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October 10, 2004 space
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F1:日本GP 最終予選 琢磨4位、シューマッハ兄弟が1・2!!

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 F1の歴史の中で初の予選と決勝同日となった波乱の日本GPは、予選結果も波乱の展開となった。

プレ予選では、セミウェットコンディションでのスタートとなったが、ルノーから電撃移籍し今回の鈴鹿から参戦のトヨタのヤルノ・トゥルーリがチームでのデビュー戦においていきなりトップタイムを記録。2番手にはフェラーリのミハエル・シューマッハ、3番手にはBMW・ウィリアムズのラルフ・シューマッハが続いた。

 コンディションは徐々に改善する方向にあったため、最初のアタックを行なったルーベンス・バリチェロは8位に沈んでいる。4番手にはマーク・ウェーバー、5番手には今日がF1グランプリ最後となるベテランのオリビエ・パニスが続いている。

 BAR・ホンダは佐藤琢磨が6番手、ジェンソン・バトンが10番手で1回目の予選を終えた。ルノーはジャック・ヴィルヌーヴが13位、フェルナンド・アロンソが15位となった。

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 続いて10時からおこなわれた最終予選では、フェラーリのミハエル・シューマッハがポールポジションを獲得、2位に前戦の中国GPから復帰の弟ラルフ・シューマッハが久しぶりのフロントローを獲得して兄弟1・2となった。しかも、サプライズは続き3番手にジャガーのマーク・ウェーバーが入ってしまい、期待の佐藤琢磨が4番手に続いている。3番であれば久しぶりのインタビューだったのに、残念。

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 気温25℃、湿度80%、プレ予選に引き続き、ハーフウェットコンディションでのセッション開始となった。まずは1回目の予選でコースオフを喫したミナルディのゾルト・バウムガートナーからの出走となったが、コースインすることはなかった。そのため、チームメイトのジャンマリア・ブルーニから予選アタックとなった。ブルーニはシャローウェットを装着してコースへ。


 まずはジャンマリア・ブルーニがターゲットタイムとなる1分48秒069を記録する。続くBMW・ウィリアムズのファン・パブロ・モントーヤはドライタイヤを選択してアタックへ。そのモントーヤは何度も体勢乱したものの、1分37秒653でブルーニを上まわる。ジョーダンのティモ・グロックはブリヂストンのシャローウェットタイヤを選択し、デグナー出口でミスをして1分43秒533となった。チームメイトのニック・ハイドフェルドもウェットタイヤで1分41秒953となっている。


 一方、ミシュランランナーのフェルナンド・アロンソはモントーヤ同様にドライタイヤを選択、1分36秒663でトップタイムを1秒近く更新した。ジャガーのクリスチャン・クリエンもドライタイヤで1分38秒258。ルノー2戦目となるジャック・ヴィルヌーヴはシケインと最終コーナーで姿勢を乱しながらも、1分36秒274でアロンソのタイムを上まわる。


 ザウバーのフェリペ・マッサはスプーンカーブでコースアウト!アタックをやめてピットへ戻る。マクラーレンのキミ・ライコネンは1分36秒820でルノーの2台に届かない。ジェンソン・バトンがアタックへ差し掛かる頃、鈴鹿サーキットには太陽の光が射し始め、コースはドライになる方向へ。そのバトンは1分35秒157でヴィルヌーヴのタイムを更新してここまでのトップへ!デビッド・クルサードは1分36秒156でバトンのタイムから1秒近く遅れる。


 フェラーリのルーベンス・バリチェロはセカンドセクターまででバトンから大きく遅れ、シケインでもオーバーラン!現時点での8番手タイムに沈んでいる。続くジャンカルロ・フィジケラもシケインでミスをするが、バリチェロほどのロスタイムにはならない。


 鈴鹿サーキット中の声援を受けて佐藤琢磨が最終予選のアタックへ。シケインでわずかにミスをするものの、チームメイトのタイムを上まわる1分34秒897でトップタイムを記録!F1最後の予選となるトヨタのオリビエ・パニスは1分36秒420となっている。ジャガーのマーク・ウェーバーが最終セクターで佐藤を逆転し、1分34秒571でトップタイムを記録する!


 しかし、BMW・ウィリアムズのラルフ・シューマッハが1分34秒032でウェーバーのタイムを塗り替える!そして、兄のミハエル・シューマッハは1分33秒542で再びトップタイムを更新する!最終走者となったトヨタのヤルノ・トゥルーリは1分35秒213となっている。


  日本GP最終予選はミハエル・シューマッハがポールポジションを獲得、ラルフ・シューマッハも2番手に続き、久しぶりの兄弟フロントローとなった。以下は3位マーク・ウェーバー、4位佐藤琢磨、5位ジェンソン・バトン、6位ヤルノ・トゥルーリ、7位ジャンカルロ・フィジケラ、8位デビッド・クルサード、9位ジャック・ヴィルヌーヴ、10位フェルナンド・アロンソとなっている。

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1 M・シューマッハ フェラーリ 1:33.542
2 R・シューマッハ ウィリアムズ 1:34.032
3 M・ウェーバー ジャガー 1:34.571
4 佐藤 琢磨 BAR 1:34.891
5 J・バトン BAR 1:35.157
6 J・トゥルーリ トヨタ 1:35.213
7 G・フィジケラ ザウバー 1:36.136
8 D・クルサード マクラーレン 1:36.156
9 J・ヴィルヌーヴ ルノー 1:36.274
10 O・パニス トヨタ 1:36.420
11 F・アロンソ ルノー 1:36.663
12 K・ライコネン マクラーレン 1:36.820
13 J・P・モントーヤ ウィリアムズ 1:37.653
14 C・クリエン ジャガー 1:38.258
15 R・バリチェロ フェラーリ 1:38.637
16 N・ハイドフェルド ジョーダン 1:41.953
17 T・グロック ジョーダン 1:43.533
18 G・ブルーニ ミナルディ 1:48.069
19 Z・バウムガートナー ミナルディ no time
20 F・マッサ ザウバー no time

 日本GP決勝レースは、このあとすぐ午後2時30分からフォーメーションラップスタートとなる。

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