アップル「iMac」はアルミとガラスの魅力的な薄型モデル

　
　ｉＭａｃの新モデル発表は２００６年９月以来。新しいiMacは、なめらかでツヤのあるアルミニウムの素材と、すっきりとしたデザインが印象的な一体型PC。20型および24型のワイドディスプレイを一体化している。キーボードは、先端部の厚みがわずか8.4mmの超薄型アルミニウム製。CPUには、最新のCore 2 Duoを搭載している。
　

　
　新しくなったiMacシリーズは、最新のIntel Core 2 Duoプロセッサと、新しい超薄型のアルミニウム製Apple Keyboard、ビデオチャットに便利な内蔵iSight®ビデオカメラ、そして「iLife ’08（アイライフオーエイト）」を搭載し、一般のユーザにとってもプロフェッショナルにとっても究極のデジタルライフスタイルデスクトップコンピュータとなっている。
　

　
　最近のアップルは実はマックの販売も好調で、「アップルは過去数四半期にわたり、市場の２─３倍のペースで伸びてきている」。今回の新型iMacの発売で、9月からの新学期や休暇シーズンを前にしてアップルの販売面で優位に立つとされています。。。確かに売れそうな予感がします。
　
　
　アップルは先ごろ、マッキントッシュ・コンピューターおよび「ｉＰｏｄ」に続く第３の主力製品確立に向け、携帯端末「ｉＰｈｏｎｅ」を発売したが、売り上げの大部分を占めるのは依然デスクトップとノートパソコンで、０７年度第３・四半期（４─６月）の売上高のうちデスクトップは約１８％を占めた。
　
　
　そのiMacをさらに良くするためにどうするか? ジョブズCEOは「プロフェッショナル向けの製品で使われる2つの素材に注目した」。その2つとは、アルミニウムとガラス。前者はプロフェッショナル的なイメージがあり、軽量で丈夫。後者はエレガントなイメージと擦り傷に強いという特性がある。さらに、ともに「リサイクルが容易」であることを強調した。ちなみにアルミニウムはMac ProやMacBook Proでお馴染み。先日発売されたiPhoneは、アルミニウムとガラスの両方を採用している。
　

　
　仕様によって１１９９─１７９９ドルという価格になっている。２４インチモデルの価格は２００ドル引き下げられ、１７インチモデルはなくなるという。