なぜこの季節に扇風機「Air Multiplier:エアーマルチプライヤー」の発表を…ダイソン氏曰く、「自分はデザイナーだから、開発が完了して製品が出来あがったから発表しただけ。商売のタイミングとか考えていない。」そうです。ダイソン氏らしい、しかも、この製品なら!スタートダッシュで売れなくても来年、そしてこれから夏場を迎える国々では売れるんじゃないですか!日本市場だけ…がターゲットの日本メーカーとは、明らかにグローバルな考え方や行動が違いますね。
羽のない扇風機「Air Multiplier」 ダイソンの「Dyson Air Multiplier」は従来の扇風機とは違って羽根がなく、土台に輪を乗せたような形になっています。羽のない扇風機!?いったいどう仕組み?という今までの常識を覆す発想は、同社が昨年、開発したハンドドライヤーがヒントになったそうです。 ダイソン氏は、「ハンドドライヤーのノズルからは、吸い込んだ空気よりはるかに多い量の空気を回りから巻き込んで吐き出すことがわかった。この効果を使って、羽のない扇風機を作ろうと思い立った」
発表会では、同じくらいの大きさの一般的な扇風機と比べるて「風量は少なめで、リビングというよりはデスクやテーブルサイドで使用するのに向く製品と感じた。」とレポートされている。実際に風を体験しないで購入は、インテリアとして価値を見出した人以外の扇風機を欲しいと思っている人には、難しい…物足りない風量かもしれません。 しかしDyson氏は、この扇風機は羽根がないため安全で手入れ…※子供が手を入れることではなくメンテナンスが簡単だと述べている。ただし従来の扇風機とは違って上部が軽いため、簡単に倒れてしまう場合があると注意を促しています。 Dyson Air Multiplierは10インチと12インチのモデルがあり、価格はそれぞれ299.99ドルと329.99ドル。カラーは10インチモデルがブルー&アイアンとシルバー&ホワイトの2種、12インチモデルがシルバー&アイアンの1種。小売店やDyson.comで販売の予定。
“羽根のない扇風機”、30年前に東芝が発明していた? 英知的財産局が、Dysonの「羽根のない扇風機」は1981年の東芝の発明に似ていると判断していたことが分かった。 東芝の発明(左)と Dysonの発明(右) Dysonが先ごろ「羽根のない扇風機」を発表したが、東芝(当時の社名は東京芝浦電気)が1981年に同様のものを考案していたことが分かった。しかし東芝はこのアイデアを製品化しなかった。英知的財産局が、Dysonが特許出願した扇風機の設計が東芝の発明に似過ぎていて新規性がないと判断し、Dysonは昨年特許を出願し直したという。 Dysonは、東芝の発明と見た目は似ているが、技術は違っていると主張している。特許は20年で失効するが、失効後でも、他者が非常に似た技術を出願することは認められないという。