【ニコン D4】デジ一眼フラッグシップモデル プロフェッショナルのニーズに応える

　
　新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサー（撮像サイズ36.0×23.9mm）と、ハイスペックなデジタル一眼レフカメラに最適化した新画像処理エンジン「EXPEED 3」を搭載。高精細・高画質と同時に優れた高速性能を実現した、ニコンデジタル一眼レフカメラのフラッグシップモデルです。有効画素数は16.2メガピクセル。撮像感度域はISO 50相当からISO 204800相当までと極めて広く、幅広い輝度状態で高画質な撮影を実現します。
　
　有線LAN、無線LAN対応の通信システム
　
　ニコンD4は、有線LAN機能を内蔵。加えて、無線での高速転送を実現する新開発のワイヤレストランスミッターWT-5（別売り)にも対応しています。小型化を実現したWT-5は、D4の端子入力部に直接差し込め、操作性も大幅に向上。WT-4の2倍の速度でのデータ転送が可能です。
　

　
　多様な環境下で安定して得られる高画質
　
　ニコンD4は、新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサー(36.0×23.9mm）、有効画素数16.2メガピクセルの仕様と、新画像処理エンジン「EXPEED 3」により、高い解像感と優れた高感度性能を実現。また、ISO 50相当からISO　204800相当までの幅広い撮影感度域により、人の目が捉えることが難しいほど暗い場所を含む多様な明るさに対応、被写体へのより大胆なアプローチを可能にします。
　
　高速性能と連携した卓越した高精度センサー
　
　ニコンD4は、91KピクセルRGBセンサーで精度を高めた自動制御機能「アドバンストシーン認識システム」が、より高精度なオートフォーカス、自動露出、i-TTL調光、アクティブD-ライティング、オートホワイトバランスを実現します。また、低輝度環境下でもすべてのAF NIKKORレンズとの組み合わせで有効な51点AFシステム「アドバンストマルチ CAM3500FX　オートフォーカスセンサーモジュールにより、夜間のスタジアムや、暗いアリーナ、寺院や劇場内などの暗いシーンでも高速かつ正確なピント合わせが可能です。
　
　中央部15点のクロスセンサーとf/8対応の11点のフォーカスポイント
　
　より高精度なAFを実現するため、中央部15点のフォーカスポイントには水平・垂直両方向の位相差を検出するクロスセンサーを採用。Ｆ/5.6に対応しており、すべてのAF NIKKORレンズで、すべてのクロスセンサーがその性能をフルに発揮します。
　
　プロフェッショナルのニーズに対応する高品位動画
　
　ニコンD4は、シャッターボタン脇に配置した専用の動画ボタンで、静止画撮影と同様の感覚でスムーズに開始、停止ができるフルHD動画撮影に対応。DXベース、1920×1080クロップ、FXベースの3つの撮像範囲が選択可能です。FXベースは大きな撮像素子を活かし、美しいボケ味を重視した表現に対応、DX、1920×1080は、焦点距離よりも被写体を大きく写すことができ、手軽に、より自由な映像表現が可能です。
　
　撮影スタンバイから転送までのスムーズなワークフロー
　
　ニコンD4は、ワークフロー全体のさらなる高速化を実現。起動時間は約0.12秒、レリーズタイムラグは約0.042秒を達成。EXPEED3が16.2メガピクセルの画像を高速処理し、連続撮影は約10コマ/秒または約11コマ/秒で可能。また、高速読み出し書き込みが可能なCFカードUDMA7、業界最速の転送速度125MB/秒を誇る次世代メモリーカード・XQDメモリーカードに対応することで、メモリーカードへの書き込み速度も向上。CFカードとXQDメモリーカード各1枚を同時にセットできるダブルスロットを搭載しています。

XQDメモリーカードは、書き込み速度1Gbps（125MB/秒）という高速性能を実現した次世代の高速メモリーカード。デジタル一眼レフカメラ「D4」のRAW撮影時（画質モード：圧縮RAW/12ビット記録）において、約100コマの連続撮影を可能にします。