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September 23, 2009 space
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F1ルノークラッシュゲート騒動の処分決定 ブリアトーレF1永久追放

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FIAは、パリで行われた世界モータースポーツ評議会の公聴会の後でクラッシュゲート騒動を起こしたルノーチームに対してチャンピオンシップ参戦資格剥奪の処分を下した。判決は2011年シーズン末までの2年間の執行猶予処分となっている。
 

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 FIA ブリアトーレに永久追放処分
 
 月曜日に行われたFIAの公聴会を終えて、ルノーの元マネージングディレクターのフラビオ・ブリアトーレは、F1やその他のFIA傘下のチャンピオンシップから永久追放されることが決定した。また、彼のマネージメントを受けていたドライバーは新しいマネージメントを探さない限りスーパーライセンスの更新ができなくなった。
 
 月曜日の公聴会により、2008年のシンガポールGPで起きたクラッシュゲートに終止符が打たれた。FIAはフラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズがレース中に故意にクラッシュするように指示したと考えているが、チームが謝罪したことと両名がチームを離脱していることを考慮して処分が軽減される結果となった。
 
 FIAから発表された公式声明文は以下の通り。
 
 「2009年9月21日にパリで行われた世界モータースポーツ評議会の臨時総会で、INGルノーF1チーム(以下ルノーF1)は、チームとドライバーのネルソン・ピケ・ジュニアが共謀して2008年のシンガポールGPで故意にクラッシュすることを企てたことを認めており、これは国際スポーティング規約とF1スポーティングレギュレーションに違反している。

ルノーF1は総会の中で詳細な内部調査を実施したと述べており、
(1)フラビオ・ブリアトーレ、パット・シモンズ、そしてネルソン・ピケ・ジュニアがクラッシュを企てたこと。
(2)他のチームメンバーがこの企てに一切関与していなかったこと、が明らかになった。
 

マリーナ・ベイでの事故の独自調査に基づいた情報を考慮し、FIAは処分がフォーミュラワンからの即時追放ではなく執行猶予付き(かつ2011年末まで)である理由を以下にリストアップする。
 
・ルノーが公聴会開始直後に罪を認めたこと。
・フラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズの責任者2名がすでにチームの一員でないこと。
・ルノーがFIAに対して素直に謝罪したこと。
・ルノーがFIAの調査費用を負担することに同意したこと。
・ルノー(マニュファクチャラー)がFIA関係の安全プロジェクトに貢献することに同意したこと。

なお、ネルソン・ピケ・ジュニアも、共謀に加わったことを世界モータースポーツ評議会に対して素直に謝罪している」
  
 
 ブリアトーレに対するFIAの処分は以下の通り。
 
 「世界モータースポーツ評議会は、FIAに対してあらゆる国際イベント、チャンピオンシップ、カップ、トロフィー、チャレンジ、シリーズにブリアトーレ氏が関与することや、ブリアトーレ氏が契約するライセンスやチーム、その他の団体を永久に許可しないことを宣言する。また、FIAが許可する全ての公式文書について、ブリアトーレ氏がFIAの権限下にある部分にアクセスすることを禁止する。
 

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さらに、ブリアトーレ氏が関与する(マネージメント契約等を結んでいる)ドライバーや、ブリアトーレ氏が関与するいかなる団体や個人もスーパーライセンスの更新ができなくなる。

このような指示に対して期間無制限が適用された背景には、ブリアトーレ氏が共謀したという規則違反の重大性だけでなく、全ての証拠が揃っているにも関わらず加担を否定し続けた彼の行動を世界モータースポーツ評議会が考慮したことがある」

この決定により、ブリアトーレはFIAのチャンピオンシップに一切関わることができなくなり、また彼のマネージメントを受けていたマーク・ウェーバーやヘイッキ・コヴァライネンらのドライバーは別のマネージメントを見つけない限りスーパーライセンスを更新できなくなってしまう。
 

 FIA アロンソはクラッシュゲートに無関係
 
 FIAは、フェルナンド・アロンソが2008年のシンガポールGPで起きたクラッシュゲートに関与していないことを認め、同グランプリでの彼の優勝は正式に認められることになった。
 
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 アロンソは、故意にクラッシュしたネルソン・ピケ・ジュニアのおかげで2008年のレースでアドバンテージを得ており、結果的に彼がこのグランプリを制している。クラッシュゲートが明るみに出てからは、アロンソがチームの策略を知っていたかどうかに注目が集まった。

FIAが発表した公式声明分は以下の通りだ。

「世界モータースポーツ評議会は、FIAの質問や公聴会に出席した彼の協力に感謝しており、アロンソ氏がルノーF1のレギュレーション違反に関与していないとの結論を下した」
 
 昨年のレースを忘れたいアロンソ
 
 昨年のシンガポールGPを制したフェルナンド・アロンソは、クラッシュゲートが発覚した後もマリーナ・ベイの初代ウィナーとして正式に認められている。しかし、アロンソは過去の出来事を忘れて今後に集中したいと語っている。
 
 物議を醸したクラッシュゲートは月曜日に判決が下されて一応の終幕を迎えたが、チーム代表のフラビオ・ブリアトーレとチーフエンジニアのパット・シモンズがチームを離脱しただけでなく、タイトルスポンサーのINGとムトゥア・マドリレーニャが契約を解消するなど、チームは混乱状態が続いたままだ。

「あれは優勝だと思っているよ」と、アロンソは語った。「あのレースの説明は、どうやってレースに勝ったか?なんだ。クラッシュはレースの本当に早い段階での出来事で、まだ先は長かった。クルマはいいパフォーマンスだったし、ミスもまったくなかったんだ」

「ここには正当性を立証するものも証明するものもない。僕はF1で9年間レースをして2回のタイトルを獲得したんだ。いつだってそれに全力を捧げてきたよ。ドライブするためにここにいるんだし、クルマはいいパフォーマンスを見せてくれるから、表彰台を狙うつもりだよ。僕にとって重要なのは今週末なんだ。レースに向けて準備を整えるつもりだけど、後ろを振り向かないで前だけを見るつもりさ」


 
 FIA ピケにお咎めなし
 
 元ルノードライバーのネルソン・ピケ・ジュニアは、クラッシュゲートについてFIAから何の罰則も受けずに月曜日の公聴会を後にした。彼は事件を公にしたことやFIAの調査に従ったことでFIAから訴追免除を受けていた。
 
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 FIAが発表した声明文は以下の通り。

「世界モータースポーツ評議会は、この事件に関わる国際スポーティング規約に基づいて個人制裁の免責を認めることとし、これは自発的な彼の証拠と引き換えにFIAが許可したものである」


 
 FIA シモンズに5年間の停職処分
 
 FIAは、月曜日の世界モータースポーツ評議会の公聴会を終えて、ルノーの元エンジニアリングディレクターのパット・シモンズに5年間の停職処分を言い渡した。
 
月曜日の公聴会では、シモンズとフラビオ・ブリアトーレ、ネルソン・ピケ・ジュニアがいずれもクラッシュゲートに加担したことをルノーチームが認めており、ブリアトーレがF1からの永久追放を科せられた一方でシモンズは5年間の停職処分となった。
 
 FIAからの公式声明文は以下の通り。
 
 「世界モータースポーツ評議会は、FIAに対してあらゆる国際イベント、チャンピオンシップ、カップ、トロフィー、チャレンジ、シリーズにシモンズ氏が関与することや、シモンズ氏が契約するライセンスやチーム、その他の団体を5年間許可しないことを宣言する。また、FIAが許可する全ての公式文書について、シモンズ氏がFIAの権限下にある部分にアクセスすることを5年間禁止する。

このような指示に対して5年間という期間が適用された背景には、
(1)シモンズ氏が共謀に加わったことを認めた
(2)共謀に加わったことを『永久に後悔し、遺憾である』と彼が世界モータースポーツ協議会のミーティングに連絡してきたこと、などを世界モータースポーツ評議会が考慮したことが挙げられる」
 

 ルノー タイトルスポンサーを失う
 
 月曜日に判決が下されたクラッシュゲートだが、その余波は引き続きルノーチームに悪影響を与えている。チームの主要スポンサーであるINGとムトゥア・マドリレーニャは、即時にスポンサーシップ契約を解除することを発表した。
 
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 現在タイトルスポンサーを務めているINGは、今シーズン限りでF1から完全撤退することをすでに発表しているが、同社とムトゥア・マドリレーニャはクラッシュゲート騒動を受けてルノーチームとの契約を即刻解除することを木曜日に発表した。

ムトゥア・マドリレーニャは次のようなリリースを発表している。「チーム関係者の言動はただならないほど深刻であり、このスポーツの完全性を傷つけただけでなく観客やドライバー、サーキット職員の命を危機にさらした。これはチームのスポンサーたちのイメージや評判、名声に影響を与えるものだ」

また、INGは次のように述べている。「INGは、特にスポンサーシップが上手くいっている状況で今回の事態の変化に深く失望している。今年2月16日に発表したように、INGはルノーF1との3年契約(2007〜2009)を更新せず、2009年シーズン以降のF1参戦を終了させることを決定した」


 

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