプターは、補助バッテリー＋ワンセグチューナーを無線LAN機能で視聴できる、SoftBankオリジナルの製品です。この補助バッテリーは、iPhone 3Gに内蔵されたバッテリーとほぼ同容量のリチウムイオン充電池を搭載しているので、iPhone 3G用の充電ケーブルで iPhone 3G の再充電が可能で、フル充電された状態で、バッテリー切れのiPhone 3Gを1回程度フル充電できる容量が確保されているようです。
　
　
　独特な接続方法、無線LANでペアリング？
　
　ワンセグチューナーの視聴方法も独特で、受信した映像を「TV＆バッテリー」に内蔵されている無線LAN機能で iPhone 3G 側に送信して、事前にAPPLEの「App Store」から専用動画アプリ（利用料は無料）をダウンロードして設定しておけば、iPhone 3G から視聴することができます。1台の「TV＆バッテリー」と1台のiPhone 3G がペアリングされることで映像が送信可能となり、iPhone が周囲に何台あっても複数台で視聴したり、iPhone 3G 以外の端末で視聴したりすることはできない仕組みとなっているようです。
　
　ペアリングは、Bluetoothでは一般的ですが、無線LANではアクセスポイントとの接続の際に認証を行うのと、同じ原理なんでしょうか？
　
　しかし iPhone しか利用できないのは残念ですね。。。無線LAN搭載のPCでも見られる！となれば、この「TV＆バッテリー」単体でもかなり売れそうな気がしたんですが。。。
　
　
　なんちゃってワンセグを実現？
　
　このように無線LANで接続するセパレート型としたことで、たとえばワンセグを受信しやすい窓際などに「TV＆バッテリー」を設置しておいて、部屋の中を移動しながらワンセグ視聴することも可能で、ワンセグの放送波が受信できれば、カバンの中に「TV＆バッテリー」を入れたまま、手元のiPhone 3Gでワンセグ視聴が楽しめるなど、なんちゃってワンセグが実現できます。。。
　
　
　年内に絵文字に対応
　
　ケータイユーザーが iPhone を購入してもっとも不満の多かった、ガラパゴス・ケータイの日本独自の文化とも言える絵文字対応ができないケータイの汚名を払しょくするために、ソフトウェアバージョンアップで「絵文字」に対応することもも明らかにされました。絵文字はソフトバンクの新絵文字と同等のもので、他社ケータイに送信した場合でも絵文字が化けずに表示できるように、やっとなります。
　

　
　そして！「BBモバイルポイント」を無償開放「公衆無線LANし放題」
　
　11月4日よりiPhone 3Gユーザー向けに無線LANサービス「BBモバイルポイント」を無償開放するほか、年内にはiPhone 3Gが絵文字へ対応することも明らかにされた。