パナソニック プラズマVIERA YouTube対応1TB HDD内蔵

　
　市場では液晶テレビに押されて大画面テレビのシェアでは苦戦しているPDP（プラズマテレビ）ですが、その基本性能が液晶に劣る訳ではなく、プラズマの良い点も・悪い点もあり、そして液晶にも良い所・悪いところが双方比較するとあるので、これからの技術の進歩により両方式の欠点が改善され、より家電製品として受け入れられる能力が向上することでしょう。その意味で、今回の性能が一気に向上したことで、今後より進化した液晶テレビも登場するでしょう。
　

　
　新しいPZR900シリーズは、1TBのHDDを搭載。
　
　PDPの性能向上も凄いんですが、それ以外の機能もコレでもか！ってくらいに充実してきました。新しいPZR900シリーズの特徴として、HDDを1TB搭載して、BSデジタル放送(約24Mbps)なら86時間、地上デジタル放送(約17Mbps)でも約 121時間も録画できます。さらに、ネットワークテレビ機能のアクトビラビデオ・フルに対応して、さらにGoogleの動画共有サービス「YouTube」にも9月30日より対応するなど、ＩＰネットワーク機能「テレビでネット」を今現在考えられる機能をフルで搭載しています。
　
　
　パイオニアの技術？フルHD1,920×1,080ドットの「新世代PDP」パネル
　
　新しいPDP前面板の誘電体層上に、新開発の「ダイナミックブラックレイヤー」を搭載して、予備放電を抑えて、コントラスト3万:1を実現することで、ダイナミックコントラスト100万:1を達成、「漆黒の黒表現力」とアピールしている辺りは・・・提携したパイオニアのキャッチコピーのようですが、パイオニアの技術陣との提携で実現したのであれば、素晴らしい成果です。また細幅リブ技術による開口率向上なども輝度、コントラスト向上に寄与している。
　
　HDTV規格「ITU-R BT-709」で100%をカバーしながら、色域面積比120%となる広色域プラズマパネルにより、色情報を質感豊かに再現でき、さらにデジタルシネマに迫る広色域化変換を行なう「ハリウッドカラーリマスター」を搭載している。
　
　これはパナソニックハリウッド研究所(PHL)における映画関係者との協業のノウハウを生かし、カラーリスト(色作りの専門家)の感性に基づく色表現技術を独自のデジタルデータのカラープロファイルとして構築されたもので、このノウハウを盛り込んだ3次元カラーマネージメント回路を開発し、LSI化して搭載している。
　
　
　広色域パネルとハリウッドカラーリマスター技術の融合により、Blu-ray Discの再生など「家庭でもデジタルシネマに迫る色表現力を楽しめる」としている。また、ハリウッドカラーリマスターは、DVD/BDビデオソフトだけでなく、テレビ放送でも利用できる。
　
　
　この最新式のＰＤＰパネル前面の処理は拡散効果を低減するとともに、外光映り込みの明るさも低減する「クリアピクチャーパネル」とし、自発光のプラズマならではのクリアで艶っぽい映像を楽しめるという。放送波のMPEGノイズなどを抑制し、ハイビジョンらしい鮮鋭感を実現する「HDオプティマイザー」も搭載。外部入力系でもノイズを低減できる新開発のノイズリダクション回路を搭載している。動画解像度は900本以上。
　
　
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