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June 7, 2010 space
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シャープ3Dテレビ「AQUOS クアトロン3D」に4原色液晶搭載

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シャープは、3Dテレビ「AQUOS クアトロン3D」など発表した。4原色パネル技術「クアトロン」を全面的に採用し、3D映像も“断然、明るい!”とアピール。AQUOSの新製品は、3D対応の「LV3」ライン4機種すべて4原色パネルとLEDバックライトを採用しており、 40V型から60V型まで4サイズを用意している。
 

sharp_AQUOS_Quattron01.jpg

 

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 注目は!「AQUOS クアトロン3D」40V型:28万円前後
 
 3D表示方式は、先行した他社と同じフレームシーケンシャルタイプを採用しているが、4原色パネルとUV2A、スキャニングLED バックライト、新開発の駆動方式「FRED」を組み合わせ、画面が暗くなりがちな3D表示でもクロストーク(2重像)を抑えながら明るい画面を実現している。光の利用効率は、従来のASV液晶に比べて1.8倍に達する
 
 LV3ラインでは、画面の下に3Dメガネを同期させる赤外線トランスミッターを内蔵。3D専用メガネは1つ付属するほか、オプションとして1つ1万円程度で購入できる(オープンプライス)。なお、標準添付の3Dメガネはシルバーのみだが、オプションはほかにレッド、ブルーのカラーバリエーションも用意する。また、2D映像の3D変換機能も搭載しており、リモコンの「3D」ボタンを押すと、テレビが映像信号を分析して、疑似的な3D映像を表示できる。
 

sharp_AQUOS_Quattron02.jpg

 
 4原色パネルR(赤)、G(緑)、B(青)、Y(黄)
 
 4原色表示方式は、画素にR(赤)、G(緑)、B(青)の3色にY(黄)を加えた4色カラーフィルターを採用することで、表現できる色の再現範囲(色域)が広がり、例えば従来の液晶テレビでは表現が困難だった金管楽器の金属的なゴールドなど、自然界の色が忠実に表現できるという。
 
 この4原色化の副産物として、サブピクセル数が約1.3倍に増加したことを利用して、映像を高精細化する処理も加えられた。「フルハイプラス」と名付けられたこの技術は、まず入力信号を輝度とカラーの成分に分け、輝度側にだけスムージングをかける。これを用いてサブピクセル値を最適化することで、より滑らかな斜め線を表現する仕組みだ。
 
「サブピクセル数は、3原色の約622万に対して4原色パネルは892万。これを制御することで、フルハイビジョンの映像をさらに滑らかに表現できるようになった」(同社)。なお、フルハイプラスはLVシリーズおよびLXシリーズに搭載されている。
 
 液晶パネルは「UV2A」技術を導入した倍速パネルで、上位モデルのLE920シリーズには、独自の動画改善技術を採用した「AquoMotion240」を採用した。またLEDエッジライトシステムの搭載により、最薄部で厚さ1.6センチ以下の薄さを実現するとともに消費電力も大幅に削減した。52V型の「52LE920UN」では、動作時消費電力は100ワット以下という。
 
 
AQUOS クアトロン 3D(LVシリーズ)では、Blu-ray 3Dに加え、デジタル放送の3D番組(サイド・バイ・サイド、トップ・アンド・ボトム)をサポート。またステレオ方式の3Dデジタルカメラで撮影した写真をIrSSを使ってテレビにワイヤレス伝送する機能も搭載している。対応するデジタルカメラは、富士写真フイルムの「FinePix REAL 3D W1
 
 
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HOMENews Blogs液晶/プラズマ/SED | June 7, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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