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July 21, 2007 space
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F1 第10戦 ヨーロッパGP 予選!ライコネンがポール、ハミルトンがクラッシュ

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F1 第10戦 ヨーロッパGP 予選!ルイス・ハミルトンは予選Q3で大クラッシュを喫したが、チーム代表のロン・デニスは彼に深刻な怪我がないことを明らかにした。
 

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 公式予選Q1:アロンソがトップ、マッサが2番手
 
 2007年F1世界選手権はいよいよシーズンを折り返し、第10戦ヨーロッパGPの公式予選のときを迎えた。セッション開始直前のコンディションは、気温21℃、路面温度36℃、湿度45%、快晴となっている。
 

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 フリー走行でスローダウンしたコヴァライネンが心配されたが、ドライバーが誤ってニュートラルスイッチを押したことが原因だったとのことで、クルマの技術的なトラブルではなかった。

ピットレーンのシグナルがグリーンに変わり、まず真っ先に飛び出したのはスパイカーF1のスーティル。続いて、今回アルバースの後を継いで出場しているウィンケルホック、ブルツが続いている。

開始6分、現在のトップはブルツで1分33秒049。2番手がロズベルグで1分33秒213となっている。

開始6分50秒、ラルフが1分32秒779でトップタイム。今回のラルフは調子がいい。

開始7分15秒、トゥルーリが1分32秒727でチームメイトを上回ってトップへ。デビッドソンが1分32秒928で3番手に飛び込む。

開始7分50秒、佐藤が1分32秒678でトップタイム!

開始8分15秒、ハミルトンが1分31秒587でトップ。2番手の佐藤琢磨に1秒以上の差をつけている。

開始8分45秒、バリチェロが2番手に飛び込む。続いてトゥルーリが3番手に浮上。これで佐藤は4番手。

開始9分20秒、ハイドフェルドが1分32秒056で2番手。すぐ後にクビサが1分31秒061でそれを上回り、2番手に入る。

開始9分50秒、アロンソが1分31秒074でトップタイム! 続いてライコネンが約0.5秒遅れの2番手に飛び込む。現在3番手以下はハミルトン、クビサ、ハイドフェルド、ブルツという順。

開始11分40秒、フェリペ・マッサが2番手。1分31秒447。

残り2分15秒、ルノーのジャンカルロ・フィジケラが15番手で当落線上。Q1からソフトタイヤを投入して再びコースへ出て行く。

残り1分50秒、8番手のウェーバー以下全員がコース上。現在、ロズベルグが17位、バトン18位、クルサード19位といったメンバーが下位に沈んでいる。

ここでチェッカーフラッグ。

ロズベルグが7位に浮上。バトンは17位、コヴァライネンが10位、クルサードはアタックに失敗してそのままピットへ戻っている。

ここでQ1終了。

1位はアロンソ、2位マッサ、3位ライコネン、4位ハミルトン、5位ハイドフェルド、6位クビサ、7位ロズベルグ、8位ブルツ、9位フィジケラ、10位トゥルーリ、11位シューマッハ、12位コヴァライネン、13位ウェーバー、14位バリチェロ、15位佐藤、16位デビッドソン。

Q1脱落となったのは、ウィンケルホック、スーティル、クルサード、リウッツィ、スピード、バトンとなっている。

公式予選Q2は間もなく開始される。
 
 
 公式予選Q2:再びマッサとアロンソの対決
 
 2007年F1世界選手権第10戦ヨーロッパGPは、公式予選Q2のときをむかえた。セッション開始直前のコンディションは、気温22℃、路面温度38℃、湿度43%、快晴となっている。
 

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ピットレーンのシグナルがグリーンに変わったが、すぐに出て行くクルマはない。

開始3分、まだ誰も走らない。

開始4分、トヨタ勢から動き始める。まずはトゥルーリ、そしてシューマッハがコースへ。続いてコヴァライネン、フィジケラ、ウェーバーもコースへ向かう。

開始7分、ラルフが1分32秒446でトップタイム。続いてコヴァライネンが1分32秒594でそれを上回ってトップに立つ。

開始8分、フィジケラが1分32秒378でトップ。

開始8分50秒、マッサが1分30秒912で大幅にタイムを塗り替えてトップに躍り出る。

開始9分30秒、ハミルトンが2番手タイム。ライコネンが現在3番手。アロンソはまだタイムを出していない。

残り5分、アロンソが1分30秒093で2番手タイム。ハミルトンを上回っている。

残り2分20秒、5番手のハイドフェルド以下のクルマがすべてコースへ出て、最後のアタックを行う。

ここでチェッカーフラッグ。ハイドフェルドはチェッカーまでにアタックラップに入ることができず、最後のアタックができない。

トゥルーリがシケインでスピンしスローダウン。

ここでQ2終了。

予選Q2の結果は、1位マッサ、2位アロンソ、3位ハミルトン、4位ライコネン、5位クビサ、6位ハイドフェルド、7位ウェーバー、8位コヴァライネン、9位シューマッハ、10位トゥルーリとなった。

Q2で脱落したのは、佐藤、デビッドソン、バリチェロ、フィジケラ、ブルツ、ロズベルグの6台。

公式予選Q3は、間もなく開始される。
 
 ハミルトンが予選Q3で大クラッシュ、セッションは赤旗中断
  
ピットレーン出口にクルマが並んでいる。マッサを先頭に、ハミルトン、ライコネン、ウェーバー、シューマッハ、トゥルーリという順。
 

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シグナルが青に変わり、クルマが隊列を組んでコースへと出て行く。

開始1分、アロンソがようやくピットアウト。タイヤ交換のタイミングをずらすための作戦か。

開始4分20秒、アロンソが1分33秒054でトップタイム。速いペースだが、まだバーンアウトラップ中のタイムである。

開始6分30秒、ハミルトンがピットイン。ライコネン、マッサ、トゥルーリもピットへ。各車、柔らかいほうのタイヤを装着している。

マッサ、ハミルトンの順でコースへ出たが、前にいる方が有利なため、ハミルトンが前をうかがうも、マッサに抑えられてしまう。

開始8分30秒、マッサがアタックラップ開始。ハミルトンは前に出るのをあきらめて、マッサとの距離を空けている。

開始9分40秒、ハミルトンが大クラッシュ! ここで赤旗中断。時計は残り5分13秒。

ハミルトンは、左カーブで右フロントタイヤがバーストし、ほとんど減速せずにタイヤバリアに突っ込んでいる。ハミルトン自身は大きなケガはないようで、なんとか自力でクルマから脱出しているが、かなり大きな衝撃を受けた模様。

スロー映像を見ると、右フロントタイヤの回転が突然止まり、バーストしているので、サスペンションかタイヤのハブ部分が壊れた可能性もある。

ハミルトンは現場で医師に見てもらっており、救急車も到着している。

ハミルトンはヘリコプターで病院へ運ばれる模様。このままハミルトンがヨーロッパGP、ハンガリーGPに出場できないことになれば、チャンピオンシップの行方に大きな影響を与えるのは必至である。

マクラーレンのチームスタッフが、アロンソ車の右フロントタイヤ内側をのぞき込み、同じトラブルが出る可能性がないかを確認している様子が映し出される。

ハミルトンが首を固定し、ストレッチャーに乗せられて救急車に運び込まれる映像が飛び込んできた。ファンに向け、「大丈夫だよ」というように大きく手を振り、サムアップをしている。意識ははっきりしているようであり、一安心だが、明日のレース、そして次戦ハンガリーGPへの出場が可能かどうかは、続報を待ちたい。

この後、クラッシュしたマシンを撤去し、タイヤバリアの修復が追われたセッション再開となるが、15分以上かかるという表示が画面に出ている。現在、セッションが始まってからすでに28分が経過している。また、空には雲が出ていて、このまま長引くと天気が変わる可能性もある。

ライブタイミングのコメンタリーによると、ハミルトンのピット作業のときに、右フロントホイールガンに問題があり、もしかしたらこのせいでタイヤがしっかり固定されなかったのが事故の原因となった可能性があるとのこと。また、ロン・デニスがメディカルセンターに入ったとの情報もある。

現在、セッション開始から36分30秒が経過。まもなくセッションが再開されるとの情報が入ってきた。

現地時間で15時27分にセッション再開との情報。時計は残り5分13秒から。

ピットレーン出口にクルマが並ぶ。

ここでセッション再開。先頭はハイドフェルド。アロンソはやはり今回も少し待ってからのスタート。

残り3分30秒、各車1周のインスタレーションラップを終えてピットに戻り、タイヤを交換して1回のみのアタックラップを行うためにコースへと出て行く。

残り1分55秒、マッサがハイドフェルドを抜いて前へ出る。

残り1分30秒、先頭のマッサがアタックラップを開始。

ここでチェッカーフラッグ。

マッサが1分31秒778でトップ。続いてアロンソが1分31秒741でこれを塗り替える。さらにライコネンが1分31秒450でこれを上回りトップタイム!
 

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これで公式予選が終了。
 
波乱のヨーロッパGP公式予選の結果は、ライコネンがポールポジションを獲得。2位アロンソ、3位マッサ、4位ハイドフェルド、5位クビサ、6位ウェーバー、7位コヴァライネン、8位トゥルーリ、9位シューマッハ、10位ハミルトンとなった。
 
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 K・ライコネン フェラーリ 1:31.450
2 F・アロンソ マクラーレン 1:31.741
3 F・マッサ フェラーリ 1:31.778
4 N・ハイドフェルド BMW 1:31.840
5 R・クビサ BMW 1:32.123
6 M・ウェーバー レッドブル 1:32.476
7 H・コヴァライネン ルノー 1:32.478
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:32.501
9 R・シューマッハ トヨタ 1:32.570
10 L・ハミルトン マクラーレン 1:33.833
11 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:31.978
12 A・ブルツ ウィリアムズ 1:31.996
13 G・フィジケラ ルノー 1:32.010
14 R・バリチェロ ホンダ 1:32.221
15 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:32.451
16 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:32.838
17 J・バトン ホンダ 1:32.983
18 S・スピード トロロッソ 1:33.038
19 V・リウッツィ トロロッソ 1:33.148
20 D・クルサード レッドブル 1:33.151
21 A・スーティル スパイカー 1:34.500
22 M・ヴィンケルホック スパイカー 1:36.940

 
なお、ハミルトンは無事であるとの速報が入っている。

明日のヨーロッパGP決勝レースは、日本時間午後9時にフォーメーションラップ開始となる。
 

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 ヨーロッパGP予選Q3でマクラーレンのルイス・ハミルトンが大クラッシュを喫し、赤旗中断となった。ハミルトンのクルマは右フロントタイヤが突然バーストし、タイヤバリアに真正面から突っ込んでいった。ハミルトンはクルマから自力で降りたものの、念のために救急車でメディカルセンターに運ばれていった。彼は運ばれる直前に親指を立てて「大丈夫」とアピールした。
 
 
ハミルトンは、セッション残り6分のところで大クラッシュを喫した。彼はシューマッハSコーナーへ全速力でアプローチしていた最中に右フロントタイヤが突然バーストし、タイヤバリアへ突っ込んでしまった。

セッションは約30分間中断し、ハミルトンはストレッチャーに乗せられてメディカルセンターに運ばれていった。意識ははっきりしているものの、事故の衝撃により激しく揺さぶられたように見えた。

デニスは次のようにコメントしている。「ルイスは元気だよ。怪我も骨折もないが、念のため数時間は見守る必要があるだろう。私たちはホイールガンのトラブルを抱えていたんだ。右のホイールが締められていなかったんだよ。しかし、幸いにもクルマのトラブルではなく、ホイールガンの問題だった」

「彼が明日のレースに出場できるかどうか明言するのは早すぎるよ。彼が意識を失わなかったことは幸いだったね。数時間経った後で、彼がレースに出場できるかどうか決定するつもりだよ」

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HOMENews BlogsF1/2007race | July 21, 2007 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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