話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index Cinema >> space
space space
space
space
space
space
July 26, 2010 space
   space
space

映画「ソルト」アンジェリーナ・ジョリー×スパイ・アクション

space

映画「ソルト」もともとはトム・クルーズが演じるはずだった!本作の主人公は、最初はトム・クルーズが演じる予定だった。が、彼にはすでに「ミッション:インポッシブル」というスパイ映画の代表作があったため降板。そこで主演することになったのが、アンジーだった。
 

T0008179p.jpgT0008179q.jpg

 

space

 
 アンジェリーナ・ジョリー主演最新作「ソルト」が7月31日より全国公開。
 
 ロシアスパイの容疑をかけられ、味方のCIAから追われる身となったCIAの分析官イヴリン・ソルト(ジョリー)が、真相を突き止めるため奮闘するが、果たして彼女の本当の正体は……? 数々のヒット作を生み出してきたアンジー主演の夏のアクション大作と聞けば、それだけで映画ファンの食指は動かないはずはない。しかし本作には、映画ファン、特に洋画ファンをうならせる要素が満載なのだ。
 
アンジーのこの挑戦の背後には、彼女とフィリップ・ノイス監督の信頼関係もある。ノイス監督は、デンゼル・ワシントンを主演にベストセラー小説を映画化したサスペンス大作「ボーン・コレクター」(99)のヒロイン役に、ブレイク前だったアンジーを大抜擢した監督。つまり、アンジーの魅力をいち早く見抜いた監督なのだ。そんな2人が久々に2度目のタッグを組む本作には、2人の互いへの信頼と作品に賭ける情熱がたっぷり詰まっている。
 

intro1photo.jpg

 
 ソルトはアンジー史上最強の女性エージェント!
 
 アンジーの女性エージェント役にハズレなし。アンジェリーナ・ジョリーという女優には、エージェントのように、ある使命を持った強い女の役がよく似合うのだ。アカデミー助演女優賞を受賞してブレイクのきっかけとなった「17歳のカルテ」でも、アンジーが演じたのは、自分が納得できない束縛には全身全霊で抵抗し、精神病院に入れられても自分を曲げない少女だった。逆境の中で不敵な微笑みを浮かべるとき、アンジーの魅力は輝きを増す。
 
それゆえ、アンジーは優秀な女性エージェント役を演じることが多い。シリアルキラーを追う「ボーン・コレクター」(99)の分析力抜群の巡査アメリア・ドナヒー、「テイキング・ライブス」(04)のクールなFBI心理分析官イリアナ・スコット、「Mr.&Mrs.スミス」(05)の夫と激闘する暗殺エージェント、ジェーン・スミス、「ウォンテッド」の寡黙な凄腕スナイパー、フォックスと、数々のエージェント役を魅力的に演じてきた。
 
そんなアンジーが演じる女性エージェントの最新型が、本作のCIA分析官イヴリン・ソルト。彼女はロシアからの謎の密告者によりロシアのスパイだと告発され、CIAから追われるはめになる。また、ロシアの大統領が暗殺されたとき、その現場に彼女の姿があった。彼女はいったい何者なのか? 今回、アンジーが演じる捜査官は、これまでのような強さと美しさだけではなく、大きな“謎”をも備えているのだ。さらに、ドラマ設定がこれまででもっとも“リアル”なのも、「ボーン・アイデンティティー」シリーズ以降のスパイアクション映画に相応しい。アンジー演じる女性エージェント像は、「ソルト」でさらなる進化を遂げる。
 
salt_2_large.jpg

 
 ソルトは映画史上最強の女性エージェント!
 
 「羊たちの沈黙」(91)でジョディ・フォスターが FBI捜査官クラリス・スターリングを演じて以来、名作サスペンス映画には女性エージェントが欠かせない。これがハリウッド映画の新たな法則になった。
 
それと並行して、実力派女優がその魅力を競うことになったのがこの役どころ。まず、大ヒット・アクションシリーズの上級エージェントを演じるのは、みなベテラン女優。「007 カジノ・ロワイヤル」 (06)、「007 慰めの報酬」(08)ではジェームズ・ボンドの上司Mをオスカー女優ジュディ・デンチが演じ、「ボーン・スプレマシー」 (04)、「ボーン・アルティメイタム」(07)ではCIA内部調査局長役を「ザ・コンテンダー」でアカデミー主演女優賞ノミネートのジョアン・アレンが演じている。
 
また、現場のエージェント役でも、話題の女優が多様なタイプの名女性捜査官を演じてきた。ヒラリー・スワンク(「インソムニア」警官)、ダイアン・レイン(「ブラックサイト」FBI捜査官)、ジェニファー・ガーナー(「キングダム 見えざる敵」FBI法医学調査官)、ケイト・ベッキンセール(「ホワイトアウト」連邦保安官)、ナオミ・ワッツ(「ザ・バンク 堕ちた巨像」検事局員)などだ。
 
しかし、これら昨今の女性エージェント像を思い出すと、アンジー演じる女性エージェントが一味違うのがよく分かる。アンジー演じる捜査官にあるのは、圧倒的な強さ。身体を使った激しいアクションも、不敵な微笑みににじむ不屈の精神も、アンジーだけが持っている。そんなアンジーが演じる最新型の女性エージェント、ソルトは、映画史最強のタフネスを発揮してくれるはず。
 
story1photo.jpg

 
 映画「ソルト」もともとはトム・クルーズが演じるはずだった!
 
 本作の主人公は、最初はトム・クルーズが演じる予定だった。が、彼にはすでに「ミッション:インポッシブル」というスパイ映画の代表作があったため降板。そこで主演することになったのが、アンジーだった。
 
しかし脚本は同じで、役名を「エドウィン」から「イヴリン」に変えただけ。アンジーは、クルーズが演じるはずだった過激なアクションに挑戦。徹底したトレーニングで身体を絞り込み、自分自身でアクションを演じることにこだわった。加えて、演技派オスカー女優として知られる彼女が演じることによって、単なるアクションヒロインに留まらない、巨大な謎にたったひとりで立ち向かうひとりの人間の苦悩が深く刻み込まれ、共感できる人間像が築き上げられているのだ。
 

space
HOMENews BlogsCinema | July 26, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> ノーベル物理学賞 受賞は確実!?「重力波」直接検出に成功すれば… >> 

アインシュタインが存在を予言した謎の波動「重力波」をとらえる大規模計画が日本で動き出す。アインシュタインの一般相対性理論によると、重力は「時空のひずみ」を生む。トランポリンに重...»この話題を見る…


  Previous << F1ドイツGP決勝 フェラーリ疑惑の50週目 アロンソがトップ << 

2010年F1世界選手権第11戦ドイツGPの決勝レースがまもなくスタートする。レース開始前の気温は22℃、路面温度は34℃、湿度44%で晴れている。金曜日、土曜日と天気に恵まれ... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP