話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index PCPCparts >> space
space space
space
space
space
space
November 29, 2008 space
   space
space

インテル爆速CPU「Core i7」4コアを疑似8コア化するCPU

space

インテルが2008年11月18日に発表した次世代CPU「Core i7」をCPUに採用したパソコンがショップブランドのパソコンを中心に軒並み増えてきている。ゲームパソコンに代表されるハイエンドデスクトップパソコンの世界に大きな変革の波が押し寄せている。今までのCPUよりも優れているのだろうか!?

img55801429.jpgimg55801425.jpg

 

space

 
 インテルは2008年8月19日に米国サンフランシスコにおいて「Intel Developer Forum Fall 2008(IDF2008)」を開催して「Core i7」を発表し、正式発売から1週間しか経っていないが、アキバでは解禁日に深夜発売イベントが開催され、ハイエンドパソコンを好む人が多い自作パソコンユーザーにも注目されているCPU。
 

0735858204736.jpg

 
Core i7」は従来のCPUよりも高いパフォーマンスが得られることから、デスクトップパソコンに限らずノートパソコンの世界でも今後、ハイエンドクラスのパソコンは「Core i7」を搭載してくるだろう。
 
 
■Core i7を支える技術
 
Core i7」とは、インテルの新しいCPUブランドのひとつで、開発コード「Nehalem(ネハーレン)」と呼ばれていた新マイクロアーキテクチャーだ。
 
最大の特徴はCPUコアとそれ以外の部分(アンコア)をモジュール化することにより、利用目的に応じたバリエーションを用意できる点だ。「Core i7」は1つのダイに4つのCPUコアを内蔵しており、デュアルコアのダイを2つ内蔵する通称“なんちゃってクアッドコア”の「Core 2 Quad」などとは基本的に異なるコア構造をしている。
 
従来はチップセットに内蔵されていたメモリーコントローラもCPUのアンコアに内蔵され、DDR3メモリーを3枚使用した「トリプルチャンネル駆動」への対応で、より快適なメモリーアクセスが可能となっている。
 
 
■疑似8コアCPUとして動作 - ハイパースレッディング
 
Core i7」では、Pentium 4に採用されていたハイパースレッディング(HT)に再び対応した点も見逃せない。
 
ハイパースレッディングとは、CPU内のレジスタやパイプラインの空き時間を有効利用することで、1つのCPUを2つのCPUに見せ掛ける技術だ。マルチタスクのCPU版だと思えば、わかりやすいだろう。
 
Core i7」はもともと4コアのCPUだが、ハイパースレッディングによりパソコンのOS上では8コアのCPUとして認識されるので、マルチコア対応のアプリケーションにおいては、同じ動作クロック周波数において従来の4コアCPUに比べ高いパフォーマンスが期待できる。
 
 
■3次キャッシュを内蔵
 
Core i7」の目玉が3次キャッシュだ。「Core i7」はCPUコアごとに32Kバイトの1次キャッシュと256Kバイトの2次キャッシュを内蔵したうえ、アンコアにすべてのCPUコアで共有する8Mバイトの3次キャッシュを内蔵する。
 
大容量の3次キャッシュがCPUコアとメモリーモジュールとの間にあるおかげで、メモリーモジュールへのアクセスが軽減し、そのぶんパフォーマンスが向上する訳だ。
 
 
■オーバークロックを自動化 - ターボブースト
 
Core i7」で面白い機能が「ターボブースト」だ。マルチコア非対応のアプリケーションでは、停止中のCPUコアに使用する電力を稼働中のCPUコアにまわすことで、従来のCPUに比べて安全にオーバークロックすることができる。
 
マルチコアに対応のアプリケーションであっても、各CPUコアに掛かる負荷が低ければ、すべてのCPUコアをオーバークロックの状態にできる。ターボブーストの技術により、既存のアプリケーションやゲームがより高速に動作する可能性がある訳だ。
 
 
■どれぐらいのパフォーマンスが期待できるか
 
Core i7」が高性能であることは理解できたが、デスクトップパソコンが「Core i7」を採用すると、どれぐらいのパフォーマンスが規定できるのだろうか。
 
パフォーマンスはプロセッサのクラスやパソコン環境で違ってくるが、インテルによると、従来の高性能プロセッサー「Core 2 Extreme CX9770」に比べて最大40%以上高速であるという。
 
 
■楽天:Core i7の価格を比較!

 
 
 
■楽天:Rampage Extreme

■Amazon:ASUSTek マザーボード LGA775対応 Rampage Extreme Rampage Extreme
 
インテル爆速CPU「Core i7」4コアを疑似8コア化するCPU
ASUS「X58」Rampage 2 Extreme 超ハイエンドマザー登場
 

space
HOMENews BlogsPC PCparts | November 29, 2008 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第9話『拭えぬ過去』 >> 

サーシェス(声・藤原啓治)の駆るアルケーガンダムと対峙した刹那(声・宮野真守)とティエリア(声・神谷浩史)。ロックオンの仇と怒りを向けるティエリアだが、その攻撃力に圧倒されてし...»この話題を見る…


  Previous << 金融危機!世界の大富豪やCEOの損失総額? << 

昨今の金融危機は世界中の大富豪の資産に巨額の「大打撃」を与えている。「THE BUSINESS SHEET」誌がこのほど、「世界の富豪(The Biggest Losers )... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP