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January 7, 2007 space
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MOON LIGHT MILE は現代の経済宇宙戦争を描き出すコミック

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「MOONLIGHT MILE(ムーンライトマイル)」が、ハイビジョン・5.1chサラウンドのハイクオリティアニメとなって登場!原作の骨太な部分をそのままに、広大な宇宙を舞台に繰り広げられる男達のロマンを描きます。太田垣康男氏による原作は、近未来のリアルな宇宙を舞台にした社会派SFヒューマンドラマ。コミックスは現在13巻まで発売され、セールスは140万部を超えています。
 

MOON LIGHT MILE

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 MOON LIGHT MILE ムーンライトマイルは人類に残された最後のフロンティア・宇宙。 全てを呑みこむ暗黒の空間に、冒険野郎・吾郎が挑む!! 遂に日本初のロケットによる日本人打ち上げに成功するのか!全世界が注目する打ち上げを阻もうと画策するテロリストと自衛隊の息詰まる闘いの最中、ロケット技術者の熱意が世界を揺るがす!
 

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 2005年1月、人類は月に対し、新たな価値を見出した。化石燃料に替わる天然資源、ヘリウム3がそれである。その豊富な埋蔵量は、人類全体の1000年分の電力の原料に匹敵した。NASAは次世代エネルギー開発計画「ネクサス」を発表。それに伴い、世界中の大手ゼネコンに宇宙空間での建設作業員を募集する。NASAが提示した条件を全て満たす吾郎は、宇宙飛行士候補としてNASDAへと出向する。一方、米海軍のエースとなったロストマンは、シャトルのパイロットとしてNASAに招かれるが……!?
 
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“宇宙に憧れを抱き続ける人類。人はなぜ、未開の地に惹かれるのだろうか? 未来のためなのか? それとも欲望のためなのか…”。原作の魅力は、そういった宇宙に対する人類の想いを精巧に具現化している点にあります。近い将来に人類が直面するものとして、膨大な知識による正確な描写で描かれる圧倒的にリアルな宇宙。宇宙をこれほどリアルに、かつエンターテインメント性をもって描いた作品は、映画・小説などでも他に類を見ないものと言えるでしょう。
 
 MOON LIGHT MILE 1 (1) (コミック)
 
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 ▼第1話/地の終わり
 ▼第2話/魔笛
 ▼第3話/ロストマン・ロスト
 ▼第4話/WE LOVE BASEBALL
 ▼第5話/半月刀
 ▼第6話/ジゼルとアルブレヒト
 ▼第7話/月夜の博徒
 ▼第8話/マイジェネレーション
 
 主な登場人物/猿渡吾郎(大手ゼネコン・竹永建設の現場作業員。地球での冒険をやり尽くし、宇宙を目指す)、ロストマン(登山家時代の吾郎の相棒。米海軍に所属していたが…?)
 
 あらすじ /冬期エベレストに、たったふたりで挑む男たちがいた。ひとりは日本の会社員、吾郎。もうひとりはロストマンと呼ばれるアメリカ人。世界の最高峰を次々と制してきたふたりは、エベレストの頂上で虚空に浮かぶ人工衛星を見る。人類最後の未踏峰・宇宙が、彼らの次なる目標となったのだ……!!(第1話)
 
 MOON LIGHT MILE 2 (2) (コミック)
 
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 ▼第9話/DRIFTING 漂流・前編
 ▼第10話/DRIFTING 漂流・中編
 ▼第11話/DRIFTING 漂流・後編
 ▼第12話/ROBOT DAYS ロボットの時代1
 ▼第13話/ROBOT DAYS ロボットの時代2
 ▼第14話/ROBOT DAYS ロボットの時代3
 ▼第15話/ROBOT DAYS ロボットの時代4
 ▼第16話/ROBOT DAYS ロボットの時代5
 ▼第17話/ROBOT DAYS ロボットの時代6 エピローグ
 
 主な登場人物/猿渡吾郎(大手ゼネコン・竹永建設の現場作業員。地球での冒険をやり尽くし、宇宙を目指す)、ロストマン(登山家時代の吾郎の相棒。米海軍に所属していたが…?)
 
 あらすじ/国際宇宙ステーション(ISS)のクルーとして再会した吾郎とロストマン。各国の代表とともにネクサス計画のための実験を続けるが、ある日、ヒューストンから緊急連絡が入る。ISSに資材を運ぶ有人カプセルロケットが、大気圏外でコントロールを失ったのだ。ロケットが大気圏に再突入し、シドニーへと墜落するまで残り32時間。ISSのクルーたちは、救助活動のための準備を急ピッチで開始するが…?
 
 この巻の特長/ISSでの任務を終え、地上に戻った吾郎はNASDAに合流する。彼の担当は、月面用二足歩行式ロボット「ムーンウォーク」のテストパイロット。ところが、その開発には様々な思惑が絡み合っていて…!?
 
 その他の登場人物/池内理代子(元、吾郎と同じ建設会社の会社員。現在はNASDA外渉係)、澤村耕介(ムーンウォーカー実験班の責任者。吾郎とは正反対なタイプ)、野口室長(ムーンウォーカー開発チームの最高責任者。ムーンウォーカーを設計した)
 
 MOON LIGHT MILE 3 (3) (コミック)
 
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 ▼第18話/パパラッチ・スピリッツ(前編)
 ▼第19話/パパラッチ・スピリッツ(中編)
 ▼第20話/パパラッチ・スピリッツ(後編)
 ▼第21話/黄金のロシアの秋(前編)
 ▼第22話/黄金のロシアの秋(中編)
 ▼第23話/黄金のロシアの秋(後編)
 ▼第24話/夢の代償(前編)
 ▼第25話/夢の代償(中編)
 ▼第26話/夢の代償(後編)
 
 登場人物/猿渡吾郎(元学生登山家。NASA公募に応募して合格した国際宇宙ステーションのクルー)、ロストマン(吾郎の登山家時代の相棒。アメリカ人。現在NASAのシャトルパイロット)
 
 吾郎の登山家時代の相棒、ロストマンは、現在NASAのシャトルパイロットとして、軍の機密を知る立場にいた。そんな彼を、パパラッチたちは執拗に追いかけまわす。ある日、物々しい警護で出かけて行くロストマンの姿にスクープの予感を抱いたパパラッチたちは、その後をつける…(第18話)。
 
 本巻の特徴/NASAの大プロジェクトである、月での「次世代エネルギー開発計画」の準備は着々と進められていた。吾郎は「ビルディング・スペシャリスト」として月での建設作業に従事する。その一方で、ロストマンも軍の最高機密を知るNASAのシャトルパイロットとして宇宙に飛び出す!! だが…。
 
 その他の登場人物/澤村耕介(NASDAの技術者の熱血漢。現在、月へ向けて特訓中)、池田理代子(NASDAの外渉部課長。かつて吾郎を失脚させようとした時もあったが、現在は吾郎の恋人)、エリザベータ(ロシア宇宙局長。亡き父の意志を継ぐよう努めている)
 
 
 MOON LIGHT MILE 4 (4) (コミック)
 
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 宇宙開発は、経済的・軍事的にな世界における唯一のフロンティアであり、ここでの静かな戦争が既にはじまっていることを、ロストマンが宇宙戦闘機を駆るシーンで、実感した。どこかの本で、アメリカに対抗できる唯一の軍事大国(それを支える経済力も持つ)として、侵略・威圧あらゆる政治的手段を使用できる国家は、中華人民共和国と人民解放軍しかありえない、というのを見たことがある。
 
 
 
 
 
 
 MOON LIGHT MILE 5 (5) (コミック)
 
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 当作品の影を象徴するロストマン登場。
1巻まるまる米中宇宙戦争です。中国側の技術水準を見くびり、宇宙戦闘において遅れをとる米国宇宙軍。天龍を駆る愛国的熱血漢中国人宇宙飛行士-鄭力
 
 
 
 
 
 
 
 MOON LIGHT MILE 6 (6) (コミック)
 
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 この巻でいえる事はそれのみ。ストーリーばらすのもなんなんで、隊長のクリスの言葉をお借りします。
「我々はあらゆる事態を覚悟し、犠牲を承知の上でこの地に立っている。家族の不幸に駆けつける事の出来ない悲しみもそのひとつであろう。」
 
 巻の後半は章が変わり、元エリートロボット技術者の耕介くん登場の巻です。宇宙で元気に建築作業に励みますが、青さがぬけきっていない行動や言動を披露し、ひやひやさせてくれます。このへんはやっぱりロストマンや吾郎との対比と言うことで描かれてるんでしょう。個人的にはダークサイドにますます引き込まれていくロストマンの将来が気にかかります。
 
 
 
 MOON LIGHT MILE 7 (7) (コミック)
 
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 猿渡吾郎、ロストマンに続く第3の主人公?、耕介くんと米国軍事ロボット、ガーディアン活躍の章です。
記者会見でアンニョンハセヨと対応してしまった非国民の猿渡吾郎に替わり、熱血愛国者(公務員だからな)である耕介くんが鼻血をたらしながら、がんばります。吾郎やロストマンとは違い、親密な女性は見当たらなかった耕介ですが、とりあえず同期のカレンはこの巻でゲットした模様です。
 
 ガーディアンについての設定については、その実現性はさておき、いい意味で裏切られました。その一方でダークサイドにはまりまくったロストマンの話があるのですが、その米軍-秘密軍事兵器の設定はちょっとやりすぎなのではないかと感じました。いずれにせよ、月面基地の建設は順調のようです。
 
 
 MOON LIGHT MILE 8 (8) (コミック)
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 MOON LIGHT MILE 9 (9) (コミック) 
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 MOON LIGHT MILE 10 (10) (コミック)
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 本作では、ISAという架空の組織が登場します。International Space Association、国際宇宙機構だそうです。世界中から16ヶ国が参加、宇宙開発関連のリソースをすべて一元的に管理。組織的にはNATOに似た形態、そして資金力では国連を圧倒的に凌ぐ、との設定。
 
 このような巨大組織が果たして実際に構築されうるかといえば相当に怪しいけれど、しかし可能性が0とは言えないように感じられ、なかなか面白い設定だなと思いました。国際宇宙ステーションに参加せず、独自路線を黙々と突き進む中国と、アメリカを大黒柱にすえて有人宇宙活動を続ける国々の双方が、現時点で(少なくとも表面的には)国際協調を謳おうとも、将来的にこの漫画で描かれている対立関係となり得るような気がしなくもないわけです。
 
 既に部分的にはそうなっているかもしれないし。ただ、今のところはヨーロッパ各国にしろロシアにしろ(そして日本にしろ?)、自国のアイデンティティというかイデオロギーを宇宙開発分野に投影することに一定の価値を見出しているように思えるので、短期的にはISAなんて出来っこないとは思いますけどね。

 
 MOON LIGHT MILE 11 (11) (コミック)
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 MOON LIGHT MILE 12 (12) (コミック)
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 MOON LIGHT MILE 13 (13) (コミック)
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 遂に日本初のロケットによる日本人打ち上げに成功するのか!全世界が注目する打ち上げを阻もうと画策するテロリストと自衛隊の息詰まる闘いの最中、ロケット技術者の熱意が世界を揺るがす!
 
 
 
 
 
 
MOON LIGHT MILE 14 (25) (コミック)
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MOON LIGHT MILE 14 (14)
  
MOON LIGHT MILE 15 (15) (コミック)
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MOON LIGHT MILE 15 (15) (ビッグコミックス) 
 
MOON LIGHT MILE
 
宇宙非武装は、マンガ Moon Light Mile が現実化!中国と米国の覇権争い激化!
MOON LIGHT MILE ムーンライトマイルは男の夢 太田垣 康男が描く経済宇宙戦争
 

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