ネットで「ドラッグストア」アマゾンが１１番目のストアを開設

　
　「サプリ・食品」「ヘルスケア」など１２のカテゴリーで、国内外の約１３００ブランド、３万点以上をそろえた。都内で開いた記者会見でジャスパー・チャン社長は「ドラッグストアで買える身近な商品をネットで提供する」と挨拶。記者席に１人ずつ違うブランドのミネラルウォーターを配り「これらすべてがアマゾンで買える」と、リアルな店舗と比較したバラエティーの豊富さを強調した。
　

　
　分野、メーカー、価格帯別に商品検索できる機能や、商品を使ったことのある人の評価を参照できる機能などを盛り込んだ。書籍などと同様、１５００円以上の買い物で配送を無料にする。ドラッグストアなどを意識した価格設定や、ケース単位などのまとめ買いに対する割引き価格の適用など、価格面でも特徴を出す。メーカーと協力してネットで先行販売したり、アマゾンのオリジナル商品を開発したりする。
　
　
　「ヘルス＆ビューティー」は、昨年１１月に始めたスポーツ用品に次ぐ１１番目のストアとなる。米国では２００３年末に開設し、年間売上高は毎年倍以上の伸びを示しているという。