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March 7, 2010 space
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赤ちゃんのRSウイルス感染症 RSVを予防 感染チェック

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ほとんどの子どもが2歳までに一度は感染するといわれているRSV(RSウイルス)。
【症状】は、初めて罹った乳幼児の場合は鼻水から始まり、その後38〜39度の発熱と咳が続きます。その中の25〜40%の乳幼児に気管支炎や肺炎の兆候がみられます。1歳未満、特に6ヶ月未満の乳児が感染すると呼吸困難などの重篤な呼吸器疾患をひき起こし、入院が必要となることがあります。

名前はあまり知られていないけれど、じつはとても身近にいるのです。こんな症状が出たらすぐ病院へ!RSウイルス感染チェック
 
■38度以上の熱がある
■呼吸が浅く、呼吸数が1分間に60回近くなる
■ゼイゼイせきが続く
■たんが詰まる
■発症後、数時間で急激にぐったりする
 
以上の項目に1つでも当てはまったら、早めに医療機関を受診しましょう。

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 RSウイルスは乳幼児気道感染症の重要なウイルスです。
 
 RSウイルスのRはRespiratoryの略で「呼吸の」という意味だということからもわかるように呼吸器系に感染するのウイルスです。冬から春にかけて流行し、ほとんどのこどもが2歳頃までには罹り、一度感染しても免疫が完成しないため何度も感染を繰り返しますがそのたびごとに症状は軽くなります。
 
潜伏期は2〜8日で症状が現れる前でも感染することがあるうえ、症状が消えてからも1〜3週間は感染する力があると言われています。
RSウイルスに感染した人の咳やくしゃみで飛散したウイルスを直接吸い込むことによって感染し、鼻や咽頭の粘膜で増殖します。
 
 
 RSVを予防する
 
 RSウイルスなど感染症から赤ちゃんを守るには、何よりも予防が肝心。RSウイルスは非常に感染力が強く、ウイルスがおもちゃなどに付着してから4〜7時間は感染力を持っているといいます。日ごろから外出の後や調理・食事の前、鼻をかんだ後などは石鹸でよく手を洗いましょう。RSウイルスが流行する秋から春の季節には、赤ちゃんを人ごみに連れて行かない配慮も必要です。
 
RSウイルスは目や鼻、口の粘膜から感染します。赤ちゃんは手近においてあるものを何でも口に入れたがりますから、家庭内にかぜをひいている人がいるときは、アルコールティッシュなどで赤ちゃんの周りのものをこまめに消毒しましょう。また、かぜをひいている大人は、マスクをつけて唾液や鼻水が飛び散らないように気をつけることも大切です。
 
RSウイルスに感染すると、大人は軽いかぜですんでも、はじめて感染する赤ちゃんは炎症が下気道にすすみ、まれに肺炎や重症な気管支炎になることがあります。パパやママがかぜをひいたら、たとえ軽くても油断せずに、手洗いや消毒を徹底してください。
 
 
 重症化を防ぐ注射薬 
 
 RSウイルスは感染しても持続的な免疫ができにくいため、予防ワクチンの開発は難しいとされています。しかし重症化を防ぐ注射薬は日本でも認可されており、重症化しやすい早産児や、呼吸器などに病気を持つ赤ちゃんを対象に投与されています。
 
この注射薬は、RSウイルスが流行している期間、月1回の注射を継続しておこないます。1回目の注射は流行前に受けることが望ましいので、秋口になったらそろそろ準備が必要です。RSウイルスは一年中存在しますが、10月から11月にかけて流行がはじまるといわれています。
 
この注射薬によってRSウイルスによる入院のリスクは半分以下になりますから、投与対象となる早産児は、ぜひ近くの医療機関に問い合わせてみてください。この注射は他の予防接種のスケジュールに影響を与えません。これから予防接種を受ける予定があったり、予防接種を受けたばかりでも心配ありません。まずは医師に相談しましょう。
 
 
 重症化を防ぐ注射薬の対象となる早産児
 
 RSウイルス感染症を予防して重症化を防ぐ注射薬(抗RSウイルスヒト化モノクローナル抗体)の費用は体重によって異なります。1回約160,000円× 約5〜7ヵ月分(RSウイルスの流行期間)かかりますが、下記の条件に当てはまるお子さんは健康保険が適用されます。健康保険が適用されると、2割の自己負担、さらに乳児医療の適用がある場合は、無料で注射を受けられます。ただし、地域によって健康保険制度に差があり、投与時にそのまま保険が適用される場合や、一時的に費用の一部を立て替え、2〜3ヵ月後に立て替え費用分が戻ってくる場合などがあります。一度、医療機関に問い合わせてみましょう。
 
 RSウイルス感染症を予防して重症化を防ぐ注射薬
 
(抗RSウイルスヒト化モノクローナル抗体)の投与対象となる赤ちゃん
お母さんのお腹の中にいた時期が28週以下 RSウイルス感染流行開始時に生後12ヵ月以下のお子さん
お母さんのお腹の中にいた時期が29〜35週以下 RSウイルス感染流行開始時に生後6ヵ月以下のお子さん
 
* 過去6ヵ月以内に気管支肺胃形成症の治療を受けたことがあり、RSウイルス流行開始時に生後24ヵ月以下のお子さん
* 血行動態に異常のある先天性心疾患(CHD)をお持ちで、RSウイルス流行開始時に生後24ヵ月以下のお子さん

※ 投与開始時に、上記の条件に当てはまっていれば、シーズン中に月齢条件を超えても健康保険は適用されます。RSウイルスの流行期間中は、継続して注射を受けましょう。
※ RSウイルスは、1年中存在しますが、特に10月から11月が流行開始時期といわれています。
※ 上記の条件に当てはまっていても、医師の診察・診断によっては、注射をしない場合があります。まず、医師の指示に従ってください。
 
 
 在胎期間33〜35週の早産児の諸注意
 
 RSウイルス感染症を予防して重症化を防ぐ注射薬は、在胎週数や月齢により投与の対象となる早産児でも、全員が受けなければならないわけではありません。医師は赤ちゃんの状態などを診察し、投与の必要があるかどうかを判断します。特に在胎期間33〜35週で生まれた早産児の場合、RSウイルスに感染するリスクファクターをどの程度持っているかを医師は考慮し、注射の必要性を個別に判断します。
 
下記にRSウイルスに感染するリスクファクターを示します。
 
在胎期間33〜35週の早産児で、考慮すべきRSウイルス感染症のリスクファクター
【1】 呼吸器疾患を持っている場合
【2】 RSウイルスが流行している時期に退院する場合
【3】 人口換気療法または長期の酸素療法を受けた場合
【4】 退院後に託児所・保育所を利用する場合
【5】 受動喫煙を受けやすい環境にいる場合
 
 
■アボットジャパン株式会社 RSVINFO.net
 RSVの予防「RSVを予防する」
 

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HOMENews Blogsbaby | March 7, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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