特命係長 只野仁／最後の劇場版 12月6日より、全国ロードショー

　
　金曜夜11時という深夜枠ながら、03年7月の放送開始以来、3つのシリーズと4本のスペシャルドラマがコンスタントに放映され、いずれも高視聴率をマークしたという「特命係長　只野仁」は、柳沢きみおの漫画を原作に、昼は冴えない窓際係長、夜は無敵の特命係長という大手広告代理店勤務のスーパーサラリーマンの活躍を描いたお色気サービスたっぷりのアクション・コメディ。
　

　
　本シリーズは、只野の鍛え抜かれたバディも人気の理由のひとつ。
　
　「原作がコミック（柳沢みきお）なんですが、そこで只野がいい体をしてて、悪をたおしていくという設定で。僕が38か39で役をもらったとき、最初はぶよぶよに太った男が、お約束で女性に『いい体！』って言われるのも面白いかなと思ったけど、やはりわかりにくいかなって。それで、友人のボディビルダーの大会を観に行ったら、あれだなと。ちっちゃいパンツを履いてムキムキで。やってる方がいらっしゃったら申し訳ないですが……、正直笑っちゃいまして。それで、あれをやりたい！と」
　
　そして彼は体づくりにトライ。
　
　「まあ、あそこ（ボディビルダーの体）まで作ってしまうと、あるカテゴリーの俳優に入ってしまうので（会場・爆笑）。僕はそれ以外の仕事もやりたいから、ボクシングやマシンで、スピード系の体を作りました。40を手前にして、もともとは鈍重な私が……。でもそんな私ができるってことで、同世代の方々にもアピールできたかなと」
　
　モザイクが登場するお約束のお色気シーンも気になる。
　
　監督曰く「Hなところはすべて彼のアイディアです（会場・爆笑）」
　

　
最後に高橋は「今の世の中、おかしなことが多いし、世界的な不況ですが、こういうときこそ人の命の大切さ、幸せとは何か、金だけが大事なのかということをリアルに考え直すチャンス。そういったことを最も下らない形で表現しました（笑）」と自虐的に本作をアピールした。
　
　
　
　
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特命係長 只野仁／最後の劇場版 12月6日より、全国ロードショー
特命係長 只野仁 2008年映画化！形成外科医でタレントの西川史子が出演