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June 28, 2006 space
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「黒い太陽」新宿ドリーム テレ朝ドラマ 永井大主演 7月28日スタート

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「黒い太陽」永井大がテレビ朝日系連続ドラマ(7月28日スタート、金曜・後11時15分)に主演する。「ああ探偵事務所」以来2年ぶりの連ドラ主演。キャバクラを舞台に、夜の世界の頂点を目指す男を演じる。
 

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http://www.tv-asahi.co.jp/kuro-tai/

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 社長の藤堂猛(伊原剛志)に才能を見込まれた立花は、最年少でホール長に抜てきされ、次第にこの世界の魅力に取りつかれていく。業界で“キャスト”と呼ばれるキャバクラ嬢たち。立花はひそかに思いを寄せていたナンバーワンキャストの千鶴(井上和香)を水商売から解放するため、藤堂を超える成功者になることを決意する。裏世界の住人となった立花はその頂点を目指し−。
 

黒い太陽 池袋のキャバクラ「ミントキャンディ」に勤める新人黒服の立花篤(たちばなあつし)。彼は父の入院費用を稼(かせ)ぐため、嫌悪(けんお)する水商売に身を投じていた。店での救いはナンバー1キャスト千鶴(ちづる)の存在。立花が密(ひそ)かに想いを寄せる千鶴もまた、家庭の事情で夜の住人となっていた。
 
 勝ち気な立花は、「風俗王」の異名をとる藤堂(とうどう)観光社長・藤堂猛(たけし)からその才を見込まれ、幹部研修の系列店で辣腕(らつわん)ホール長の長瀬と出会う。若きカリスマ・ホール長の天才的な手腕に刺激を受けた立花は、その世界の魅力に取り憑(つ)かれていく。
 
 やがて、最年少ホール長に抜擢(ばってき)、自ら店を仕切り始めるが、同僚からの執拗(しつよう)な嫌がらせに遭う。夜の世界に染まっていく立花から千鶴までもが離れ、失意のうちに退店。
 
 頂点を目指し、風俗王の椅子(いす)を藤堂から奪うべく渋谷(しぶや)にキャバクラを立ち上げるが……。ヤミ金融、新興宗教、復讐代行屋??裏社会の実態をあますところなく描破してきたエンタメ界の鬼才・新堂冬樹が風俗産業の闇に挑んだ傑作サスペンス!

 
 原作と漫画を読んだ永井は「絶対面白いドラマになる」ときっぱり。共演する女優・井上和香(26)、俳優・伊原剛志(42)との息もぴったりで「今まで生きてきて経験したことを生かしつつ、僕なりの表現で立花という“上り詰める男”を演じたい」。これまで探偵や広告代理店マンなどさまざまな役を演じてきたが「1ステップ、2ステップと進み、自分の代表作にしたい」とやる気満々だ。
 

「黒い太陽」 http://www.tv-asahi.co.jp/kuro-tai/

原作は新堂冬樹氏の同名サスペンス小説。現在6万部を突破し、コミック化もされている人気作だ。舞台は東京・新宿のキャバクラ店「ミントキャンディー」。新人ボーイの立花篤(永井)は、父の入院費用を稼ぐため嫌悪の対象でしかなかった“夜の世界”に入った。


 
「 キャバクラ嬢 VS 黒服 」 7月28日
 
 設計士を目指していた立花(永井大)は、新宿・歌舞伎町のキャバクラ「ミントキャンディ」のホール係=黒服として働くことになった。建築会社を経営していた父・真一(井上康)が借金を抱えたまま、病に倒れ入院。設計士になる夢をあきらめたわけではないが、今の立花はどんなことをしても金が欲しかった。
 
 キャストと呼ばれるキャバクラ嬢は主役、黒服はその奴隷という店の世界を目の当たりにし、立花は戸惑うばかりだった。金のため自分の性格を殺し、手練手管で男性客に取り入るキャストたち。その中で愛想笑いの一つもできないキャスト・千鶴(井上和香)に立花の目はひきつけられる。とはいえ、奴隷の黒服がキャストに声をかけただけでも1万円の罰金を支払うのだが…。
 
 キャストに責められる黒服仲間を庇い、思わず声を荒げてしまった立花は一気にキャストからにらまれる存在になってしまう。幼馴染で父が入院する病院の看護士をしている久美子(杏さゆり)から、夜の世界に染まらないで、と心配されるが、今はキャストたちからの執拗ないびりにも耐えなければならない。
 
 そんな折り、「ミントキャンディ」に絶大な力を誇る社長の藤堂(伊原剛志)が現れた。
  
 「お前は上に行きたいか?」。
 
 店長の大滝(吹越満)をたった一つのミスでホール係に降格させた藤堂は、立花に思わせぶりな言葉をかける。
 
 立花の運命が思わぬ方向へと大きく動き始めた……。

 
「女子更衣室で裸土下座」 8月4日
 
 「謹慎があけたらお前はホール長だ」。
 
 藤堂社長(伊原剛志)の言葉に戸惑いを隠せない立花(永井大)。そんな立花に藤堂は一週間後、自らがテストをし、立花がホール長として通用するか判断するという。
 
 藤堂に長瀬(菅原卓磨)がホール長をしている優良店「ピンクソーダー」へと連れてこられた立花は、長瀬らのみごとな客の対応を目の当たりにする。
 
 「こいつだけには負けたくない…」。
 
 夜の世界に嫌悪感を抱く立花だが、なぜか長瀬には猛烈なライバル心を抱く。
 
 「ミントキャンディ」ではナンバー1のキャスト・奈緒(滝沢沙織)らが、謹慎中の立花が「店に戻ってくるか、こないか」で賭けを。千鶴(井上和香)も声をかけられるが、遠慮がちに断ったことで奈緒らキャストから疎ましがられる。
 
 閉店後、アフターを断ったため店長の神崎(渡邉邦門)に叱られる千鶴を偶然見かけた立花は、「千鶴さんは昼間の顔が似合う」とそれとなく退職を促す。しかし、千鶴は拒否。お金のために「辞めない」と強い調子で言い切る。
 
 どいつもこいつも金、金、金…。荒れる立花に設計事務所から採用の知らせが舞い込む。地獄から天国へ。一気に喜びを爆発させる立花だが、目の前には父親の入院費など大金が必要なことばかり…。
 
 高給取りの長瀬へのライバル心も消すことができない立花は、設計事務所のパンフレットを破り捨てると、ホール長として「ミントキャンディ」とへ戻っていく…。
 
 立花の本当の戦いがいよいよ始まろうとしていた。

 
「No.1キャバ嬢誕生!!」 8月11日
 
 月末恒例の売り上げトップスリーを発表する「ミントキャンディ」。
 
 3位はひなの(大友みなみ)、2位は笑子(酒井若菜)、そして1位はいつものように奈緒(滝沢沙織)。それを見ていた社長の藤堂(伊原剛志)は、売り上げの上がらないキャスト2名にその場でクビを通告。さらに千鶴(井上和香)に向かって、このままでは1カ月後にはクビになると告げる。
 
 そんな千鶴の担当にあえて手を上げる立花(永井大)。千鶴を“貧乏くじ”と言い切る藤堂に、何十億円の原石と言葉を返すが、根拠があるわけがない。
 
 どうすれば千鶴の売り上げを上げることができるのか?
 
 立花がキャストを観察しながら策を練っていると、お気に入りのキャストに月200万は落とすという大口の客がやってきた。立花は半ば強引に千鶴をつけるが、千鶴はアフターの誘いを拒否。あっさりチェンジとなってしまう。そんな姿に苛立ちを露にした立花は、OLを辞めてキャスト一本に賭けろ、と千鶴に迫る。
 
 そこまで自分を落としたくない!
 
 涙を流す千鶴は立花にも失望。翌日から店に来なくなってしまう…。

 

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